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やはり小泉進次郎はバカだった

7月29日衛星フジ「プライムニュース」に、小泉進次郎が出演した。

初めての生出演らしく、番組側はやや興奮気味にすら見えた。

しかし残念ながら、小泉進次郎にとって、このテレビ出演は失敗だった。

大失敗と断定してもよい。

理由は、改めて小泉進次郎のバカさ加減を、満天下に知らしめてしまったからだ。

 

そもそも環境大臣としての小泉進次郎は、全く存在感を示すことができなかった。

今迄話題になったのは、

 ・前任者の福島原発処理水の海洋投棄発言を、大臣就任直後にあっさり撤回した

 ・COP25での石炭火力発電について消極発言が、国際的に批判された

 ・この時皮肉の「化石賞」授与を、日本の努力が評価されたと勘違いした

 ・国連気候行動サミットでの、記者とのセクシー発言

 ・個人的な不倫スキャンダルまで発生

と、碌なものではなく、行政の業績が話題になることはほとんどなかった。

 

小泉進次郎は、人気を博した総理大臣の二世候補でバリバリの良血。

出来チャッタ結婚の相手は、当代きっての才媛との噂が高かった美人キャスター。

自民党議員の選挙応援では、当意即妙の地元ネタで、オバハン連中の心を鷲掴み。

そんなイメージ先行からか、マスコミによって一時期は「次の総裁候補ナンバーワン」とまで持て囃され、期待されていた政治家だ。

28歳で初当選、その後は政治家として誰もが羨む順風満帆な経験を重ねた上での環境大臣就任だったが、そこで見事に、底の浅さ、化けの皮が剝がされた。

余りの惨状に、これは安倍首相の高度な後継者潰しとの穿った見方をされるほど、評価がガタ落ちしてしまった。

 

そんな小泉進次郎だけに、満の持してのテレビ生出演で、一気の名誉挽回、汚名返上を画策したのだろうが、結果は残念ながら「名誉返上、汚名挽回」となった。

https://www.fnn.jp/articles/-/68289

https://www.fnn.jp/articles/-/68288

 

小泉進次郎発言の最大の問題点は、主語と述語がつながらないことだ。

一見オヤジ譲りの簡潔フレーズを矢継ぎ早に発するが、その言葉数は滅茶苦茶に多く、且つ長く喋るので、途中からダラダラ感だけになる。

言語明瞭、意味不明量で、聞いていて、何を言いたいのか分からなくなってしまう。

 

更に、質問への回答がない。

MCの反町理やアシスタントの女性が質問すると、何やらたくさんの単語を並べ立てるが、肝心の回答は最後まで出てこない。

例えば、2030年でさえ石炭火力の依存度は26%も残るのか?の質問に小泉は、

 ・それは原発20~22%再生可能エネルギー22~24%が、

 ・2030年でこのレベルなのかが問題で

 ・経済同友会再生可能エネルギーを40%にせよとの意見がある

ので、「さあ、こういった議論を、石炭のようにファクトベースで、しっかりと議論することが重要」と、ドヤ顔で答える。

 

将に、なんのコッチャだ。

小泉進次郎への配慮なのか、YouTubeのダイジェスト版は、とんでもないアホ発言はカットされている。

しかし二時間弱に亘る小泉進次郎との質疑は、一事が万事、この調子で進む。

さすがに聞く方も疲れるし、何の役にも立たない質疑応答の典型なのだ。

 

どこかで経験したデジャブと思っていたが、思い出した。

中学生の頃、学校の成績はサッパリなのに、妙に気の利いた風の言葉を連発して、生徒会長になったヤツがいた。

顔もハンサムで女生徒にも人気があったが、内実は言葉だけの薄っぺらい野郎だった。

小泉進次郎は、全くそのアホポン生徒会長と同じ人種だ。

 

小泉進次郎君、悪いことは言わないから、テレビの生出演はやめたほうがイイよ!