昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

日頃の思いや鬱憤を吐露!無礼千万なコメントは削除。

人生

昔、読んだ松本清張の傑作短編に、「顔」がある。 漢字で書けば、「貌」の方が、より原作のイメージに近い。 駆け出しの俳優が、恋人と乗車した列車の中で、恋人の知り合いに会う。 俳優とその恋人は結局うまくいかず、オトコはオンナを殺害する。 その俳優…

無理すんな、加山雄三君

つけっ放しだったテレビを何気なく見て、思わず「エエ~ッ!」と声を出した。 ひょっとしたら「ウウ~ッ!」と、押し殺した呻きだったかもしれない。 (そんなの、どっちでもいいが) 画面には、NHKの歌謡番組が流れていた。 そのオープニングに加山雄三が…

エラそうに人生訓を

僕は、人生は、 ・塞翁が馬 ・禍福は糾える縄の如し ・最後は、プラスマイナスがゼロになる と確信している。 「やり直すのならどこから?」と聞く人がいあるが、これなど愚問の典型だ。 ・今の自分が全てで、以上でも以下でもない ・人生はやり直しが利かな…

武漢肺炎とマスコミが地域社会を破壊する

掛りつけの病院に出かけた嫁が、プリプリ怒って帰宅した。 何でも病院で、実に不愉快なことがあったらしい。 病院は、武漢肺炎対策で外出自粛要請が出ている時期にあっても、体調の悪い人しか来ない場所なので、誰からも毛嫌いされる。 しかし持病のある人は…

出世しなかったら魅力がない.......の?

知り合いに、ユニークな夫婦がいる。 二人とも、学生時代に尋常でない経験をしたために、普通の就職先が見つからない。 そんな二人が結婚して、個人経営の塾を始めた。 最初は生徒が集まらず、マンツーマン指導で教えるしかなかった。 しかしそれが奏功し、…

相性の良し悪し

僕は、「夫婦相和し」の秘訣は会話だと確信している。 仲の良い夫婦は良く会話するが、仲が悪い夫婦間ではほとんどそれがない。 僕の知るある夫婦は、顔を合わせても共通の話題がない。 話すことがなければ、二人して気まずい時間を過ごすことになる。 する…

母親の命日

3月28日は、母親の40年目の命日だ。 母は69歳と8日目に、脳腫瘍で死んだ。 当時の平均寿命でも、早死の方だった。 母にとっては、生まれて初めての入院だったが、発病してわずか三か月後に、あっけなくこの世を去った。 僕はある地方都市に住んでい…

相対的幸福論

個人の幸福感は、実は相対的なものだ。 早い話しが、他人が「あなたは幸せね」とどんなに羨ましがっても、本人がそう思っていないのなら、その人は幸せとは言えない。 逆に、他人から見て不幸のどん底に見えても、自分が幸せ感に浸っているのなら、その人は…

恩讐の彼方に

長年ブログをやっていると、いろんな考え方の人と知り合う。 僕は、基本的に中道路線と自称しているが、他人様からは右寄りと評される。 ヒダリ巻きに程遠いのは間違いないから、そう見えるのかもしれない。 当然ながら、仲よく語り合うのは、似通った考え方…

メール詐欺

妻の友人が、メール詐欺にあっている。 切っ掛けは、彼女に届いた「間違いメール」かららしい。 こんなメールは無視することが常識だが、一人暮らしで話し相手もいない寂しさからか、彼女は「相手を間違えていますヨ」と返信してしまった。 10年ほど前に連…

安楽死と尊厳死

苦しまずに、コロリと逝きたい。 ピンピンコロリこそ、理想の死に方と確信している。 そして、安楽死は存在する。 僕は、経験者から聞いているので、絶対に間違いはない。 2007年4月、僕の先輩はよみうりゴルフ倶楽部で仕事仲間とゴルフに興じていた。 …

拘りの人生

我が家では、比較的に外食することが多い。 一年365日、毎日の食事準備に煩わされる妻の苦労を、少しでも緩和したいとの、オトコの義侠心からだ。 実際に旅館などに宿泊した時の、上げ膳据え膳サービスは、妻にとっては、この上ない気分転換になるらしい…

「不倫」論

ゲーノー界は無節操、無分別の社会だから、一般的な倫理観を求めても無理だ。 そんなことを実感させる、不倫事件が続発している。 最新の不倫話題は、喜多村緑郎と鈴木杏樹だ。 ワイドショーの似非正義漢、坂上忍が、「東出昌大と唐田えりかの不倫で、世間が…

乾坤一擲の勝負

僕は、自分自身を用心深い性格だと思っている。 今までも乾坤一擲の勝負をするのなら、勝率100%の確信がなければ手を出さない。 こう言うと、如何にも勝ち負けにこだわる勝負師然としてくるが、実は今まで、そんなのるかそるかの大緊張場面には、ほとん…

あるバアサンの所作振る舞い

もう、60年以上も前の話だ。 毎年お盆の頃に、我が家を訪ねてくるバアサンがいた。 うちの家族とそのバアサンとは、どんな関係なのかは知らない。 しかし、定期的に行き来する、親類縁者ではないことは確かだ。 それでも毎年決まってお墓参りにくるので、…

