何となく、世間で不倫騒ぎが起きるたびに、このブログで反応している気がする。
我ながら、スキャンダル大好きのミーハー男だ。
尤も、他人の浮気と対岸の火事は派手なほど面白いので、この際、冷やかし御免!だ。
今回は、芸人立川志らく、ではなく、その嫁の不倫騒ぎ。
元アイドルの嫁とは年齢が18歳違いで、不倫相手は立川志らくの弟子。
それが、自宅前で「わいせつ行為」にふけったところを写真にパチリ。
誠に言い訳の利かない、見事なまでに開けっぴろな浮気だ。
この嫁が、不倫騒ぎを引き起こしたのは、何と今回で二度目。
僕が立川志らくの立場なら、打ちのめされて、人前に出る気にはならないだろう。
しかし、立川志らくは芸人だ。
不倫ネタ大好きな大衆が、好奇心丸出しで事の成り行きを固唾を飲んで見守っている。
芸人にとっては、視聴率が取れる、オイシイ現場だ。
しかも、立川志らくはワイドショーのレギュラーで、「寸鉄人を指す」気の利いたコメントを発してきた積りでいる。
政治ネタを扱った時には、「説明責任がある」などの一般ウケする正論で、時の為政者を攻撃したに違いない。
因果は巡る糸車!
そんな祟りが、この場面で我が身に降りかかることを、予想していただろうか。
芸人コメンテータ立川志らくは、妻の不倫について一言述べざるを得ないのだ。
しかし、そこはさすがに、芸人立川志らく。
二重国籍を追及された蓮舫や、台風被害のさなかに自宅の様子を見に行ったり、ラジオ番組に出演したことを批判され、しどろもどろになった千葉県知事、森田健作とは、危機管理能力がまるで違う。
諸先輩も含めると、踏んだ場数が違うのだ。
見事に「家族だから、妻を信じている、離婚は一億%ない」「妻は酒を飲むと前後不覚になるので、飲酒は禁止した」と切り返し、窮地を脱したかに見える。
僕は、長い会社員生活の中で、妻に不倫された後輩を知っている。
残業続きで深夜にしか帰宅しない夫への不満から、妻は自宅アパート前で道路工事中のオトコと出来てしまった。
結局この夫婦は離婚となったが、精力の強いオンナが、抑えが利かなくなった時の恐ろしさを垣間見て、我が身を振り返り、ゾッとしたものだ。
また元同僚で、酒を飲むとすっかり我を忘れ、人に絡み、抱きつき、果てはキスまで迫る女性も知っている。
本当かウソかは知らないが、元美人歌手と言われた五月みどりは、飲むほどに服を脱ぐ癖があり、彼女が酒を飲む時はオトコが周りを取り囲んだと、松方弘樹が話していた。
立川志らくにとっては、こんな業の深い嫁を持ったのが身の不運と諦めるしかない。
かと言って、売れっ子の悲しさで、四六時中、嫁を見張り続ける時間もない。
人気が出るほど、嫁とは疎遠になるとは、芸人とは何と因果な商売だろう。
結局は、嫁の自覚を待つしか方法はないのだ。
嫁も、さすがに今回の騒ぎに懲りて、しばらくはおとなしくするだろう。
しかし、その嫁の年齢は、38歳。
一方の立川志らくは、既に56歳。
三十(サンジュウ)○セ盛り、四十(シジュウ)○盛りとの、含蓄豊かな格言もある。
忙しくて、妻に構っていられない、立川志らくの古い家庭観や道徳観が通用するのか。
ケンシロウ的に言えば、「志らく、オマエはもう死んでいる!」のだ。
全くの門外漢には、数年後の成り行きに興味がある。
マァどうでもいいし、結末は知らんケドね。