昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

日頃の思いや鬱憤を吐露!無礼千万なコメントは削除。

朝日新聞の値上げ発表

朝日新聞が音を上げたようで、値を上げると発表した。

7月分から朝夕刊セットで毎月4400円になる。

因みに当方の愛読紙産経新聞は、朝刊だけだが3034円。

元々夕刊なんて不要と思っていたし、現に産経の朝刊だけで情報量は充分だ。

そんな観点から見ると、値上げ後の朝日新聞は割高に感じる。

 

この話は早速ネット界隈を騒がせ、二年前の消費税率アップの時の朝日新聞の全面広告がやり玉に挙がった。

新聞は軽減税率が適用され、値上げをする根拠などないにも拘らず「朝日新聞は値上げをしないで頑張ります」と、ドヤ顔を決めた広告だ。

こんな馬鹿げた自慢は、それ自体が嘲笑の対象でしかないが、後々値上げしないとやっていけなくなった時には、今度は揶揄の対象となる。

昔から記事の捏造体質があったことを自己批判した朝日新聞だが、この幼稚な行動は、今に至っても真面な人材がいないことの表れだ。

 

いずれにしても、商品を値上げすることは、企業にとっては乾坤一擲の勝負手だ。

僕は会社員時代、長らく営業の仕事に携わった。

その業務で一番苦労したのが、価格改定作業だった。

値上げも値下げも両方とも大変だが、基本的に顧客にとって値下げはウェルカムだが、値上げはノーサンキュー。

どうしてもハードネゴになる。

 

ただ僕は生産財の営業担当だったので、消費財とはずいぶんと勝手が違った。

生産財の場合、相手は常連客であり、取引は繰り返し注文を前提にしている。

そのために供給側も、取引先は長期的に信頼し合える客を選ぶ。

老若男女を問わず、自社製品を買ってくれるならば顧客を選ばない消費財とは営業のやり方が違う。

生産財の顧客は、予めその場所も相手もはっきりしているが、消費財顧客は基本的に通りすがりだし一回勝負だ。

 

それが端的に表れるのが、製品値上げのやり方だ。

消費財は、一片の値上げ通告で終わりだ。

食堂の値上げは張り紙一つだし、それは今回の朝日新聞も同じだ。

電化製品や車は、基本的に販売中での価格改定はないが、モデルチェンジと称して新製品売り出しと同時に、こっそりと新価格を適用する。

消費財値上げは問答無用であり、嫌なら買わなければ良い話だ。

 

一方の生産財の場合は、顧客が納得してくれなければ値上げが達成できない。

だから先ず、徹底的に値上げの理由、必然性を訴えることから始まる。

相手が了承してくれるまで、延々と顧客との交渉を続ける。

この交渉が決裂すると、途端に供給側は顧客を失うことになり、顧客は安定した仕入れ先が消滅することになる。

これは双方にとって一大事なのだ。

だからこの交渉は、どんなに短くても半月、長ければ数か月間もかかる。

 

今回の値上げに関して報道機関を称している朝日新聞は、一応はあれこれ理屈を並べている。

しかし、その値上げの諾否の最終的な判断は、購読者になる。

結果は、値上げを受け入れて購読を続けるか、これを切っ掛けに止めてしまうかのどちらかだ。

三者には、ちょっとした見ものだ。

 

ついでに言えば、談合値上げは独占禁止法で禁止されている。

だからこの値上げの方針は、朝日新聞独自の経営判断(のはず)だ。

ただ今までの新聞の値上げでは、どこかが先鞭をつけると、数か月後に他の新聞社も追随してきた。

まさか水面下の合意などはないと思うが、どこか一紙くらいは、気骨を見せればその新聞社への信頼感は高まると思うのだが。

 

