昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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結婚記念日

45回目の結婚記念日を迎えた。

 

30年が銀婚式、50年が金婚式とは知っていたが、45年はサファイア婚らしい。

この辺は、商魂逞しい輩が、商売繁盛のために、「バレンタインデイ」のように無理やりデッチ上げたものだろう。

よって我が家では、こんなセレモニーに金を使うことはない。

 

我々夫婦への世間一般の評価は、「仲の良い夫婦」だ。

年に一度は海外旅行に出かけるし、それは一か月の長きに亘る。

それを聞いた人は、「二人きりの旅行で、夫婦喧嘩はしないの?」と不思議がる。

確かに最初の頃は、些細なことで言い争いになったり、何かうまくいかないことが発生すると、間違いなく一方の機嫌が悪くなっていた。

しかし、定年後の旅行からは、二人で相談の結果、「夫婦喧嘩をしない」ことを第一目標としている。

すると不思議なもので、今迄なら腹が立っていたことも、「ここは我慢しなければ」と言い聞かすようになった。

結果は、帰国した後まで、夫婦喧嘩は激減した。

そんな夫婦関係が、はた目には「仲の良い夫婦」に映るようだ。

 

そもそも夫婦なんて、信じられないような確率の偶然の出会いや、奇跡的な偶然のきっかけから始まっている。

我々二人が知り合ったのも偶然だが、その両親、そのまた両親など、先祖を辿っていけば。全てが偶然の出会いだ。

そのどれか一つでも、違った出会いになっていれば、今日の我々は存在していない。

ここまで偶然が重なると、それはそれで必然だったのではないかと思う。

僕は神様の存在は信じていない「敬虔な無宗教徒」を自認するオトコだが、夫婦関係は天の配剤、神の思し召しとも思う。

 

僕の周辺には、夫婦仲が悪いカップルもたくさんいる。

その多くで、妻側が「同じ空気を吸うのも嫌だ」と思っているのに、夫側はほとんど気が付いていない。

妻は、経済的裏付けがないので、表面上は一応夫婦関係を続けているが、実は虎視眈々と別れる機会を狙っている。

だから夫が定年になり、年金生活になった途端、「はい、サヨウナラ」となり、夫は途方に暮れてしまう。

そんなケースも、数件見てきた。

 

僕は45年間、妻と夫婦でいられたことを感謝している。

次の目標は、一般的には50周年の金婚式だが、我が家の場合は、45年と一日目を夫婦で仲よく過ごすことだ。

結婚記念日は、そんな決意を新たにするメルクマールだ。