昨日の日曜日の参議院議員選挙結果が、翌日の朝になって確定した。
マスコミの総括は、
・与党は71議席を得たので勝利
・野党は一本化候補が10人当選したので、今後の展望が見えた
・立憲民主党がほぼ倍増の17議席確保で、野党の主力の地位を固めた
となっている。
僕はこの参議院選挙で
・野党候補者は全員落選で、与党の圧勝
・しかしそれは不可能なので、せめて野党議席の最小化
・社民党の消滅
を個人的な目標としていたので、「喜びも中以下くらいなり、この選挙」の心境だ。
流石のNHKでも、この選挙で安倍政権が国民の信任を得たことは嫌々ながらだろうが、一応は認めてはいる。
しかしその返す刀で、必ず「改憲勢力が三分の二をとれなかった」と強調する。
言うに事欠いて、「中国はこの事態に安堵しているのでは」とも報じていた。
しかしこれは、あの公明党を「改憲に積極的な政党」と位置付けた上での話だ。
今回東京で当選した公明党の山口那津男代表は、この結果を受けて早速、「改憲の国民的合意はまだ成熟していないので、慎重に進めるべき」と、安倍首相と自民党に対して、牽制球を投げた。
そもそも公明党は、政権与党で存在するために、加憲などの詭弁を弄しているが、本質的には護憲政党だ。
第九条さえあれば戦争にならないと考える平和主義者が、未だにそれなりに存在する中で、憲法改正の大義をなすためには、こんな蝙蝠のような日和見政党は、全く信用できないし、改憲の当てにならないことを肝に銘じておかないといけない。
だから改憲勢力が三分の二を越したと喜ぶのは、公明党を除いて、今で言えば自民党と日本維新の会の合計議員で三分の二を越した時だ。
その意味では、山口那津男が言う、「未だ国民の理解を得られていない」のは正しい。
むしろ今の政権に解決を期待する焦眉の急は、問題山積の外交問題であり、とりわけ対韓国の外交だ。
今までの政治家が、徹底的に甘やかした結果、韓国は日本にタカり続けるシロアリみたいな存在になっている。
この韓国とは、どこかで決着をつけなければ将来とも国益を損なうし、それは今を置いてほかにない。
幸いこの間の異常行動で、反日マスコミですら隠しおおせないほど、韓国は無茶苦茶な国家であることを露呈した。
日本人の嫌韓意識も、過去にないほど盛り上がっている。
無論、作用反作用の法則で、これに比例して、韓国の反日意識も高まっているが、これはお互い様。
韓国とは縁を切るか、そこまでは無理なら敬って遠ざける方針を貫いてほしい。
他にも、アメリか、イギリス対イラン間の緊張が大問題となっている。
日本経済の生命線である原油を確保するためには、この両サイドと話ができる安倍外交の腕の見せ所だ。
個人的な願望としては、何一つ規制も受けず、やりたい放題の反日マスコミへの対抗策を検討してほしい。
捏造情報も含めて、ひたすら政権批判をするだけで、何一つ建設的提案のない、無責任極まりない意見を垂れ流されると、精神的なストレスが昂じる。
マスコミは、せめて両論併記の報道か、若しくは、エビデンスを示した情報提供を求めたいものだ。
今回の参議院選挙で、国民の強い支持と期待を受けた安倍政権だからこそ、アベノミックス経済政策と同時に、マスコミ対策も実現してほしい。