尤も、読者の新聞離れは深刻だ。

朝と夕方にしか情報が取れない新聞に比べ、ネットは四六時中閲覧が可能だ。

テレビも新聞も偏向報道を繰り返したために、記事そのものへの信用もなくなっている。

自業自得の挙句に経営が行き詰まり、その打破策が製品値上げ。

これは壮大な自爆であり、そのトリガーになるのが、今回の朝日新聞値上げ発表だ。

ワクチン接種の是非

来週には、第一回目のワクチン接種となる。

 

国内ワクチン接種事情は、ここに来て様相が一変している。

アッと言う間に、前期高齢者の20%以上が第一回目を終えた。

 

今回の流行病(はやりやまい)に関しては、日本のマスコミは常に政府の無策ぶりが批判した。

台湾やニュージーランドが強力な防疫体制で、武漢ウィルスを抑え込んだのに比べると、日本のやり方は隔靴掻痒だ。

しかもマスコミは、大好きなお隣さんがPCR検査とK防疫で武漢ウィルスを克服したと、日本との違いを際立たせたような報道を繰り返した。

日本は、感染者がさほど多かったわけではない。

死者に至っては、世界中のどの国よりも少ない。

にも拘らず、日本の防疫は失敗と決めつけた悪口三昧で、それに従って菅政権の支持率は低迷した。

 

ワクチンに関しても一緒だ。

背に腹は代えられないようなパンデミック環境の中で、イスラエルやイギリス、アメリカがワクチン接種を進めると、患者が激減した。

すると途端に、先進種国の中で日本だけがワクチン確保に失敗したと言う。

またワクチン確保が伝えられると、今度は注射器不足を指摘される。

PCR検査には異常に熱心だが、ワクチンをほとんど手配できていないお隣さんは、何を考えたのか注射器だけは大量に確保していた。

注射器だけあっても、ワクチンがなければ何の意味があるのか?

相変わらずお隣さんのやることは訳が分からないが、日本のマスコミだけには受けが良い。

 

と、とにかく政権の足を引っ張る論調ばかりだった。

 

確かに菅政権は、感染者が増えると慌てて緊急事態を発令した。

一部には、小池百合子東京都知事の動きを制するためと言われるが、こんな付け刃政策が上手くいくはずはない。

その後、感染者が減ったので解除すると、皮肉にも直後から第三波が襲来する。

すると、まん延防止条例を新設するが、それでも感染スピードが止まらない。

一か月ほどで、またまた緊急事態を宣言するドタバタ劇を演じた。

こんなヨロヨロ政策を繰り返しでは、政権への信頼感はなくなる、

感染者数増に反比例して、政権支持率は発足以来最低になっていた。

 

そんな中で、菅政権逆転の切り札の、ワクチン接種の大号令が発されたのが4月だ。

菅首相がファイザ―社との直接交渉で、5千万回分のワクチンを確保したのが大きい。

ここから一気に、ワクチン接種への期待が高まる。

すると今度は。マスコミはワクチンのリスクを伝え始めた。

何でも、必要な臨床試験を飛ばした緊急施策なので、後遺症の検証がなされていないらしい。

マスコミやサヨク陣営だけでなく、一部の保守論客もこの意見に同調している。

 

肝心のワクチン接種は、それなりに進んではいたようだが、高齢者から始めたので世間的には地味な動きになる。

多くの人は、ワクチンを待ちかねているのに、自分の番がいつになるのか分からない。

「笛吹けど踊らず」

正確に言えば「笛の音が聞こえ難いので、踊りようがない」状況が一か月続いた。

そんな当方にも、5月初旬には案内書が送らられてきた。

ただそれも「もう一か月後に予約可能になる」との説明だけで、全くの拍子抜け。

 

ところがこの5月中に、そんな事態が一気に大きく変わった。

先ずワクチン量に関しては、全く不安がないことが分かった。

要は、おとなしく待っていれば、いずれは摂取できることが知れ渡った。

注射器不足など、今や誰も口にしない。

接種の打ち手不足も、カネが貰えると分かった途端、医師会が協力的になった。

 