記憶力

僕は自分では、記憶力がある方だと思っていた。 ところが結婚以来、度々、妻の記憶力に尻尾をまくことが起きてきた。 そこで、僕と妻と言う実に狭い世界からだけの判断で恐縮だが、記憶力に関しては二種類あるのではと思い至った。 一つは、写真に撮るような…

アタマの良い人

「あの人はアタマが良い」と、称賛される人は多い。 しかし、アタマが良いとは具体的に何のことかは、人それぞれのようだ。 論理的思考で説得力のある話し方をする人は、アタマが良いと思われがちだ。 だから評論家と称するヤカラどもは、実際は無内容、ある…

楽観と悲観

楽観的、悲観的は、ポジティブとネガティブに近い。 どちらに属するかで、人生の楽しみ方が変わってくる。 一般的には、楽観的の方が良さそうに見える。 毎回、辛気臭い悲観論をぶつヤツよりも、威勢がいい進軍ラッパの楽観論の方が、周囲を明るくするからだ…

弁証法的な生き方

若かりし頃、マルクスの思想に傾倒したことがある。 ご存知の方も多いと思うが、唯物論弁証法だ。 これは、基本はヘーゲルの弁証法と同じ。 テーゼにアンチテーゼをぶつけ、そこから新たなテーゼを止揚Aufhebenするものだ。 マルクスによると、ヘーゲルとの…

福山雅治クンの苦悩

ハンサムで歌が上手く、演技も堪能。 福山雅治は、天が二物も三物も与えた、そんな稀有な人物らしい。 知人からは度々「君の若い頃を彷彿とさせる」と言われた(気がするが、ひょっとしたら空耳だったかもしれない)。 福山クンは2015年、役者としては全…

何故ブログを?

HATENAブログに引っ越して以降、ほぼ毎日記事を投稿している。 現在は約半年近く、連続投稿中だ。 実は本来なら、HATENAブログに本格的に引っ越した4月24日以降、ずっと続いていたはずだったが、スペイン旅行中、インターネットが接続できな…

親子の関係

我が家は、夫婦に子供二人(男)の四人構成だ。 子供は二人とも働き、自活している。 親の責任は終了しているはずだが、それでもいつも気になっている。 因みに、子供は二人とも結婚していない。 世話好きの親戚や近所の人が、縁談話など持ってくることもあ…

ブオトコ、ブス差別には反対だけど

「あらゆる差別反対!」を叫ぶ人たちは多い。 韓国や同和問題になると、途端に論調が感情的になる橋下徹は、「差別される辛さは差別されたものにしか分からない」と言う。 確かに、本人に何の瑕疵も問題もないのに、謂れもなく差別することは許されない。 そ…

仲の良い夫婦、仲の悪い夫婦

結婚する時の妻の言葉が、今でも忘れられない。 「私の両親は仲の良い夫婦ではなかったので、私は仲の良い夫婦になりたい」 率直な物言いだったので、印象的だった。 全く違った環境で育った二人なので、価値観や見解の違いは多々あったし、マイナートラブル…

平凡な人生の言い訳

引越し前のヤフーブログ時代を含めると、15年近く、くだらない記事を書いてきたので、このブログのデータでは、その数2800を超えるらしいが、全く実感はない。 僕は若干粋がって、「同じ話は書かない」ことを原則としてきた。 しかしよくよく考えれば…

兄弟と夫婦の関係

我が家には、息子が二人いるが、この二人、まるでキャラが違う。 キャラだけでなく、顔つきも違う。 長男は、要領良しで他人に取り入るのが上手いが、一方の次男は、真面目一本で融通が利かない石部金吉タイプ。 受験勉強でも、何とかヤマ張りで凌いできた長…

話題と笑い

長らく現役で仕事をしていた頃、職場と家庭で気を付けていたことがある。 それは、その両方を、常に「話題と笑いに溢れた場所」にすることだ。 仕事だから山あり、谷あり。 と言うより、むしろ山の場面は一瞬で、後は谷底で悩んでいることが多かった。 同僚…

病院の人間模様

今回はわずか二泊三日の入院だったが、 病院には様々な人間模様があった。 最大のハイライトは、隣の爺さん。 患者にしては珍しく、看護婦だけでなく、医者に対しても悪態をつく。 普通なら、患者は医者に自分の命の全てを預けているので、どうしても下手に…

本日手術!

昨日午前9時、入院。. 午後4時、点滴開始。 隣のベッドの爺さんは、糖尿病治療中の患者だが、退院したくてたまらないようだ。 献身的にシモの世話をしている看護婦が、「もう少し病院で頑張って」と励ますと、「余計なこと言うな」と悪態をつく。 主治医に…

子供の豊かな発想力

Faebookで「何故この答えが間違っているのか?」と投稿があり、笑ってしまった。 算数の問題で 「駅まで30分かかるが、8時50分に到着するには家を何時何分に出ればいいか? その理由も考えましょう」であり、 この答えが 「8時15分、8時20だとギ…