9月11日、安倍政権の内閣改造が発表された。
安倍首相の任期もあと二年、「安定」と挑戦」で結果を出すと言うが、この二つの言葉は、相矛盾している。
挑戦すると、安定が犠牲になるからだ。
それでも、自民党贔屓の僕としては、新内閣には期待したい。
新内閣の顔ぶれ云々より前に、僕なりに、今までの内閣の評価をしておきたい。
僕は前内閣については、総じて合格だったと思っている。
加点法で行けば、90点以上だ。
何よりも、韓国向け輸出手続きの適正化が、前内閣でダントツの成果だ。
今までの政権は、韓国には当たらず触らずの態度だった。
更に、ウソも言い続ければ真実になると信じる韓国の国民性から、無理難題の屁理屈でいつも謝罪と賠償を求められていた。
何せ韓国にすれば、文句を言えばカネになるのだ。
ヤクザも浮浪者もそうだが、楽に金儲けができるのなら何も苦労して働きたくはない。
韓国はすっかり味を占め、増長し、タカリ体質が定着した。
それに対して前内閣が、「約束を守れ」「正規の手続きを取れ」と当たり前のことを言っただけなのに、韓国人は持病の火病を発症した。
そこから韓国は、あれやこれやと醜い言い訳や、常軌を逸したアリバイ作りで日本を罵りまくったが、アメリカを味方にしていた安倍政権はビクともしなかった。
その時の担当大臣、世耕弘成経産大臣、河野太郎外務大臣、菅義偉官房長官の見事なコンビネーションは、絶賛するに値する。
全員留任して欲しかったが、菅義偉は留任、河野太郎は防衛大臣、世耕弘成は参議院幹事長と引き続き重責を担うので一安心だ。
減点法なら、70点に落ちる。
せっかく内閣を挙げて、韓国と厳しく対峙しても、岩屋だけはまるでユルフン対応を繰り返した。
間抜けな表情も相まって、即刻解任して欲しいほど情けない防衛大臣だったが、今回の改造で何とか追放できてよかった。
二度と大臣になど、任命して欲しくない人物だ。
もう一人のマイナス野郎が、桜田義孝五輪相。
喋れば喋るほど内閣の足を引っ張る失言大臣だったが、さすがに途中でクビになった。
二階俊博幹事長も酷い。
中国や韓国への追従ぶりだけではなく、自派拡大のためなら何でもありの古臭い体質が顔にまで現れ、政治不信の原因にもなっている。
自民党内では親分肌の実力者らしいが、アホ都知事、小池百合子に秋波を送るなど、信頼できる政治家ではない。
ただ、日韓議員連盟の常任幹事にも拘らず、韓国議員がノンアポで訪問した時に面会拒否したので若干評価アップ。
これは、媚韓派の二階を以ってしても、韓国にイイ顔ができないほど、韓国の対して日本全体が怒っていた所為でもあるが。
政治家の玉石混交はやむを得ないし、どう欲目で見ても、自民党は石ころは多いが玉議員は少ない。
それでも昨日までの内閣は、花◎三人に対して、罰点二人半(二階はマイナス半人)。
これを以って、良しとしよう!
とりわけ河野太郎と世耕弘成は、将来の自民党を背負って立つような存在感を見せた。
ポスト安倍晋三に適当な人材が見当たらず、先行きの不安感が強いので、菅義偉を加えた三人には大いに期待したい。