それが現在の、一日百万人以上にまで及ぶ接種拡大となっている。

これで文句を言えば罰が当たる。

 

唯一残った問題点は。ワクチンの後遺症だ。

ワクチンの効果は、既に接種が進み、昔の喧騒を取り戻した諸外国を見れば明らかだ。

しかしそれらの国で後遺症があったのかどうかは、まだかなり先にならないと分からない。

だからワクチンを恐れる人たちの気持ちは、分からないでもない。

そんな人は、ワクチン接種をしなければ良い。

ワクチン接種で多くの人が感染しなければ、ワクチン接種をしなくてもリスクは減る。

後遺症の心配もないから、良いこと尽くめだ。

ただワクチンを接種した人に比べれば、感染リスクは高い。

結局は全て自己責任。

 

当方は、迷うことなく数日後には、ワクチンの第一回目を接種する。

そして約三週間後の二回目接種で、晴れて武漢ウィルス対策が完了する。

ここまで感染対策を薦めてくれた政府に、感謝感謝の思いだ。

メルカリ出品は罪なの?

近所に大人気ラーメン点がある。

いつも長蛇の列ができ、一時間待ちはザラのようだ。

僕もたびたび利用しているが、確かに美味い。

しかも単に美味いだけでなく、ラーメン価格も世間相場に比べればかなり安い。

 

そこの店主は最近YouTubeに熱中し、ラーメンだけでなく人生の蘊蓄を傾けている。

始めて間もないのに。チャンネル登録者が20万人を超えた。

またTwitterでの情報発信にも積極的で、SNSを商売繁盛につなげている。

しかし、儲けは本業からだけで良いと、SNSの収益の全てを地元の施設や団体に寄付するカッコ良さだ、

緊急事態宣言もものかわ、通常営業を宣言し賛否両論が巻き起こった。

勿論ファンは大賛成派ばかりで「遅くまで働く者の味方」と褒め言葉が並んだ。

こんなトップの積極的な姿勢が、ファンにはたまらない魅力のようだ。

単なるラーメン店主にとどまらない縦横無尽の大活躍で、公私ともども絶好調。

それが更にこの店の評価を高め、人気に拍車がかかっている。

 

そんなラーメン屋がファンやフォロワーへ感謝として、アメニティグッズを用意した。

都度抽選で当選者が決まるが、これがまた人気を呼び、客が集まっている。

今までもコースター、キーホルダー、ラーメン丼などを配っていたが、特に最近用意した帽子やパーカーは、街中で目立つので希望者が殺到しているからだ。

更に、直近の如何にも高価そうなラーメン屋ロゴ入りステンレスタンブラーは、店頭のガラガラ抽選機で当てないといけない。

Twitterでは、夫婦二人が連続して当たり球を出したと喜ぶ人もいれば、何度挑戦してもダメだと嘆く人もいる。

この店主はなかなかのアイデアマンで、何をやらせても商売繁盛につなげている。

 

このラーメン屋の公式Twitterに、あるフォロワーが「不届きモノがいる」と訴え出た。

何でも、ファン垂涎の的のタンブラーが、メルカリに出品されたと言う。

途端にファンからは、

 ・折角当たった商品で金儲けとは情けない

 ・社長の好意を無にするとんでもない行為

 ・ファンの風上にも置けない

と、猛抗議の書き込みが雨あられとなった。

 

店主も大きなショックを受けたようで、購入者を追跡したところ

 ・うちの店の客でした

 ・遠方で抽選に参加できず、どうしても欲しかったので購入したらしい

 ・迷惑をかけたのならと、返品された

 ・友情の記念品をして、店頭に展示する

との顛末になり、むしろ「雨降って地固まる」の結果になったようだ。

 

しかし如何にも美談になった感じのこの話だが、冷静に見ればおかしくはないか。

 ・このアメニティグッズは転売禁止ではない

 ・不要なものを販売することは不法行為ではない

 ・むすろ「勿体ない」精神から褒められてしかるべき

 ・「ファンなら手放すべきではない」との考えは自分の価値観の押し付け

 ・ファンは千差万別で、抽選で当たった商品への感情も違う

 

