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日本の武漢肺炎防疫対策も捨てたものじゃない

武漢肺炎防疫策として、台湾が大成功を収めていると評判だ。

台湾が打ち出した防疫措置は、世界からも注目されているらしい。

かなり初期の1月25日の段階で、中国人入国禁止措置がとり、マスク買い占め防止策など、とにかく実践的対策を連発している。

その結果、3月11日の患者数が48名と確かに少ないし、その後も増えていない。

 

これに比べると、我が日本の対応はモタモタ感がぬぐえない。

中国人の入国制限も、台湾に一か月以上も遅れている。

隣国、台湾のシャキッとした実例を見ると、どうしても日本政府は分が悪い。

 

しかし、しかしだ。

日本の武漢肺炎患者数は、同じ3月11日現在で約600名、ダイヤモンド・プリンセス号での患者が700人の合計1300人。

死亡者20名は不幸な数値だが、それでも諸外国に比べれば、実に善戦しているのだ。

 

発生源の中国が大パンデミックに陥ったのは、最初にこの病気に頬被りした政府の隠蔽体質の所為で、自業自得だ。

これは中国共産党が引き起こした人災なので、中国人は自国政府に文句を言うべきだし、世界中の国々も、中国には大抗議をするべきだ。

ついでに言えば、この中国に忖度しまくって、全くの楽観論に終始していたWHOの無責任体質も許すことができない。

 

その他の国で下手を打った典型は、イタリアと韓国だ。

当初は中国と日本が、武漢肺炎の巣窟のように非難されたし、韓国などは、同時期に終結宣言間近とまで楽観的にだった。

ヨーロッパ諸国やアメリカでも、日本人を「コロナ野郎」と罵倒する例まで見られた。

この頃は、自国での事態の深刻さを理解していなかった連中は、その後の患者数の爆発的増加に対処法が分からず、まるでオロオロしている状況となった。

 

実際に、クルーズ船の患者を除けば、日本の患者数増加は決して爆発的ではない。

日本の患者数にクルーズ船患者を加えるかは、マスコミの中でも意見が分かれている。

要は、日本本土の患者数は、増えてはいるが、なだらかなのだ。

日本政府は「対応が後手後手」と批判ばかりされてきたが、しかし学校閉鎖とか、集会自粛とか、それなりの対応をしてきたことが効果を発揮しているとも考えられる。

 

日本人のモラルの高さもまた、武漢肺炎の防疫に役立っている。

勿論日本人の中にも、愛知県蒲郡市のオトコのように、自分が陽性反応を示したからと言って、他人に病気を移そうとするような不届き者もいる。

しかし基本的に日本人には、他人には迷惑をかけてはいけないとの、自制心が働く。

自分さえ良ければと、自己中心で考えがちな外国人とは、人間性がまるで違う。

ここに政権の足を引っ張るだけの役割しか果たさない、野党ドモさえいなければ、もっと迅速に武漢肺炎を封じ込めるに違いない。

 

いずれにしても安倍政権は、武漢肺炎対応ではボロクソに貶され続けた。

斯く言う僕もその一人なので、あまり偉そうなことは言えない。

確かに上を見れば、台湾の対応には劣っているし、不思議と患者数が少ないインドにも後塵を拝している。

それでも、今が野党政権だったら、もっともっと悲惨な状況になっただろう。

冷静に数値だけを見ると、今になって爆発的に患者が増え続け、大慌てしているヨーロッパ諸国やアメリカに比べれば、遥かによくやっている。

 

非難するだけでは、武漢肺炎は防げない。

ここまで来てしまうと、政権を信じて、挙国一致の気持ちにならないと、武漢肺炎の被害が長期化してしまう。

相も変わらず、国会でのサボり病で、防疫のための緊急事態宣言用特措法成立の邪魔をした野党なんか、全員次の選挙で落選して欲しい!