紀行
三泊四日のマラガ滞在の次の予定地、14時15分発の列車で、更に異国情緒漂うコルドバへ。 ただ午前中は時間があったので、すぐ傍の「ローマ人の遺跡」を見に行った。 古代ローマ劇場で、現在も修理が続いている。 ローマの俳優が、ここから舞台に足り、演…
今回のヨーロッパ旅行の最大目的は、グラナダのアルハンブラ宮殿を訪れること。 マラガ発午前9時半の高速バスで、グラナダまでの所要時間1時間40分。 前日下見をしていた効果で、マラガのバス停までは道に迷うことはなかったが、若干風邪気味で体調に不…
前日の疲労と、若干風邪気味の所為か、朝起きるのが辛い。 結局いつもより2時間近く寝込んでしまい、朝食が8時半過ぎとなった。 この日は、特段の予定はない、 しかし、翌日がグラナダ行バスを利用してアルハンブラ宮殿観光なので、バスの出発場所を確認に…
マラガへの移動は、現地旅行社の車をチャーター。 予約確認書に、「ガイドはありません、英語でのコミュニケーションが取れない可能性もあります」と書いてあって悪い予感がしていたが、案の定、ドライバーはスペイン語しか話せない。 何やら、一所懸命に訴…
セビーリャ観光のハイライトは、ホテルから30秒もかからない大聖堂見物。 ここだけは、日本で予約していておかないと、当日チケット手配では不安だ。 予約時間は11時半なので、ゆっくりと出かけると、案の定、月曜日なのにチケット売り場は観光客で溢れ…
前日ホテル入りが予定より遥かに遅れたので、当然就寝時間も遅い。 その分、朝起きるのが珍しく遅くなり、起床時間が午前7時。 ホテルで朝食後、ホテルから歩けば一分もかからない、文字通り鼻の先にある「アルカサール宮殿」へ。 ところがこの日は日曜日、…
五泊六日のリスボン滞在の次は、スペインのセビーリャへ。 午前7時にタクシーを手配していたが、土曜日で道路がすいていたので、空港まで15分もかからない、 利用するイベリア航空は、スペインでは一番の大手だが、ポルトガルでは外様扱いで、カウンター…
昨日のロカ岬、シントラ・ペナ宮殿観光を終えて、この日は完全休養。 とは言っても、一日中ホテルにいるわけにもいかない、 そこで、リスボン到着以降、一度も行っていないタイ料理を食べようと思い立った。 場所は、ホテルから徒歩15分のSukhotha…
この日は、ポルトガル訪問のハイライト、ロカ岬、シントラ宮殿訪問。 現地旅行会社のツアーで、英語バージョン。 約束の午前8時45分に集合場所に行くと、既に50名ほどの客がたむろしている。 集合時間が過ぎても、続々と客が集まって来るが、肝心の旅行…
午前9時に、ロシオ駅まで赴き、初めてリスボンカードを購入。 これがあれば、大所の名所でチケット購入に並ぶ必要がないし、且つ電車、バス、地下鉄が乗り放題になる。 20ユーロだが、充分に元が取れる。 最初は,、サンタジュスタのエレベータへ。 ここは…
朝、4時半に目を覚ます。 昨日の歩行数は12千歩。 ヨーロッパ到着以降、平均すると1万歩を超えて歩いている。 知らない土地を歩く緊張もあり、かなり疲れ果てているのが実感される。 それでも朝食で、パンと妻手作りのサラダと食べると元気が出てくる。 …
ウィーンへは、五年間で三度目の訪問なので、すっかり通の気分だ。 今回はゆったりと四泊して、次の目的地、リスボンへ向かう。 使い慣れた地下鉄、OBBを乗り継ぎウィーン空港に到着後、間違えて第一ターミナルの行ってしまった。 搭乗予定のルフトハンザ…
今回、四泊したウィーンのホテルは、スターツオパーに最も近いとの理由で選んだが、今までのシティホテルとは全く雰囲気が違う。 五階建てだが、レセプションは一人しかいない。 最上階は客室もなく、部屋数は大目に見ても十数室だろう。 朝食で出会う宿泊者…
何せ、「音楽の都」ウィーンだ。 せっかくウィーンに来たからは、コンサートに行かない手はない。 という事で、この日は午前11時からのウィーンフィルコンサートを聞きに行く。 指揮は、あの有名なズービン・メータで、彼の甥っ子でカウンターテナー歌手、…
朝食後、10時ホテル出発の積りが、間違えて一時間早くレオポルド美術館を目指す。 徒歩5分ほどで到着するが、人っ子一人いない。 10時開館なので、美術館前の広場で休憩したが、不思議にもWiFiでインターネットにつながったので退屈はしない。 この美術…