逆に、こんなものが売りに出され、しかもそれを購入したい人がいるのは、この店を人気の裏返しなのだ。

アメニティなんてコレクターには魅力的でも、無関心の人にとってはクズでしかない。

そもそも店側は、法的に転売禁止などできるのだろうか。

こんな時代なので店側も、アメニティグッズを提供したら、それが売られる可能性は予め想定しておくべきだろう。

 

それよりもメルカリの場合、個人情報保護の観点から、現在の取引は出品者も購入者も匿名で行われるのが主流のやり方だ。

それなのにこのラーメン店主は、購入者を探し当てている。

当方には、メルカリ規約は守られているのかの方が気になる。

解説者なんて俺でもできる

最近の我が妻は、テニスの全仏オープンを熱心に見ている。

フランス語を勉強中なので、役に立つかもしれないと期待しているようだ。

ただ放送も解説も日本語だし、勝利者インタビューの大半は英語なので、フランス語の能力アップにつながるのは甚だ疑問だ。

 

当方は、テニスにはほとんど興味がない。

だから妻が夕食後に全仏オープンを見始めると、すぐに自室に籠って撮り溜めした録画を見る。

全仏オープンの間は、我が家はおおむねこんな感じになる。

 

この日、朝食の時に妻と顔を合わせると、些か興奮気味だ。

何でも、前夜のジョコビッチと対戦した19歳のムゼッティが、王者をあわやと言うところまで追いつめたらしいのだ。

妻に言わせると

 ・ムゼッティのプレイぶりが自由奔放

 ・難攻不落のジョコビッチから最初の2セットを取った

 ・勝てるかもと思ったけど、ホンのあと一息だった

 ・世界ランク76位だが、いずれ世界トッププレイヤーになる

と、親戚の青年が偉業を成し遂げかかったかのような口調で、まくし立てている。

 

掘り出し物を大発見したかのような妻の強い入れ込みに比べ、世の荒波を搔い潜ってきた当方は、こんな程度では全く驚かない。

冷静に最終結果を聞くと、やはり途中棄権で最後はジョコビッチが勝ったと言う。

 

要は

 ・若者が2セット連取して王者を追い込んだ

 ・しかし善戦健闘むなしく 最後は矢尽き刀折れて途中棄権

だったらしい。

僕には、これだけの情報があれば十分。

そんじょ其処らのテニス解説者など顔負けの、見事な論評ができる。

そんな会社員経験をしてきているのだ。

 

妻に対して先ず教え諭したのは、

 ・メジャーの大会では3セット取らないと勝てない

 ・途中まで2セット先行していても、何の意味もない

 ・ジョコビッチ(や僕)は「逆算の法則」で勝負を組み立てる

 ・3セット目勝利の最終ショットから今の戦い方を逆算する

 ・もちろん戦う前は3セット連取を考えている

 ・しかし相手が手強そうだと分かると1セット目は様子見に使う

 ・1セット目も取れればよいが、ダメなら相手の見極めに利用する

 ・同時に相手のスタミナを奪うような戦い方をする

 ・2セット目にその効果が出れば逆転の足掛かりになる

 ・しかしそうならない場合も想定済み

 ・2セットも相手の勢いが強ければ、勝負を3セット目からに切替る

 ・試合の中で1セット目よりも更に弱点を研究し、スタミナロスを引き出す

 ・この結果3セット目を取れれば、勝負は全く分からなくなる

 

だから今回、ムゼッティに2セットまで取られても、3セットで態勢立て直しが織り込み済みのジョコビッチに焦りとかはなかったはず。

2セットまでは負けても3セットを取らせないのが王者の戦い方で、これを「王者逆算の法則」と呼ぶ。

我々は、こうして自分の地位を守り続けてきたものだ。

今のムゼッティは2セットを取る力しかなく、ジョコビッチに勝つ実力はなかった。

 

と、諄々と君子・孫氏の兵法を披歴した。

 

この有難い教えを聞いた妻曰く

 ・ハァ、誰が王者?

