昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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スポーツ鑑賞の栄枯盛衰

ほんのちょっと前までは、10月10日は体育の日。

1964年東京オリンピック開催日で、スポーツ振興の記念日だった。

 

それなのに、最近のプロ野球が面白くない。

セ・リーグは巨人が独走、パ・リーグソフトバンクが首位。

当方、この両チームとも大嫌いなので、いよいよテレビ中継を見る気がしない。

今年はクライマックスシリーズがないために、このままでは、日本シリーズもまた最悪の組み合わせになる。

巨人はとっくにマジックが出ているので、もはや優勝確実。

せめてソフトバンクが逆転されればと考えたが、パ・リーグの二位はロッテ。

こちらは、謂わずと知れた韓国系企業なので、どうも応援する気にならない。

そんなこんなで、プロ野球などどうなっても構わないとシラケ切っている。

 

そもそも野球って、試合時間が長過ぎて、今風のスポーツではない。

番組ザッピングで30分後野球中継に戻ると、未だ同じ回の攻防が続いていたりする。

バッターをじらすために、ピッチャーがボールを持ったまま、なかなか投げない。

やっと投球するかと思うと、そこで一塁に牽制球を投げるのも作戦のうちだ。

更に、試合時間が不確定だ。

午後9時ころに終わることもあるが、10時過ぎまでかかることもある。

世知辛い世相に、いつまでかかるか分からないスポーツを観る気はしない。

 

同じ理由で、テニスも観ない。

大したテニスファンでもないので、メジャー以外には関心がない。

その男子メジャートーナメントは、通常は5セットマッチで争われる。

だからフルセットになると、決着がつくまで5時間以上もかかるケースが発生する。

そんなに長く観れるカイ!

 

一時期、興味をそそられていたサッカーも、J最近は熱気が冷めてきた。

衛星放送で観る海外超一流リーグと比べて、Jリーグのレベルの低さが顕著だからだ。

確かに、ヴィッセル神戸イニエスタのプレイには目を見張らされるが、日本人選手の多くは、国内では通用しても海外でレギュラーになれない。

また、大志を抱いて海外リーグで勝負する日本選手がいると、やたらとその日本選手にフィーチャーした番組になるので、肝心の超一流選手のプレイ紹介がおざなりになる。

よってこちらも、海外リーグ以外は、あまり観なくなった。

 

仕事で現役の頃は。ゴルフ中継は男女トーナメント共に毎週欠かさず観ていた。

腕前が月と鼈以上の下がるので、プロの技など参考になることはないが、勝負が決まるまでの駆け引きや緊張感が面白かった。

しかしスーパースターがいなくなると、不思議なほどに見る気が失せてきた。

また、PGAツアーのメジャーにも勝てる可能性を感じていた松山英樹がすっかり落ち目になると、海外ツアーも興味がなくなる。

やはりスポーツ番組には、華やかなスターが切磋琢磨しないと盛り上がらない。

 

ラグビーは面白い。

昨年のW杯以来、俄かだけど大ファンになったのだが、せっかくの日本トップリーグが、武漢肺炎のせいで開催延期となった。

彼の中国共産党隠蔽工作のために、せっかく盛り上がったラグビー熱に水をぶっかけられた思いだ。

r具備0が、中国や韓国で人気がないのもプラス材料だ。

あの倫理観や公共道徳心が皆無で、どこに行ってもうるさいだけの両国人がいないだけで、ゲームに集中できる。

 

ボクシングも面白い。

現在は、階級も細分化され過ぎで、世界的ボクシング団体が四つもあり、各々に世界チャンピオンがいる。

その昔は希少だった世界戦も、毎週の様に開催されるので、興行価値はガタ減りだ。

だが、何と言っても、腕一本、拳一つで、勝負を競う単純さが魅力だ。

ポイントでいくら大差がついていても、必殺パンチが決まれば一発逆転が可能。

人生の落後者や、恵まれない生活を送っている人に、一瞬の夢と希望を与える意味では、ボクシングに勝るスポーツはない。

 

現在一番楽しみにしているスポーツは、意外にも相撲だ。

相撲ファンとしては、年期が入っている。

何せ、栃錦-若乃花時代から熱中していた。

大鵬-柏戸では柏戸、輪島-北の湖時代は北の湖、貴花時代は武蔵丸が好きだった。

相撲界の腕白坊主、朝青竜を応援していたので、当時の優等生、白鵬は嫌いだった。

白鵬-鶴竜横綱時代に、稀勢の里が昇進した時は、錦絵から抜け出したような力士振りに大興奮したが、その喜びはアッという間に消滅した。

そんな中に、遅咲きの大器で、熊本県の英雄、正代が急に強くなった。

祖母の名前が、正代正代(しょうだい・まさよ)と泣かネタもあり、俄か大ファンだ。

腰高の立ち合いは、稀勢の里を彷彿とさせ、ハラハラ感で胸が詰まる。

その正代が、先場所初優勝し、しかも大関に昇進した。

これでまた、稀勢の里以来の感情移入で、相撲を楽しむことができる。

 

個人的には、栄枯盛衰のスポーツ鑑賞だが、相撲好きだけは全く変わらない。

やはり我ながら、日本人だナァ。