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「野党が石破茂に秋波」の衝撃⁈

我が愛読紙、産経新聞によると「石破氏に野党が秋波」らしい。

 

八ツァン「ご隠居、テェヘンダァ、テェヘンダァ」

ご隠居 「オゥ、八、どうしたい?」

八ツァン「イエネェ、石破が野党にユーワクされてるみたいですヨ」

ご隠居 「何ィ、そりゃテェヘンダァ」

 

てな落語みたいな話で、日本中が大騒ぎになっている………はずがない。

 

当方、石破への野党大接近は、大歓迎だ。

そもそも今回の自民党総裁選でも、石破は「モリカケ、桜の説明は不十分」と言うだけでなく、「場合によっては明恵夫人の証人喚問」まで口走った。

野党が足掛け三年に亘って、イチャモン、言い掛かりをつけ続けたのに、何一つ具体的証拠も出てこなかった案件だ。

それでも尚、「疑惑を持たれた者に、無罪との立証責任がある」と無茶苦茶な理屈を押し付けてきたのが、日本の野党どもだ。

その結果、野党の支持率は全く上昇しなかった。

笑ってしまうが石破発言は、そんな駄々っ子野党と何一つ変わらないレベルなのだ。

 

明恵夫人の証人喚問に至っては、もはや共産党でも恥ずかしくて言い出せない。

しかし石破は、世論に阿り、反安倍姿勢を鮮明にすることで、国民的人気を得て、それを裏付けとして、総裁選で有利な立場になろうとする。

将に至近距離の後ろから銃を浴びせる、与党内の裏切り行為だ。

こんなヤツが、仲間内で信頼されるはずはない。

 

石破は、全く勘違いしている。

 ・自分は、どんな環境下でも正論を述べている

 ・それだけの理由で、仲間には煙たがられ、人気がない

 ・しかし筋を曲げない自分の生き方は、国民から信頼され、人気がある

 ・だから選挙の顔として、自民党内の支持が集まるはず

 ・ひょっとしたら、総裁に選ばれるかもしれない。

と、そんな思考プロセスなのだろう。

 

しかし肝心の石破派は、時間の経過とともに人が減り、今や20名を切ってしまった。

石破は、党員投票なら自分がトップと思っているようだが、それも10年以上も前のことで、現に前回は党員投票でも安倍首相に負けている。

更に今までの石破の政治姿勢や、発言内容を知ると、自民党トップにふさわしい政治家と思うほど、自民党議員も党員もピンボケではない。

もはや自民党内に石破の居場所などないし、そうなってしまったのも自業自得なのだ。

 

むしろ、石破の活躍の場所は、野党の中にある。

今回石破に秋波を送っているのは。国民民主党に居残った玉木雄一郎山尾志桜里前原誠司たちで、安全保障や憲法改正で、政策が近いとの理由らしい。

だが老婆心ながら、石破の憲法改正案は、出来もしない原則論を振り回しているだけなので、一緒になったら幻滅すると思うよ、野党諸君。

 

それでも一応は、「怖ッ!怖い!」

そんな強豪たちが、スクラムを組んだら一大事!

オジサン、心配で心配で、夜も眠れない!(から昼寝をする)。

自民党が、逸材石破を失うのは痛いけど、そこまで熱心に誘われれば、本人のために断腸の思いで野党に差し上げましょう。

と、そんな苦渋の選択をした、今日この頃です。