昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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日本への移民受入れには絶対反対!

イギリスの、有名日本食レストランのホームページに

「今まで年間無休で365日営業してきたが、①人手不足②移民政策の厳格化の理由から、一週間に一日を休業する」

との説明があった。

 

   年中無休:365日、12時から24時まで営業
   Open 12 till 12, 365 days a year

   Sadly, due to staff shortages as a result of Government immigration restrictions,    we are CURRENTLY CLOSED ON MONDAYS. 

 

イギリスの国民投票で、いわゆるBREXITが決まったのは、もう二年前になる。

その後のイギリス政界の混乱ぶりは、あまねく世界中に知れ渡ってしまった。

政権与党だったイギリス保守党にとっては、まさかEU離脱が可決されるとは夢にも思わなかったらしい。

が、ポピュラー政治の恐ろしさで、イギリス国民にとってとんでもない事態を招いてしまった。

たまたま旅先で知り合ったイギリス人も、「Terrible」とか「Crazy」と嘆いていたが、全ては後の祭り。

果たしてイギリスはどこに着地点を見出すのか、世界景気にも大きな影響があるだけに、他人事ではない。

 

しかしこの政策は、どこまで議論を尽くしても、イギリス国民の合意などありえない大難問だ。

現にBREXITに賛成した連中は、今でも早期、合意なき離脱もやむなしと主張している。

一方の離脱反対派は、もう一度国民投票をすれば、必ず離脱反対派が多数を占めると考えているようで、国民投票のやり直しを目指し、必死に巻き返している。

離脱派は、既に決まったことなのでやり直す必要はないと主張するに決まっている。

イギリス政治の混乱は、身から出た錆とは言え、出口が見えない袋小路に陥っている。

 

既に移民規制は、現にレストランの経営だけでなく、産業界全体に影響が出ている。

しかし、では移民を受け入れるかと言えば、彼らに仕事を奪われる不安を持つ層には、絶対絶対反対だ。

これはイギリスだけでなく、ヨーロッパ全体の共通悩みであり、移民反対勢力は各国とも確実に増えている。

日本のマスコミは、この勢力を極右と表現する。

しかし彼らは決して右翼ではなく、むしろナショナリストや排外主義の要素が大きい。

自国に、他国民が合流することを、雇用面や治安面から反対しているのだ。

 

一方、移民受入れ派は、人道主義的立場の連中と、安い労働力を確保したい連中に分かれる。

前者の人道主義は、サヨク界隈の世間知らずに多いが、これは単なる理想論であり、近い将来には、却って支持者を減らしてしまう妄想の類でしかない。

何故なら、自分が生きるために移民政策に反対している連中にとって、人道主義的に他人に同情するなどの余裕はないからだ。

むしろロンドンのレストランのように、従業員を確保できない経営者の方が深刻であり、且つ経済全体への影響も大きい。

 

日本では、中小企業経営者が、背に腹は代えられない状況なので、移民受け入れに積極的だし、研修生などの名目を使い、小手先のごまかしで雇用を確保している。

それに加えて、人権派野党や評論家が、イデオロギー上移民受け入れ政策を推進しようと画策している。

しかしヨーロッパだけでなく、移民大国のアメリカですら、もはや移民受入れが限界にきている。

安易に移民を受け入れると、必ず近い将来に禍根を残す。

増してや、日本が大嫌いで、やることなすこと日本国力を削ごうとしている野党やサヨク達の主張など、決して採用してはならない。

 

むしろ日本には、年金だけを食いつぶしながら、まるで生産面で全く貢献していない中高年層が溢れ、これもまた大問題ととらえられている。

人手不足が大問題の中小企業の場合、移民よりも、そんな余った後期高齢者を活用すれば一石二鳥になる。

安易な移民受入れは、最悪の愚策だ。