野球選手の打率ではない。
このブログへの、アクセス数のことだ。
ヤフーブログの頃はお馴染みさんがいて、記事をアップしなくても、連日ソコソコのアクセスがあった。
しかしこのブログに引越して以降は、アクセス数が10を超えることはほとんどない。
自慢じゃないが、それどころかアクセスゼロの日も結構ある。
いくら記事を書いても、誰にも読んで貰えず、誰からのリアクションもないという事が続いている。
しかしそれでも、自分のノルマとして、一日に一記事をアップすることにしている。
それは、端的に言うとボケ防止のためだ。
ブログを書くためには、先ずネタが必要だ。
仕事が現役の頃は、他人との接点も多く、様々な出来事に喜怒哀楽を感じながら生活していた。
しかし引退して以降、ほとんど刺激らしい刺激のない環境にいる。
すると、このネタ探しが、結構大変な作業だと思い至る。
いつも広角度に、アンテナを張り巡らせなければならない。
政治に関しては、ネット経由と、唯一既存マスコミでは信頼している、産経新聞を通して情報を入手している。
最近は、インチキ情報を垂れ流す地上波テレビは、全く見なくなった。
ワイドショーに至っては、誠にくだらない番組ばかりで、あんなモノを見る人の気が知れないほどだ。
偏向番組を見ないことでストレスは減ったが、その分、世事には疎くなった。
そんなこんなでやっと見つけたネタでも、しばらく他のことに気を取られていると、すぐに忘れてしまう。
「何だったかナァ」と、思い出す作業が一苦労だ。
やっとネタが決まると、今度はそれを文章にするために、乏しくなってしまった知恵を総動員する。
ブログを書くだけなのだが、それでも毎日努力していると、結構頭を使う。
そしてそんな行為が、ボケを防止するのに役立っているに違いないと、勝手に思い込んでいる。
よって、アクセスがなくても、気にしないことに決めている。
リタイア老人には、社会参加も社会貢献も、チャンスは少ない。
わずかに自分と社会とのつながりを確認できるのがブログなので、毎日、必死に努力して記事を書き続ける積りでいる。