家族
12月23日、天皇誕生日。 我が家では、今は亡きオヤジの誕生日でもある。 オヤジはいつも、「皇太子(当時)は、俺より遥か後に、俺が産れた日を真似して産れた。だから23日の誕生日は俺の方が遥かに先輩で偉いんだ」と自慢していた。 オヤジが死んで、…
念願の南仏旅行中で、妻がいない。 「この季節の南仏に行くのが生涯の夢だった」と打ち明けられたのが二カ月ほど前。 旅行社に当たったところ、絶好のツァーがあったらしい。 生涯の夢ったって、そんな事、何十年も一緒に生活してきたが、今迄一度も聞いた事…
妻も子供もいない。 現在、我が家に一人ぽっち。 実は、息子は夏休みで旅行中。 そして妻は、義母の見舞い。 この時期、誰もいない家に戻ると、部屋中が滾るように暑い。 慌ててクーラーを稼働させるが、15分ほどは汗が滴り落ちる。 独身時代の昔は、寒い…
ブログ仲間の皆さんから、貴重なコメントを頂いた。 改めて、皆さんに感謝している。 実は「もういいよ」と言いたいのは、二つの面がある。 一つは、先行き不透明な世の中で、必死に努力しても結果が伴う確率は低い。 それなら、大いに気楽な人生を過ごした…
僕には息子が二人いるが、両方とも全く結婚する雰囲気がない。 親戚縁者は心配して色々と世話を焼こうとするが、我々夫婦は「そんなの息子の勝手」と放任している。 勿論、彼らが結婚すると言えば反対する事はないが、かといって積極的に結婚を勧める積りも…
会社で一緒に仕事しているお嬢さん。 情緒が安定、仕事はハキハキ。 顔は可愛いし、気が利き、やさしく、文句のつけようがない。 ただ、御年30数歳。 何故に今持って独身なのか、不思議に思ってしまう。 望みが高く、中途半端なオトコでは妥協できなかった…
もちろん会社でも、まだまだ若い連中に負けるはずがないと確信してきた。 既に体力では劣っているが、そこは年齢を重ねた技術、別名手練手管を有している。 例えばゴルフ。 ドライバーの飛距離では負けても、二打目、三打目、仕上げのパターでは、若い連中が…
知人の女性から年賀状が来た。 「昨年私は新しい人生に一歩を踏み出し、子供たち三人と四人家族になりました。子供たちが出て行ったあとは一人になりますが、友人達がいるので寂しくない老後が送れそうです」と書いてあった。 どう見ても尋常ではない。 そう…
今やウォシュレット無しでは生きていけない。 当方、痔疾症状はないのだが、1985年以来ウォシュレットのお世話になり続けている。 子供達は、物心ついて以来なので、ウォシュレットがないとトイレを必死に我慢してしまう。 それほどウォシュレット様々な…
最高裁は、向井亜紀がアメリカで代理母によって得た子供の出生届受理を棄却する判決を下した。 この問題について、法的に未整備である事も併せて指摘する異例の判決だった。 この問題に関しては、例によって賛否両論がある。 どちらの意見も、それぞれの人生…
我が家は極めて夫婦円満です(だと思っています)(だと信じています)。 僕は「夫婦は分業である」と信じています。 力仕事には男性が適しているし、育児は母乳の出る女性がもっとも得意の分野なので、一般的に夫は家の外で働き、妻は家の中を守る。 しかし…
少子化が大問題と言われている。 高齢化社会が急速に進展しているのに比べ、これを支える若年層が減っている。 これは一大事と、政府も少子化対策委員会を設立し、女性大臣まで起用して対策に是れ努めている。 僕はしかし、効果がないと思っている。 女性が…
僕の両親は、両方とも脳腫瘍で死んだ。 母は、お産以外で一度も入院した事がないほど元気で健康だった。….と思っていた。 我が家で10月に次男が生まれた直後に、長男も同時に病気になったため、当時は近くに住んでいた母が約二週間、次男の面倒を見ていた。 し…
既に両親とも逝去した。父は、小学校しか出ていなかったが、独学苦学の上、当時でも難関と言われた司法書士の資格を得た。酒にもタバコにも生涯無縁だった。父は、学歴がない事にコンプレックスを持っているとの見方もあったが、僕は、学歴がないために不要…