昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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女性議員は女性解放の担い手のはずだが

男女同権に、異を唱える人はいない。

一昔前までは、「妻は夫を慕いつつ、夫は妻を労りつ」が夫婦の理想の在り方のように言われ、男性の上から目線が当たり前だった。

だから「女性は我慢しなさい」などと思っていると、「何故オンナが我慢しなければならないのか?」と、すぐに批判の矢面に立たされる。

オトコが外で働き家計を支え、オンナは家事に専念などは時代錯誤も甚だしい。

 

僕もまた、男女は絶対的に同権だと確信している。

しかし僕の場合、実は世の中は表面的にはオトコ社会のように見えても、実際には女性が仕切り、支配していると思っている。

一見するとオトコが威張っているようでも、そのオトコは家では嫁さんに、まるで頭が上がらないケースがほとんどだからだ。

オトコが外で強がるのは、せめてそこだけではオトコに花を持たせることで、神様が帳尻合わせをしているに過ぎないのではないだろうか。

批判を覚悟で言いきれば、世の中は外面でこそ男性社会に見えても、世の中はとっくの昔から男女同権、と言うより女性社会としてバランスしている。

だから敢えて、女性の地位向上などと声高に主張する必要はないと思っているが、この考えを口にした途端、大ブーイングを浴びること間違いない。

今やその外面だけでオトコが威張っていても、モラハラと問題視される時代だからだ。

我々オトコどもも、時代と価値観の変化を理解しなければならない。

 

そんな女性の社会進出の担い手として、一番分かりやすい存在は、女性議員たちだ。

何せ常に衆人環視の中にいるのだから、働く女性として目立つし、成果も見えやすい。

しかも、過酷な選挙を通して、議員としての能力を有権者に認められた職業婦人だ。

選考過程が実に民主的なので、基本的には一般企業で起きがちの依怙贔屓抜擢もない。

将に、公明正大なプロセスを経て、選び抜かれた女性のシンボル的な存在のはずだ。

 

ところが女性の権利拡大にとって、期待の星であるべき女性議員の中で、「この人は!」と尊敬に値する人材が圧倒的に少ない。

いるのかもしれないが、目立たない。

逆に、どう見ても、首を傾げてしまうような振舞いを仕出かす女性議員が多い。

こう言うと必ず、実は地道な政治活動で、着実に女性の地位向上に貢献している女性議員もいると批判が出てくる。

また、女性議員だけでなく、男性議員だって似たようなレベルとの指摘もあるだろう。

しかし現状は、マスコミに注目される女性議員ほど、何とも危うい挙動を繰り返すので、女性の能力そのものを疑問視され、女性の信用を失墜させる結果となっている。

男性議員も決して自慢できるレベルではないが、母数が多い分、少々のバカでも全体に吸収されるが、問題女性議員が騒ぎを引き起こすと、どうしても目立ってしまう。

こんな女性議員を以て、「やはりオンナはナァ」などと評価されるのは、女性にとっても全く不本意だろう。

 

そんな典型に、一昔前の田中真紀子がいる。

小泉純一郎政権の生みの親として、鳴り物入りで外相に就任したが、やったことは出鱈目ばかりですぐに馬脚を現し、結局は中途で更迭されてしまった。

その後は民主党に移ったものの、偉大な親父の選挙区でも落選するほどに落ちぶれ、もはや「あの人は今?」の扱いを受けるまでになり下った。

化けの皮が剥がれるまでの彼女が、「日本初の宰相候補」だったのだから笑わせる。

 

東京都知事小池百合子も似たようなものだ。

自民党に反旗を翻し、都知事選に立候補したことで大人気を博したが、その後は仮想敵を作る政局最優先の政策を連発しで多額の税金を無駄遣いしている。

それでも煽てられて舞い上がり、分不相応な総理大臣を夢見て「希望の党」を立ち上げたが、中身の軽薄さが次々とばれてしまい、歴史的大失速を食らった。

今や、駆け込み寺ともゴミ箱とも言われる、自民党幹事長、二階俊博以外に頼るべき人もいなくなり、それと同時に政治的影響力も消えてしまった。

 

蓮舫も酷い。

青筋を立てて、金切声で絶叫する演説振りがどういう訳か人気になり、「舌鋒鋭い切れ者」と誤解され、選挙になるとトップ当選する。

立憲民主党の集票マシンとしては機能しているが、肝心の具体的政策話になった途端、政治家としての実力不足がばれてしまう。

民主党政権で事業仕切りを担当し、官僚をイジメる役で拍手喝さいを浴びたが、最近では、その時の政策で自然災害被害が拡大していることが分かってきた。

また民進党の人材不足で、あの程度でも民進党党首になったが、二重国籍問題にしどろもどろ回答を繰り返し、党内外の信用を失い、途中での辞任を余儀なくされた。

 

一時期、蓮舫と並ぶ民進党の論客と期待され、民進党幹事長が内定していたのに、ダブル不倫で棒に振ったパコリーヌこと、山尾志桜里はどうだ。

不倫の前には、使用済ガソリンプリペイドカードを利用した政治資金不正授与を「秘書がやった」と言い訳したが、その直前に自民党甘利明に対しては「秘書がやったでは済まない」と攻撃していたのだから、絵にかいたようなダブルスタンダードだ。

不倫の結果で結局離婚したが、その後も「むき出しの好奇心には負けない」と強弁し、二人して海外出張などをする鉄面皮ぶりを発揮した。

 

福島瑞穂に至っては、社民党の長期低迷状態から抜け出す兆しさえないまま、議員数を減らし続け、もはや党の存続すら風前の灯火状態で、党首交代となった。

その昔、野党第一党として自民党に対峙していた社会党は、福島瑞穂社民党党首の下でも凋落の一途で、まもなく政党要件も失う存在にまで落ちぶれている。

福島瑞穂には、その責任が大きいはずだが、本人にはその自覚の欠片もない。

 

国会討論の質問書提出が遅れ、台風の被害が予想された日に、官僚の残業を強いた森ゆう子は、それ自体も大問題だが、その後も醜い言い訳に終始した。

周囲に迷惑をかけても、謝罪すらせずに開き直るのは、議員以前に、真面な社会人ですらない。

 

夫婦揃って筋を通すタカ派政治家として、北朝鮮拉致被害者家族からも信頼を得ていた中山恭子だが、実は主義主張などどうでも良く、単なる議席至上主義だとバレた。

彼女の場合、出来の悪い夫、中山成彬議席を守るために、夫婦して小池百合子の「希望の党」に移ったことで、それまでの主張との一貫性がなくなってしまった。

しかも自らが党代表だった「日本のこころ」の政治資金を猫糞した疑惑まで起こす。

今年政界からの引退を発表したが、仮に立候補しても絶対に当選するはずがない。

官僚から自民党時代は華やかな活躍だったが、最後はそこまで晩節を汚した議員だ。

僕は個人的に中山恭子に共鳴していただけに、彼女の末路は残念で仕方がない。

 

他にも、 豊田真由子上西小百合今井絵理子等々、トラブル女性議員は多い。

 

こんな議員が、女性を代表している存在となると、却って女性への偏見が生まれる。

だからこそ、誰もが一目置き、尊敬に値する女性議員の誕生が待たれる。

先に挙げた女性議員などは、全員落選して欲しい連中だ。

真面目に政治活動をしている女性議員たちは、スタンドプレイに興じるのではなく、緒方貞子さんのような女性政治家を模範として欲しい。

そんな女性議員が増えてくれば、世の中の見方が一変するはずだ。