森喜朗発言を巡って、マスコミが大バッシング報道を続けている。
曰く
・世界中が呆れた女性蔑視発言
・国内著名人も一斉に非難している
・もはや老害以外の何物でもない
・速やかな五輪組織委員会会長辞任が必要
マァこの辺は、反日マスコミの常套手段。
森辞任で東京オリンピックの邪魔をして、菅義偉政権の求心力を低下させようとの魂胆が見え見えだ。
マスコミ報道は偏向で欺瞞だから、こんなことは織り込み済みだ。
もう一つ、与野党政治家も騒いでいる。
与党議員の橋本聖子も、森批判に走った。
彼女の真意が、森がいれば五輪開催が危ぶまれるとでも思ったか、あるいは女性差別に反対する積りなのかは分からない。
もしも前者なら、今後開催までに必要な諸機関、組織との調整機能は、どう解決する積りなのか。
後者なら国会議員として、森発言を曲解するサヨクやマスコミの尻馬に乗った軽薄さが問題だ。
更に訳の分からない女性議員が、稲田朋美だ。
女性防衛大臣を務め、安倍晋三の秘蔵っ子とも言われた自民党の若手「ホープ」で、初の女性総理大臣候補と期待された時期すらある。
しかしその後、国会答弁の頼りなさですっかり馬脚を現した。
その彼女が、森発言を皮肉った積りか「私はわきまえないオンナでありたい」とツイートした。
「総理を目指すなら癒し系がいいと言われたが、空気を読めないと言われても、自分の意見を臆せず言うべき」とも言う。
だが森喜朗は、女性は競争心からのダラダラ議論が多いことを問題提起したモノなので、女性は空気が読めなどとは言っていない。
それよりも、稲田に「癒し系で」とアドバイスした男性議員こそ、深刻なセクハラ野郎だ。
彼の意見では、森発言は世界中の女性を敵に回したらしいのだが、その女性たちから見れば、後藤田の不倫騒ぎは許されるのだろうか。
脛に傷を持つもなら、軽々しく「世界を女性を説得」などの抽象的な大言壮語をしないことだ。
もっとバカらしさの極致なのが、野党議員たちのパフォーマンスだ。
森発言への抗議で、女性議員は白スーツ、男性議員は胸に白バラをつけて国会に現れ、さっそく記念撮影に忙しかった。
「白は米国女性参政運動の象徴」らしいが、その途端に有本香に「日本では白無垢や白喪服は夫への服従を表す」と批判された。
誰が言い出したのかは知らないが、日本の国会に米国女性参政を象徴する服を着て現れて、一体何を言いたいのだろうか?
ネット界隈で連中の大燥ぎ写真が拡散しているが、却って逆効果だ。
橋本聖子が、オリンピックを成功裏に迎えるためには、森喜朗を切り捨てようとするのは、目的がクリアなのでまだ理解できる。
稲田朋美はすっかり落ち目なので、ここで少しでも存在感を発揮したかったのだろうが、出しゃばりオンナの印象を強めただけだ。
何かあれば後ろから弾を撃つ、獅子身中の虫でしかない。
それでも野党がこの体たらくでは、与党が選挙で負けることはない。
今回の野党は、森発言の揚げ足取りで会長辞任に追い込み、東京オリンピックを窮地に追い込むことだけが目的となっている。
その次に、オリンピックに失敗した菅政権を非難することで、選挙を有利にしたい党利党略が見え見えなのだ。
野党が数年前から問題視してきたのは。モリカケサクラばかりで、武漢肺炎などはそっちのけだった。
武漢肺炎が蔓延すると、途端に政府の失政だと騒ぎ出した。
そして今回の森発言だ。
「セクハラだからやめろ」コール一辺倒だが、野党から何か代案が提示されることはない。
森喜朗が辞任の意思を固めると、庇った自民党も連帯責任と言い張り、あくまで政局最優先だ。
日本の野党ほど、楽な商売はない。
但し、その底の浅さが見透かされているので、野党がいくら騒いでも支持率アップにはつながらないのだ。