今日から二日間は、予定なし。 暇に任せて、美術館を回ることにする。 ツアー旅行は便利だが、ぎっしりとスケジュールを詰め込まれるので、ブラリブラリと諸外国を見て回る余裕がない。 我々夫婦は、決して英語が流暢なわけではないが、それでも場数を踏むこ…
今回の°旅行の最大目標の一つが、ウィーン歌劇場でのオペラ鑑賞。 演目は「マノン」で、主役のテノールは、今のオペラ界最高の歌い手、ファン・ディエゴ・フローレス。 日本でチケットを手配したが、キャンセル待ちでやっと入手できたものだ。 その割には、…
昨晩は、ホテル到着後早めに就寝。 時差ボケで眠れないかと心配していたが、まるで杞憂で、疲れの余り泥のように寝入っていた。 ただそうは言ってもヨーロッパ入り初日なので、体内時計は日本時間のままだ。 現地時間、午前3時まで寝ていると、日本は午前1…
人生の最初の目標だったのは、母親の年齢を超えること。 40年前、当時でも母が死んだ69歳は早い方だった。 よってこんな目標をクリアするのは容易いと思っていたが、達成を直前にして心臓が悪くなり、カテーテル手術を受けたのが昨年11月。 一気に目標…
23日午前8時、旅館の朝食は、とにかく品数が豊富だ。 それを、何一つ残さず平らげる。 更に生来の貧乏性から、小食の妻が残したものまで食べるので、朝から食べ過ぎになってしまう。 名残惜しい旅館だが、10時半チェックアウトして、一路喜多方日中線の…
福島県猪苗代湖に、気に入った温泉宿がある。 他のどこにもないほど部屋付きの露天風呂が豪華で、誰にも遠慮することなく、心行くまで温泉気分を満喫できる。 更に、趣向を凝らした料理も売りだが、欠点は値段が高いこと。 その為、気に入っている割には、こ…
二日目は午前中に、ガイドの案内でバンテアイ・スレイ遺跡へ。 ここは赤土の遺跡で、遺跡全体が赤く輝いている。 アンコールワットなどに比べると小ぶりだが、「アンコール美術の至宝」とまで評価され、観光客が多い。 あわやアンドレ・マルローに盗まれそう…
ガイドの案内で、昼食はカンボジア地元料理。 周りの客は日本人ばっかり。 カンボジア料理は全体的に甘いが、この店は日本人好みのようで、ソコソコの味付けだった。 初日午後のアンコールワットは、今回観光の目玉。 ガイドの解説では、アンコールワットは…
午前6時起床。 ホテル内での朝食後、いよいよカンボジア観光開始。 現地ツアーガイドに伴われ、先ずはアンコール遺跡入場券売り場へ。 一日チケットは37$、三日は62$と少々割引で、我が家で一番便利な二日用はない。 購入時に顔写真を撮られ、入場券…
今回のカンボジア旅行で、三人の現地ガイドを雇った。 基本的には我々夫婦の海外旅行は、ガイドなしで勝手気ままに観光してきた。 しかしカンボジアには多くの遺跡があり、効率的に訪ねるには交通手段が必要だ。 かてて加えて、カンボジアの歴史は、少々本を…
1月22日からカンボジアへ旅行したが、その出発日、いきなりトラブルに見舞われた。 午前7時に迎えのタクシーを呼んでいたので、午前6時起床。 パソコンを立ち上げ何気なくチェックしたら、JALから「タイ行き便出発が3時間半遅れになるが、これを受…
朝6時に目が覚めると、何と喉が痛い。 昨晩余りに温泉に漬かり過ぎ、体を冷やしていたのが悪かったようだ。 実は現在、心臓カテーテル手術を来月に控えかなり厳しい投薬治療中で、「病院で与えられた薬以外は一切使用禁止」状態なのだ。 風邪薬さえ飲めばす…
前夜、妻が「蔦沼は、朝日に生える紅葉が見どころらしい。有名な写真家がたくさん撮影に来るほどだから、朝食前に早起きして行こう」と言い出した。 フロントで聞くと、「片道で一時間かかる」と言う。 蔦沼は二日目の行程の途中にあるので、その場合、丸々…
今年の春に、東北地方へ桜の花見に出かけた。 今回は、東北地方への紅葉見学。 先ずは午後3時、東北新幹線はやぶさグランクラスを利用。 チョイト贅沢気分で、飛行機の機内食並みのサービスを期待したが、出てきた軽食は大したものではなくてガッカリ。 八…
今回宿泊した旅館は、初日が料理に拘り、二日目は露天風呂に特徴がある。 その露天風呂で疲れをとった最終日は、今回の旅行で初めての快晴に恵まれた。 そこで、旅館すぐ傍の小岩井農場にある、有名な一本桜を鑑賞。 岩手山を背景に、丘陵地に桜の木が一本、…