 ・確かにジョコビッチは世界一のテニスプレイヤなので王者に匹敵

 ・しかしア~タはいったい何なのさ?

 ・まるでテニス道を究めてきたようなこと言ってるわネ

 ・しがないサラリーマン上がりなのに、よくもこんな能書きを思いつくもの

 

仰る通りでございます。

たしかに僕は、テニスなど好きでもないし、やったこともない。

ただね、会社員でも長く務めると、こんな解説とも説明とも言い訳ともつかない台詞をたくさん覚えるモノなのですよ。

どこかで聞いたような文言を並べると、さも一端の解説者みたいに振る舞うことができるし、知らない人なら「あの人、凄いッ」て勘違いするかもしれないのですよ。

世の中にゴマンといる解説者なんて、実態はこんな程度じゃないの。

 

解説者なんて俺でもできる。

と、悪態をついて妻との会話終了!

SNSでバレるとバツが悪いハナシ

SNSで、近隣のラーメン同好会に所属している。

自分が食べたラーメンを写真付きで紹介し、情報交換するグループだ。

 

そこで、好みのラーメン屋の趣味が一緒で、すっかり親しくなった御仁がいる。

ただ、どれだけ親しそうになっても、そこはSNSの世界。

直接会って話すことはない。

にも拘らず、彼のことがかなり分かっているのは、彼がラーメン以外に地元サッカーチームのサポーターをやっているからだ。

そしてこちらのグループには、顔写真付きの彼のプロファイルが紹介されている。

 

と言うことで、彼の方はこちらを知らないが、こちらは彼の名前も顔も知っている状態の、真に不公平不平等な関係になっているのだ。

尤もこちらとしては、そんな片務的関係を悪用しようなどはツユほども考えていない。

同じラーメン好き同士で、今後とも距離を保ちつつ、仲よく付き合っていく積りだ。

 

ところがヒョンなことで、彼のラーメンとサッカー以外の嗜好が分かってしまった。

彼がSNSに投稿したモノが、自動的にフォロワーのこちらにも流されて来るからだ。

それが、ラーメンやサッカーに関してだけなら問題ないが、別の嗜好の世界にまで及ぶと、彼の知ってはいけない部分を垣間見ることになる。

それが彼がフォローしている「アラサー秘書○○」と「R○S○」の女性のアカウントサイトだ。

 

彼がこの二人を相手にTweetすると、それが当方にも送られてくる。

この二人の女性には共通項がある。

 ・歳の頃なら30歳前後

 ・離婚歴ありの子持ち

 ・そして決定的な点は、二人揃ってかなりの巨乳

毎回、顔は隠しているが、殊更に胸を強調した写真と共に「寂しい」とか「セッ○スしたい」とか、艶めかしくも切ないオトコ殺しの文言が並ぶ。

 

そして、何を目的にしているのか知らないが、この女性たちのSNSには、たくさんの男性フォロワーがついている。

何を隠そう、僕の知人もその一人だ。

ただ彼の場合は、単なるフォロワーよりも一歩進んで、件のその女性とのチャットを楽しむのがお好みのようなのだ。

 

 ・女性「アァ退屈、話し相手が欲しいけど誰もいない」

 ・知人「○○チャン、それが人生サ」

 

 ・女性「アァ、今から出社しなけゃ」

 ・知人「オハヨー○○チャン、今日も頑張ろ」

 

