昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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偏差値が高い人と大したことない人

福島瑞穂と見ていると、偏差値と個人の能力が全く無関係に見えてくるが、 しかし現実には、偏差値は、間違いなく能力の指標と考えられている。

 

福島は、高校生時代の全国模試で、トップになったことがあるらしい。

卒業した大学は、日本の(偏差値)最高峰と言われる東大法学部で、しかも司法試験にも合格しているので、学校の成績だけなら只者ではない。

しかし福島瑞穂と言えば、日本の文在寅文在寅は韓国の福島瑞穂)とも言われるほど、妙チキリンなリベラル思想の持ち主だ。

 

政治家としての福島は、あの55年体制の片割れを担った社会党委員長を、土井たか子から引き継いだが、その後の党勢を惨めなほど落ちぶれさせた。

今では、議員数わずかに二名程度の超弱小政党の代表でしかなく、野党内ですら相手にされているのかが疑わしい。

確かに社会党は、自民党と共にぬるま湯政治に浸っていた、だらしない政党ではある。

しかしそれでも一時期は、野党第一党として期待され、1989年参議院選では「ヤマが動いた」とマドンナ旋風で大躍進したこともある。

 

福島はその政党を消滅寸前にまで凋落させたのだから、普通なら責任を取るだろう。

しかし福島は、今でも意気軒高と、訳の分からない内容の記事をTwitterに投稿し、たまのインタビューでは相変わらずの反日発言を繰り返している。

東大卒の偏差値があれば、自分たちの主張がとっくに時代遅れになり、国民からの支持もなくなったことくらいは気が付くと思うが、福島にそんな自戒の念はなさそうだ。

東大卒業で官僚上がりの政治家は、与野党共に多くいるが、中でも野党議員にはとびぬけて変な輩がいる。

福島レベルのこんな連中を見ると、偏差値が人間力のメジャーにはならないと分かる。

 

しかし実社会では、やはり偏差値が高い方が、能力的にも優れている確率が高い。

逆に言うと、偏差値が低くても、経営や社会生活で素晴しい成果を上げる人は、いるにはいるが少数派と言うことだ。

 

日本企業の社員採用事情を見ると、真っ先に大企業や人気企業が、偏差値の高い人材を確保するし、就職する側も、偏差値が高い人ほど有名企業を目指す。

中企業は、大企業の次のレベルの社員を採り、小企業には更にその下の層が就職する。

しかし、残り物に福がある可能性は小さい。

僕自身、大企業の人間とも中小企業の社員とも一緒に仕事をした経験があるが、「打てば響く」社員は、やはり大企業の方が多くいた。

 

もちろん中小企業でも、大企業社員に負けないような素晴らしい人材はいるし、大企業にも、箸にも棒にもかからないようなアホ社員はたくさんいる。

しかし確率的に見れば、偏差値の高さと有能さは比例しているのだ。

これはTOEICの試験と同じで、TOEICの点数が低くても英会話ができる人はいるかもしれないが、やはり高得点の人の方が流暢な英会話ができる。

だからこそ、企業は分かりやすい偏差値やTOEICを、人材の判断基準にする。

最近の採用試験では面接を重視する傾向が強いらしいが、それでも偏差値やTOEICの試験結果が無視されることはない。

 

しかしこれは相対的な話であって、偏差値万能と言っているのではない。

不幸にして偏差値が低くてもTOEICの点数が悪くても、悲観することはない。

実際に社会に出た後は、こんな数値化ができるハードスキルよりも、人間関係をうまくやれるとか、時間に正確で遅刻しないとかのソフトスキルの方が役に立つので、後天的な努力次第で、ハードスキルの不足分をカバーできるからだ。

福島瑞穂以下の、東大卒だけどバカ議員たちが、そのことを教えてくれる反面教師だ。

 

慰めにもならないかも知れないが、偏差値など全く大したものではなく、TOEIC試験に至っては受けたことすらない僕だが、要領の良さだけで、会社員生活を全うできたし、TOEICの資格なしでも、夫婦二人きりで、海外旅行もできる。

社会人として、大過なく過ごしていることがその証拠だ。