昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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落日の朝日新聞  

 

我が家の場合、物心ついた時から一貫して、朝日新聞の読者だった。

朝日のフォントに慣れてしまい、他の新聞を読む気にもならなかった。

本多勝一の「カナダ・エスキモー」は、ライブで読んでいた。

だから、新聞と言えば朝日だったし、そのことにについて疑問すら湧かなかった。

 

様子が変わったのは、従軍慰安婦報道からだ。

今となっては、朝日新聞自身が虚偽だったと認めたとんでもない捏造報道だったが、朝日はその事実をなかなか認めず、訂正まで30年以上の年月を要した。

福島原発事故処理を巡る吉田調書を、まるで正反対の意味で伝えた誤報もヒドイ。

それ以前には、サンゴ傷つけ事件を自作自演でデッチ上げたこともある。

 

朝日新聞は、真実を伝えていない。

朝日新聞は、恣意的に偏向報道をしている。

と、そんなことが世間に知れたのだから、報道機関としては致命傷だ。

 

その朝日新聞の公式発行部数が、とうとう5百万部を割り込んだ。

しかし実態は更に深刻で、内部告発によると既に3百万部代に落ち込んでいるらしい。

その差は、悪名高い押し紙販売と言うことになる。

 

朝日新聞の全盛時代は2009年までで、8百万の発行部数があったらしいから、この10年間の公式データでも、3百万部も減ってしまったことになる。

それでも朝日新聞側は、この間の発行部数減は、武漢肺炎のせいだと強弁している。

しかし事態は、朝日新聞の我田引水の言い訳通りではない。

また、紙媒体の新聞が、時代遅れになっているとの理由だけでもない。

 

誰もがネットで情報を収集できる時代になって、朝日新聞を始めとする大手マスコミの欺瞞性が白日の下に晒された。

それまで、真実を伝えていると思われていたマスコミは、一気に信頼を失った。

隠し果せた積りでも、マスコミ報道の狙いがバレてしまったからだ。

その証拠に朝日新聞内部にすら、近い将来の発行部数は2百万部代になると見込む人もいるほどの信用失墜なのだ。

 

上念司を言う、有名経済評論家がいる。

彼はオフザケなのか大真面目なのかは分からないが、自称「朝日新聞の関連団体」である「朝日新聞縮小団」を主宰している。

そしてその団体の目標を「一日3件、新規解約」に置いているが、この程度のペースでは、一年かけて精々1千部の縮小で終わる。

しかし現実は、上念司の思惑を遥かに超えて進行している。

 

反日組織の機関紙的役割の朝日新聞の読者は、反日活動家とそのシンパしかいない。

そしてそんなヒダリ巻きグループは、選挙のたびに議席を減らし続けているし、有権者を引き付ける活動方針も確立できていない。

要は、朝日新聞の読者は、今後も今まで通りに減り続ける宿命なのだ。

 

朝日新聞は、間もなく存亡の危機を迎える。

しかしそれもまた、身から出た錆、「天網恢恢」の世界だ。