普通ならなんてことないチャットだが、恐らくは彼は、こんなチャットがバレバレになっていることを知らないのではないだろうか。

知人の誰にも気付かれることなどないと、高を括っているのかもしれない。

そうでなければ、妙齢の女性に対してイイ歳をしたオッサンが、こんな気恥ずかしいセリフなど吐けるものではない。

こちらとしても、あの彼が、あんなにラーメンに蘊蓄を傾ける彼が、あんなに熱烈にサッカーチームを応援する彼が、こんなニヤけたチャットをしているのが信じられない。

真面目一方に見える彼の秘密の部分を、ついつい覗き見したような気分になって落ち着かない。

彼とは顔を合わせる間柄ではないのが救いだが、本当の知り合いなら、やはり一言「ヤメトキナ」と注意を促すだろう。

 

SNSは楽しい。

特に見ず知らずの同好の士と知り合いになり、情報交換ができると世間が拡がる。

特に人気のラーメン店とか、その店で特に人気のあるメニューとかが分かると、その店を訪れる楽しみが増える。

 

しかしそんな情報交換以外に、フォロワーに余分な情報が拡散することがある。

実はFacebookTwitterも「友達の友達は友達」精神で、どんどん友達紹介が増える。

彼のように、フォローしている人にリツイートすると、途端にその内容が一目瞭然になってしまう。

女性の好みがバレて、そのことであれこれ詮索されたり、性格判断までされると、バツが悪い思いがするだろう。

 

SNSは、情報収集の手段に限定する方が無難だ。

しかしついつい、余計なお世話と分かっていてもチョッカイを掛けたくもなる。

何事にも功罪相半ば。

用心しながらSNSを利用して、自己防衛を図るしかない。

立憲民主党議員の下半身事情

つい先だって、立憲民主党の「マドンナ」議員を言われる石垣のり子と、著述業者・菅野完の不倫が話題になった。

段々事情が分かってくると、その内容も結構複雑で

 ・石垣には同棲中の内縁の元夫

 ・菅野には石垣以外に付き合っていたオンナ

 ・そして菅野には嫁さんもいた

らしい。

要は石垣も菅野も、世間的には褒められない関係に陥っていて、とりわけ石垣は菅野に強い恋心を抱いていたようなのだ。

あの脂ぎった性犯罪者、菅野を好きになるとは「石垣ィ、清純そうに振る舞ってきたけど、オヌシも相当好き者よノォ」と笑ってしまう。

 

石垣と菅野の不倫は、気持ちは悪いが笑い話で済む。

しかし、中学生を性犯罪から守るための法改正を議論する、立憲民主党の性犯罪刑法改正ワーキンググループ会合での、立憲民主党議員の発言は一発レッドだ。

何をトチ狂ったのか、とんでもないことを口走しっている。

今のところこれが誰なのかはっきりしないが、ネットでは小川淳也と特定されている。

 

小川は菅義偉首相の立身出世物語を怪しみ、徹底的に調査すると息巻いたことがある。

無論菅首相の苦労話がウソなら、それを暴くことには意味がないわけではないが、小川はこの時「人は生まれ育った環境で人格が決まる」と言い募った。

この時のテレビに共演していたのが、元維新の会代表だった橋下徹だったおまけまでついて、小川は結局撤回と謝罪に追い込まれた。

小川ならさもありなん、そんなネット民の気持ちの表れだ。

 

「50歳近い自分が14歳の女性と性交したら、同意があっても捕まることになる」

「これはりおかしい」

「よって刑法改定には反対」

これが、50歳近いと称するオトコの発言だ。

 しかもその他にも、これと同じ趣旨の意見を述べた議員もいるらしい。

 

その立憲の議員は、同意さえあれば14歳の異性との性交は罪ではないと言っている。

確かに刑法上で合意があっても禁止されているのは、13歳未満の異性との性交だ。

しかしそれでは、今の性犯罪被害者を守れないので、法改正を検討しているのだ。

法律上は14歳がボーダーラインだが、モラル面で許されるモノではなく、増してや公人としては、か弱い子供たちを守ることを優先するべきだ。

また、性交を合意した結果と言い張っても、相手の14歳の子供の人生経験などわずかなもので、その判断能力は危うい。

そんな子供が単なる好奇心で性交し、妊娠などの取り返しのつかない事態になることを防ぐためにも、刑法改正が検討されている。

 

