昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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石平氏の言葉に涙!

31日月曜日、「虎ノ門ニュース」を見ていて、思わず涙ぐんでしまった。

歳をとって以降、確かに涙腺が緩くはなっていた。

テレビドラマなどで、「こここそ泣き場」の露骨な演出が分かっていても、ついついウルッとすることが増えていた。

 

しかし、「虎ノ門ニュース」は報道番組だ。

しかも内容は、かなり右寄りに偏向している。

激しく同意とか、左巻きへの憤怒の思いはあっても、番組と感動を共有するには程遠いはずだった。

 

この日の番組は、先週辞意を発表した安倍首相の業績や、辞意に至るまでの健康問題を取り上げていた。

そこで石平氏が、声を大にして主張したのは

 ・民主党政権下で破綻寸前だった日本を、安倍政権が立て直した

 ・安倍外交が世界で評価され、G7などで日本の国際的地位を大きく向上させた

 ・辞任で支持率が大幅アップした安倍首相こそ、不世出のリーダー

 ・いなくなることで偉大さが分かったが、健康問題での辞任は残念至極

と、ここまでは、少しでも保守的な人たちには全く共通の思いだろう。

 

続いて、石平氏

 ・野党やマスコミは、連日に亘って安倍批判を繰り返した

 ・安倍政権の七年八か月の間、「安倍ヤメロ」の声を聞かなかった日はない

 ・しかし安倍首相辞任の原因は、健康問題だった

 ・断じて、反日勢力の倒閣運動が、成功したわけではない

 ・安倍政権は、こんな反日勢力が打倒できるような、軟な政権ではなかったのだ!

 ・支持率急騰は、サヨクが七年八か月続けた倒閣運動への国民の痛烈な一撃だ

勿論、賛否両論あるだろうが、当方には、石平氏の最後の文言が心に響いたのだ。

病を押して責務を果たそうと苦闘したが、それでも病魔に勝てず、任期途中での辞任を余儀なくされた安部首相の無念さは、如何許りだったろう。

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( 上記の部分は32分頃から)

 

過去にも長期政権や、大事を成し遂げた政権が、反日マスコミを中心とした連中の非難の的になった例は多い。

しかしその中でも、マスコミによる安倍政権への集中攻撃は、常軌を逸していた。

第一次安倍政権は「お友達内閣」と揶揄され、持病を理由の中途辞任に対しても、「無責任だ」「政治家としてひ弱すぎる」と罵声を浴びせられた。

 

満を持しての再登板、第二次安倍政権では、当初から「超右派政権」と警戒され、何をやっても重箱の隅をつつき、揚げ足を取られ続けた。

安保関連の法制整備では、「戦争法案」とレッテル貼りされ、「安倍は戦争への道を歩んでいる」と、被害者意識丸出しの反対運動を起こされた。

とどめは、モリカケ問題、桜を見る会検事総長定年延長問題と、河井夫婦選挙違反事件で、何一つ証拠もないのに、安倍首相に疑惑があるから立証責任があると、見事に逆立ちした言い掛かりの暴論で攻め立てられた。

それがテレビ、新聞を通じて、毎日続いたのだ。

 

喫緊の武漢肺炎対策は、一部保守側からも批判された。(斯く言う当方もその一人)

しかし、世界中がパンデミックに苦しむ中で、日本の重症者、死亡者が少なくて済んでいることは、安倍政権の打った対策の効果と認めるべきだ。

 

いずれにしても、アタマから安倍政権を批判する連中とは、いくら議論しても理解し合うことなどあり得ない。

 ・大罪を犯した日本は、韓国・中国に謝罪し続けなければならない

 ・日本の国際的立場が上がるのは不遜だ

 ・日本の国力が落ちれば良い

と自虐思想に取りつかれた連中と、日本が大好きで、将来に亘って日本人として、誇りをもって生きていきたいと考える側の間には、どう考えても接点などない。

 

安倍政権の七年八か月で、六度の国政選挙が実施された。

そしてその全てで、安倍政権は勝利し、多数を占めた。

これこそ民意だ。

四の五の屁理屈を捏ね回しても、野党は国民の支持を得られなかったのだ。

平氏が言う通り「安倍政権は、木っ端野党如きが倒せる政権ではなかった!」のだ。

そんな事実を、中国から帰化した日本人、石平氏が喝破してくれた。

恥ずかしながら、不覚にも涙ぐむほど感銘を受けた。

 

安倍首相の辞任会見で、労いの言葉をかけた記者は、たった一人だけだったらしい。

しかし、反日を日常業務としてきたマスコミの労いなど、安倍首相には不要だ。

また、安倍首相に肯定的な人たちが「ご苦労様」と、コメントしているケースも多い。

当方は、「安倍首相、ありがとうございました」と言いたい。

同時に、不死鳥・安倍晋三氏の、三度目の首相復権を願ってやまない。