昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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PCR検査狂騒曲

朝のワイドショーでは、「羽鳥慎一のモーニングショー」が一番人気の番組らしい。

その人気の一因が、レギュラーコメンテータの玉川徹の存在だというから笑わせる。

僕は、精神安定のためにも思想信条上の理由からも、こんな低俗お笑い番組は見ない。

よって、この番組で何があったか、誰が何をしゃべったのかは、その後のネット情報で知ることになっている。

 

しかし便利な世の中になったもので、番組内で少しでも辻褄が合わない発言があったり、露骨な偏向報道があれば、即刻ネットに取り上げられ、炎上騒ぎとなる。

地上波テレビを見ないので、ストレスからは解放されるし、必要な情報は後でいくらでも入手できるが、くだらないモノは全部カットできる。

ライブで見なくても、放送内容の大半を知ることができるなんて、ネット様々だ。

こんなに、ありがたいことはない。

 

そのモーニングショーの論調が、変わってきたらしい。

それまで口を尖らして、「PCR全数検査しろよォッ!」と力みかえっていたはずのタマカワだが、MC羽鳥に言わせると「タマカワは、1憶何千万日本国民全員にPCR検査とは言っていない」らしいのだ。

コロナ女王、岡田晴恵と共に、「とにかくPCR」「何がなくてもPCR」「PCRで全て解決」みたいな呪文を唱え続けていたのがタマカワであり、テレビ朝日のモーニングショーだった(と聞いている)。

確かに、1憶何千万人の数値は言っていないかもしれない。

しかし「国民全員に」と言えば、それは全国民を対象にと言う意味だから、検査対象は1憶2千万人になる。

しかし現実問題として、岡田ータマカワのような「PCR検査絶対派」は劣勢で、段々と少数派になってきている。

PCR検査の信憑性やコスト、医療体制との連携が明白ではないからだ。

 

PCR検査で、陽性者を特定できる確率は70%と言われている。

逆に言えば、10人に3人は、陽性であっても陰性の評価になる。

これでは、陰性だったからと言って安心できないし、被検査者が偽陰性だった場合、却って武漢ウィルスを拡散する恐れがある。

またPCR検査で陰性でも、その検査時にウィルスがいなかったと分かるだけで、本当に陰性を証明したいのなら、一日に二度、最悪でも四日ごとの検査が必要となる。

その場合は、一回4万円とも言われる検査費用だって、バカにならない。

そしてこれこそ一番の問題なのだが、検査結果が陽性でも即時の治療体制がないのだ。

陽性患者が一斉に病院に押しかけたら、その瞬間から医療崩壊になる。

要はPCR検査で陰性と分かっても安心できないし、陽性でもすぐには治療できない。

ならば、日本政府の方針通り、症状が現れた人だけに絞りPCR検査をして、個別に治療方法を決めていく方が現実的対処法だ。

しかも今までこのやり方をしてきて、日本は世界的に見ても、重篤患者数や死亡者数を極めて低水準に抑え込んできている。

 

それでもなお、声高にPCR検査を要求してきた連中の思惑は何か?

 

それは、この連中の顔ぶれを見ると分かってくる。

その連中は押しなべて、反日活動家たちだ。

日本政府のやること成すこにと、一々文句を言わないと生きていけない、モンスタークレーマーたちなのだ。

そしてこの連中が、PCR検査こそが問題解決の錦の御旗と信じ込むのは、隣の反日国家、K国の存在があるとしか思えない。

K国は、当初カルト宗教団体からのクラスターが発生したが、徹底的なPCR検査を実施することで武漢肺炎を抑え込んだと、世界に向けて喧伝した。

文在寅は、このやり方をK国モデルと自画自賛し、国際基準とまで胸を張った。

反日連中にとっては、このK国の成功例こそがバイブルであり、PCR検査が武漢肺炎への神の救いの手と勘違いしてしまったのではないだろうか。

 

実際は、武漢肺炎を抑え込んだK国でも、その後度々クラスターを発生させている。

またK国は、日本では絶対にありえないほど個人情報保護を無視し、プライバシー侵害で感染者を徹底的に追跡調査し隔離するやり方で、強制的に更なる感染を抑え込んだ。

そんなK酷の強権防疫体制には頬被りして、PCR検査の部分だけを取り出して「ヤレ、ヤレ」と迫っても、日本で成功するはずがない。

 

一つだけ、PCR検査を巡るやり取りで、明白になったことがある。

それは、「何が何でもPCR検査」と力みかえった連中の大半が、反日ヒダリ巻きだったということだ。

効果のほどが不明なのに、「外国でやっているから、日本もPCR検査を」と要求するのは、全部反日で、親日で理性的な人は「アホラシ」と呆れるだけ。

PCR狂騒曲は、そんなことを表すリトマス試験紙だった。

 

常識的な人間なら、こんな反日勢力の扇動に踊らされてはいけない。

確かに、台湾を除き、世界中の国が、武漢肺炎の初期対応に失敗した。

日本も、その例外ではない。

しかしそれは、中国の隠蔽工作のせいで、武漢肺炎の実態を知ることが遅れた所為だ。

その後の対応も、少々頼りにならない部分があるので、専門家からの批判的な見方は必要だし重要だが、それでも日本は、なんとか合格点のレベルで頑張ってきた。

だから今後とも、基本的には、

 ・政府と共に、

 ・政府を信じて、

 ・政府の方針についていく

ことで、まだまだ時間はかかるだろうが、武漢肺炎を駆逐するしかないのだ。

 

仮に今の野党が政権の座にいたら、福島原発事故処理以上の惨劇になったに違いない。

PCR検査に拘り、政策にイチャモンをつけ、何でも反対しかない野党の行状を見るにつけ、「民主党政権、悪夢の三年間」が蘇ってくる。

こんな超ボンクラ連中が、野党に成り下がっていたことが、一番の幸運だった。

PCR検査狂騒曲を見ていると、そんな思いになる。