個人的にどんな性癖の持ち主でも、それが社会に悪影響さえ及ぼさなければ許されるとの考えもあるが、それでも児童ポルノが禁止されているのはモラル面からだ。

多くのロリコン野郎が淫行条例違反で逮捕されているが、その時の言い訳は判で押したように「知らなかった」と「合意の上」だ。

合意さえあればOKになるなら、近親相姦も小児愛も、全部言い訳ができてしまう。

だからこそ中学生を性被害から守ろうと、あの下半身ユルユル集団の立憲民主党でさえ、法改正を検討している。

そんな目的の会合で、こんな下半身丸出しのような意見を堂々と披歴して反対するオトコは、何と立憲民主党の現役国会議員であり、しかも二人まで確認されている。

彼らは「歳が離れた成人と中学生の間にも真剣な恋愛関係がある」と主張して、性犯罪の厳罰化に反対しているらしい。

そもそもこの二人は、淫行条例の精神を知っているのか。

将に、バッカじゃなかろか。

 

淫行条例で18歳未満の男女との性行が規制されいるのに、更に年下の14歳の少女を性交の対象と考えること自体がおかしい。

真面な神経の人間なら、14歳の女性と性交するために、合意を取り付けようなどとは考えないし、仮にそんな性癖でも理性で抑えようとするはずだ。

それでも法改正に反対までするのは、彼らが性犯罪者予備軍であり、絶対に子供たちに近づけてはいけないオトコであることの証拠だ。

 

僕は立憲民主党など消滅すれば良いと思っている人間だが、石垣とかこの二人の議員とか、風紀紊乱予備軍がいれば、枝野幸男代表もオチオチ枕を高くして眠れないだろう。

尤も立憲民主党には、セクハラ議員がゴマンといる。

枝野も無責任な鉄面皮野郎なので、こんな議員のスキャンダルなど当たり前と思っているかもしれない。

 

PS

この議員は、北海道比例ブロックの本多平直で、発言を謝罪し撤回した。

ヤツによると「日本の性行同意年齢は他国に比べて低くはない」らしい。

性行同意年齢って何?

どうやって調べたの?

全く以てロリコン犯罪者の道を真っしぐら野郎だ。

ワクチン接種狂騒曲の終盤戦

とうとうワクチン接種の予約ができた。

一か月チョイ前に、IDナンバー連絡とワクチン接種説明書が送られてきて大喜びしたが、よくよく読むと、それで予約できるわけではなかった。

改めて予約可能日の連絡があり、ネットか専用電話からの予約になるとのこと。

しかもそれは、早くても一か月後とは、何とも待ち遠しい。

 

時を同じくして別の町に住む兄から「通知が来たので予約しようとしたが、全くうまくいかない」と、嘆きの電話があった。

彼の悪戦苦闘を聞いて、気の毒に思った知り合いが「コネを使って予約してくれた」と連絡があったのが半月前。

6月4日がその第一回目の接種日で、無事に終了して「これで生き延びた気がする」と、すっかり安心していた。

 

我が町からは、その後まるで音沙汰なしだったが、既に接種した市民が「意外にも簡単」とネットに書き込んでいた。

どうやら順調に、ワクチン接種作業が進んでいたようだ。

しかもその後5月末からは、東京都内に大型接種会場が設置され、近隣の県民も予約してそこまで赴けば、ワクチン接種が可能になる。

こちらはファイザーではなくモデルナ製だが、世間的には間違いなく、事態がドンドン進んでいる。

 

更に6月初日の市の広報誌に、ワクチン接種の進捗状況が報告されていたが、それには、高齢者全員に間もなく予約案内が届くと書かれている。

そこで市役所の担当課に電話してみた。

そこでは先ず、当方の年齢を確認される。

次に、今日現在で○○歳まで接種案内が発送され、「一日一歳のペースで進むので、貴方は○日後から予約可能」と教えられた。

そしてその通りの日に、「今日から予約が可能」との案内状が送られてきた。

 

