自民党総裁選の、熾烈な二位争い。
制したのは岸田文雄で、国民的人気が断然一番のはずだった、いしばしゲル君は無念の最下位に沈んだ。
早速、いしばしゲル君の熱心な応援団だったマスコミは、大ブーイングだ
とりわけ極端なのが、余命いくばくもないフジテレビ「グッデイ」の安藤優子さま。
「そこまで、いしばしゲルが憎いのか?」と、〇女の深情けぶりを発揮した。
これは、圧勝間違いなしのガースー陣営が、激戦の最下位争いで苦戦している岸田に票を回すとの噂が、実しやかに流されていたからだ。
・いしばしゲルだけは絶対に二位にさせない
・この際、いしばしゲルの政治生命を終わらせる
・安倍政権の足を引っ張り続けたいしばしゲルはガースー陣営から恨み骨髄だった
安藤優子は「これこそ悪しき自民党密室政治の復活」と、義侠心に駆られたのだろう。
確かに末期の安倍政権は、武漢肺炎対策に失敗し、支持率が急落していた。
一方の野党は。合流を果たし大きな塊となり、上り流の勢いを取り戻すかもしれない。
選挙の神様・小沢一郎が、合流野党の重鎮として陣頭指揮を執る。
2009年政権交代の夢が、いよいよ現実のものとなってきた。
とは言うものの、大注目を集めた自民党総裁選に比べk、野党代表戦は全く盛り上がらず、しかも選ばれた役員連中は元の民主党出身者ばかりの体たらく。
七年八か月に亘って、打倒安倍政権活動に執念を燃やし続けたマスコミにとっては、いしばしゲル苛めでもバッシングしないと、やってられない心境なのだろう。
今回は地方票で10票しか取れず、いしばしゲルに32票の差をつけられ最下位だった岸田が二位に浮上するためには、国会議員票で逆転するしかない。
その国会議員票は、岸田派47+α、いしばしゲル派19+α。
双方+αがどれだけあるかの勝負で、いしばしゲル派は既に自派閥以外に5人の推薦人がいて、、24名はほぼ確定だった。
すると岸田派は、最低でも10人の助っ人が必要になる。
この結果なら、岸田67票、いしばしゲル66票で、晴れて岸田の二位が確定する。
この程度の票読みなら、素人の当方でもできる。
よって、自民党内の評判が最悪のいしばしゲルを最下位に落とすために主力派閥間で票のやり取りがあったとして何の不思議でもないのだ。
実際の結果は、岸田89票、いしばしゲル68票。
いしばしゲル派は更に1名の上乗せ(ガースー側から見れば裏切者)があり、岸田派は用心の為に、更に20人を上乗せしていたことになる。
これを以て、自民党の閉鎖性と批判するのは当たらない。
ガ-スー内閣や自民党主流派にとっては、今までの一連の、いしばしゲルの立ち居振る舞いは、獅子身中の虫でしかない。
それなら、この際に徹底的に叩き潰すことが至上命題になる。
総裁選が終わればノーサイドなどは、ラグビーの世界でしかなく、政界の権力闘争は、「そこまでやるか」と恐れられるほど、厳しい制裁が実施されるものだ。
無論、負けたいしばしゲル側も覚悟の上であり、その逆流を跳ね返してこそ、更に強い次期いしばしゲル政権が期待できるというものだ。
そもそも、こんな結末になるのは、いしばしゲル自身に問題があるからだ。
もしも、いしばしゲルに人徳があれば、党内にもっと多数の支持者がいるはずだ。
しかし、最下位争いが激しさを増した最終段階でも、いしばしゲル陣営に馳せ参じたのは、わずかに一人だけしかいなかった。
一方の岸田文雄は、優柔不断さの余り派閥領袖からの信頼は薄らいだが、それでも20人の救いの手が伸びてきた。
この10年間、いしばしゲルはひたすら地方票の獲得努力に明け暮れてきた。
その成果が8年前の総裁選で地方票トップとなって結実したが、この時は国会議員票で安倍首相に逆転された。
その反省に立てば、いしばしゲルは国会議員を味方につける努力をするべきだったのに、やったことは安倍政権の批判ばかり。
そのお陰で反日マスコミの受けは良くなったが、肝心の仲間内からの信用は失った。
その集大成が、今回の総裁選なのだ。
いしばしゲルは、自業自得!
同情の余地はない。
ただ幸か不幸か本人は、以前として「国民の人気」は高いと信じている。
ならば今まで通り、哀れに冷や飯を食う姿を晒して、もっと世間の同情を集める作戦に徹した上で「こんな意地悪な自民党はヤだ」と、ケツを膜って野党に合流することだ。
その場合、いしばしゲル首相、小沢一郎幹事長の、夢の「最強コンビ」による政権交代が実現し、反日マスコミのお祭り騒ぎが再現するかもしれない。
あなオソロシヤ!