「背乗り」と書いて、「はいのり」と読む。
「工作員など他国人が現地人に成りすますために、身分・戸籍を乗っ取る行為を指す警察用語」なので、一般的にはほとんど知られていないし、勿論使用されることもない、
しかし北朝鮮による、日本人殺害と、その日本人への成りすまし疑惑などが囁かれるほど、事実とすればかなり深刻な問題だ。
このような犯罪事例の解決は、警察に任せるしか手がないが、外国人のスパイ活動に対しては、日本人として無関心ではいけない。
話しは一転するが、ヨーロッパを旅すると、改めて日本料理の人気ぶりを痛感する。
昔は中華料理が、成功したアジア料理の嚆矢だったが、今では日本料理も充分に肩を並べるし、ひょっとしたら追い越したのではないか。
しかし今回ウィーンの街を散策して、この日本料理店の大半が、いわゆる「ナンチャッテ」店なのに気が付いた。
僕が知る限り、唯一の、且つ本格的な日本料理店は「日本橋」だけ。
後は、日本料理店を騙っているが、実は韓国人の店だ。
これでは、一時的に日本料理が人気を博しても、偽物の横行を許すと、最終的には日本料理の評価を毀損する。
「ナンチャッテ」日本料理は、実際の日本料理とは断じて違うと、官民挙げて世界に向かっての啓蒙活動が必要だ。
大袈裟ではなく、そんな感想を持った。
日本人で、韓国人を嫌っている人は結構多い。
特に最近の、韓国が仕出かした日本に対する様々な事件が、一気に日本人の嫌韓感情に火をつけた。
しかし、韓国の反日感情は、そんな生易しいものではない、
国家規模で、幼少の頃から徹底的な反日教育を叩き込むのだから、日本を嫌う感情は韓国人のDNAとすら言える。
しかも、歴史的事実は無関係で、日本を叩ければ何でありなのだ。
そんな日本人に対して憎悪感すら持っている韓国人が、何故海外で日本人の振りをして、日本料理店を経営するのだろう。
逆の、「日本人が韓国人の振りをして、韓国料理店を経営する」例は、寡聞にして聞かない。
例外的にあるかもしれないが、少なくとも見たことも聞いたこともない。
しかし韓国人は、例えばヨーロッパのように、日本人と韓国人の差が区別できないような連中の地域では、あたかも日本の店のような店名をつけ、あたかも日本料理のようなメニューを作り、あたかも日本人が経営しているような体裁を整えている。
韓国は偽物天国でも有名な国だが、海外でも、こんな偽物を提供することで、日本料理ブランドを壊し続けている、
これは、実質的な背乗りではないか。
韓国料理だって、日本ではソコソコ人気がある。
しかし世界レベルでは、日本料理、中華料理、タイ料理に比べ、著しく出遅れている。
僕は過去に一件だけ、ザルツブルグで正々堂々と韓国料理の看板を掲げている店を見たことがあるが、後は悉く日本料理店を名乗っている。
僕はここに、韓国人の悲しさを見る。
彼らは、嫌いで嫌いで仕方がない日本人を騙らないと、世界で通用しないのだ。
カネのためと割り切っているのかもしれないし、「日本を利用しているが、魂までは売らない」と強がるかもしれない、
しかし、もしも韓国料理が日本料理を凌駕しているのなら、こんな姑息な手段はとるはずがない。
そんな韓国人の複雑な劣等感の裏返しが、日頃の過激な反日行動に現れるし、何でもウリジナル発想につながる。
僕は韓国人が好きではないが、ウィーンのナンチャッテ日本料理店を見て、韓国人のメンタリティの一部を理解できた気がする。
実は韓国人は、可哀そうな連中なのだ。