そこで、案内されたコールセンターに電話してみた。

すると「ただいま電話がつながりにくくなっています」との、お決まりのフレーズが流れるが、辛抱強く待つと担当者が出てきた。

電話さえ繋がれば、そこでそのまま予約することは可能なのだが、この日は情報収集が目的だ。

と言うのは、一歳違いの妻は、翌日に通知が来るはずなので、一日待てば夫婦同じ日の予約が可能になるからだ。

 

事情を説明して、翌日の妻への案内状を待つことにしたが、ここでその担当者から耳よりの情報をゲットした。

 ・今回の案内状は、単なる手続き紹介でしかない

 ・それがなくても翌朝9時には、奥さんの分も予約可能

 ・ネットでも予約はできるが

 ・夫婦で同日、同時刻を希望するなら、電話の方が確実

 ・だけど電話は、なかなか繋がりにくい

 ・それでも辛抱強く待てば、一緒の日が予約できるはず

 

と言うことで、本日9時ジャストにもう一度コールセンターに電話してみた。

しかし、考えることは誰しも同じで、電話が殺到していてつながりにくい。

それでも昨日に、一度電話した経験は伊達ではない。

実は、自動音声の「繋がりにくい」の返事にも二種類あることが分かった。

「繋がりにくいので、もう一度お掛け直し下さい」

「繋がりにくいので、このままお待ちいただくか、もう一度お掛け直し下さい」

 

「このままお待ちいただくか」の一言が入るか否かでは、その意味が全く違う。

前者は、先方から通話が強制的に切られてしまうが、後者はそのまま待っていさえすれば、まもなく担当者が必ず出てくるのだ。

そんな豆知識を知らないと、せっかくのチャンスをフイにしてしまう。

 

そこで暫く待っていて、首尾よく夫婦二人分の予約を達成した。

その結果は、思いもよらぬほど早いタイミングで

 ・第一回目の接種は10日後

 ・第二回目はそれから三週間後

 ・場所は近所の仮設接種場

と決まった。

「案ずるより産むが易し」とは、このことだ。

 

全国レベルで、ワクチン接種が急速に進展している。

一時期は、ワクチン接種の遅れが菅義偉政権の失政の所為だと攻撃されていた。

何でも揚げ足取りの野党とマスコミは、菅政権の動きが遅いからワクチン量が確保されていないとか、注射器入手を怠ったとかイチャモンのつけっぱなしだった。

しかし4月の日米首脳会談後、首相がファイザー社社長との直接電話して、6千万人分のワクチンを確保したことで潮目が変わった。

すると今度は、数量は確保したが、接種の注射の人手が足りないと批判する。

これは打ち手には、一人当たり7千円の費用が支払われることになり、それまでは「従来患者の診察ができなくなる」とゴネていた医者が、続々と名乗り出てきた。

実際に我が町でも、多くの町医者でも摂取が可能になっている。

櫻井よし子女史は、医者の良識欠如を嘆いていたが、まさしく「医は仁術ではなく、算術」を字で行く話で、日本医師会が如何に信用できないかを明らかにしている。

 

兎にも角にも、ワクチン接種の目処は立った。

イスラエルやイギリスでは、ワクチン接種が済めば、マスクなしでの行動が許される。

あれほど感染爆発状態だったアメリカも、スポーツ大会には大観衆が押しかけている。

日本もあと一歩。

そして当方も、かなりの行動の自由を得るまで、あと一か月。

しかも、これほどの国民的大規模イベントで、かなりの経済的負担がかかっているに違いないのに、国民の費用負担はゼロ。

至れり尽くせりのサービスだ。

 

オリンピック開催を目前に、全国でワクチン接種の動きが急速に広がる。

全く以て、政府はありがたくも良いことをやってくれたモノだ。

感謝、感謝!