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安倍首相辞任の衝撃

28日夕方の安倍首相の記者会見には、揣摩臆測が飛び交っていたが、その結末は「安倍首相辞任」。

可能性の一つとして予想はされてはいたが、特に有本香などは、任期を全うすると、元気よく発言して欲しいと、今後も安倍政権に期待すると語っていた。

やはり、安倍辞任劇は、日本列島全体を驚かせたと言えるだろう。

驚いたのは、日本だけではない。

世界中て、臨時ニュースが流され、辞任を惜しむコメントが溢れる。

過去の日本の首相で、ここまで国際的な影響力を持った政治家はいない。

 

辞任理由は「持病の潰瘍性大腸炎悪化で、責任を持って政治に取り組めない」なので、巷間伝えられていた「総理の健康問題」が本当だったことになる。

安倍首相は147日の間、一日の休みもなく武漢肺炎に立ち向かった

正直に言うと、武漢肺炎で打ち出した対策には不満な部分もあったが、それは野党や無責任テレビがガナっていた「PCR検査不足」などではない。

中国との貿易に目が眩み、習近平国賓来日中止をなかなか決断できなかったことと、中国人来日禁止措置が遅れたことに尽きる。

その他の、学校閉鎖決定も、緊急事態宣言も、結果として武漢肺炎の拡大を防いだ。

アベノマスクと揶揄され、悪評芬々だったマスク配布も、中国人を中心に買い溜めされていたものが一気に市場に供出されることになり、国民全部にマスク手当てが可能になった。

 

ただ国会の後半は、見るからに体調が悪そうだった。

我々は、安倍首相の体調不良が分かっていても、全く無内容な質問で吊し上げを続けた、野党の国会戦術を忘れてはいけない。

しかも、多くの野党議員やヒダリ巻き連中は、安倍首相の検査入院を面白おかしく冷やかし、罵倒し、最後は早期退陣まで迫っていた。

以前の会合で立憲民主党議員たちは、「安倍の健康障害を勝ち取るぞ!」「オォ~ッ!」とシュプレヒコールすら挙げていた。

こんな血も涙もない、気品の欠片も持ちあわえない連中が、日本の野党の実態だ。

 

国際舞台で存在感があった安倍首相なので、後継者が誰になろうと、トランプ、プーチンや諸外国のリーダーたちと、差しで話し合えるはずはない。

どれをとっても、「帯に短し、たすきに長し」だ。

 

ただその中でも、反日マスコミ一押しの石破茂だけはあり得ない。

この間のテレビ出演で、すっかりバカさ加減を再確認させた小泉進次郎も消しだ。

河野太郎は、女系天皇容認でミソをつけたし、総理を狙うには足場が不安定だ。

残るは、菅義偉官房長官岸田文雄、大アナ候補として麻生太郎の名が挙がっている。

 

僕は、消去法ではあるが、岸田文雄が一番妥当且つ穏当な後継者だと思う。

勿論、岸田が「決断できないオトコ」であることは覚悟の上だ。

しかし、七年半に亘った、安倍政権の後継者だ。

予てから安倍首相が禅譲を考えていたと言われる岸田が、最も座りが良いと思うのだ。

官房長官は、地味に政治能力は高そうだが、いかにも裏方風で、押し出しが弱い。

 

自民党員でもない身なので、投票権もないが、今後の日本政治の舵取りになる人を選ぶのだから、自民党議員には賢明な判断を期待している。

その上で誰が首相になっても、就任後は直ちに国会解散し、総選挙を決行して、新政権の信を問うて欲しい。

外交では成果が上がったものの、憲法改正拉致被害者問題も北方領土も未解決だ。

安倍首相にとっても、一番の心残りだろう。

野党は何にでも反対し、安倍政権の足を引っ張ることだけを政治目標にしてきた。

安倍首相の無念を晴らすために、次の政権は野党と正面切って選挙を戦い、勝ち抜いて欲しい。

 

ただ、誰が後継者になっても、韓国とは仲良くしないこと!

韓国は、この二、三か月間、ひたすら安倍首相の病状悪化と退陣を期待してきた。

安倍さえいなくなれば、日韓関係が改善できると期待していると聞こえてくる。

韓国に少しでも隙を見せると、なめられたり、タカラれたりの悪夢が繰り返される。

後継首相に対して、この一点だけは伏してでも、強くお願いしたい。

 

最後に蛇足ながら、安部首相辞任で、得意の「安部チャンとマブダチ」ネタが使えなくなることが残念だ。