このブログで紹介したFacebookの有名人、M氏とF監督が、当方の周辺で微妙に絡み合っていることが判明した。
発端は、共産党シンパを公言するM氏自宅が、K某によってFacebookに晒されたこと。
M氏は、裁判に訴えることも辞さずと激怒し、さすがにFacebookでも、このK某の行為には批判が殺到した。
常日頃はM氏の喧嘩相手の当方だが、主義主張の違いを超えて、老婆心ながらと裁判対策をアドバイスしたりもした。
当初は粋がっていたK某は、形勢不利と見て全投稿を削除して逃亡。
その後のM氏が、実際に裁判に訴えたかどうかは不明の状況だ。
M氏は、それまでほぼ連日共産主義礼賛記事を投稿し、炎上を繰り返していたが、さすがにこの事件後は、しばらく鳴りを潜めていた。
SNSの恐ろしさを痛感し、このままFacebookから消え去るかもと思いもしたが、所詮は他人事。
自分が巻き込まれた訳でもないし、事件もすっかり忘れていた。
ところがM氏は、またまたFacebookの世界に復活し、前にもまして共産主義を礼賛している。
しかし一旦同情してしまったM氏には、戦闘意欲が湧いてこない。
むしろ「バカほど可愛い」と、彼の投稿を微笑ましく思い始めた。
そんなFacebookで、ふと所属していたはずの「F監督を揶揄うグループ」が、画面から消えていることに気が付いた。
F監督にすれば、自分を笑いものにしているグループの存在など、面白いはずはない。
きっとFacebook事務局に通報して、強制的に解散させたのだろう。
そんな気持ちで、あるコメント欄にこのグループの活動状況を質問してみた。
すると「自分も貴殿もグループを追放されている」と伝えられた。
グループは依然として活動中だが、グループ管理人の一人が、何人かのメンバーを強制追放したらしいのだ。
そんなに熱心な会員ではなかったが、さりとて追放処分を受けるようなことをした覚えはない。
すると、同じく追放された仲間から更なる情報がもたらされた。
どうも我々を追放処分した管理人は、FacebookにM氏自宅を晒したK某の友人、もしくは本人らしいのだ。
一連のM氏とK某の喧嘩の途中で、M氏に同情的だった連中は「F監督を揶揄うグループ会員の資格はない」との判断のようだ。
この管理人も会員も、サヨクのダブルスタンダードには、猛烈に抗議し、徹底的に揶揄する連中だ。
しかし自分たちもまた、毛嫌いするサヨクと似たり寄ったりの部分を持っている。
「共産党支持者の自宅など晒しても構わない」との考えを批判すると、逆恨みして追放処分するなど、民主主義の敵側の発想ではないか。
いくら保守仲間とは言え、やってはいけないことをすれば、当然批判しなければならないのに、身内を庇うことが優先される。
この点は、身内の不祥事に甘い対応に終始する野党そのものだ。
アメリカ大統領選でトランプの負けを認めたくない余りに、陰謀論に凝固まったのも保守派の連中だった。
彼らは、根拠もなくモリカケ桜を問題視し続けた野党や、捏造歴史を背景に日本にたかり続けた韓国を、軽蔑し嘲笑してきた。
しかしアメリカ大統領選では、ドミニオン集計機不正を夢想し、中国印刷の不正投票用紙の存在情報を信じて、ネットで拡散した。
証拠もなく不正選挙主張した保守派は、野党や韓国と何が違うのか。
最近、菅義偉総理の息子が、公務員を接待したことが問題になった。
野党は相変わらず政局最優先なので、早速この問題を国会で取り上げ、菅政権の揚げ足取りに躍起だ。
これに対して菅総理は「息子は別人格」と切り返した。
保守派論客も一斉に、この問題で政権を邪魔する野党を反批判した。
保守派の反論は、全くの正論だ。
しかし、ではバイデンの息子のスキャンダルの時は、保守派は一体どんな態度だったのかが問われる。
ハンター・バイデンが中国からの多額の賄賂を貰ったとか、破廉恥漏洩写真を、バイデン攻撃の格好のネタとして利用しなかったか。
こんな自己矛盾が存在するのも、保守界隈の一つの実態だ。
ダブルスタンダードを許す限り、自分にもまたブーメランが返ってくるのは、右も左も一緒だ。
自説に都合の良い情報だけを取り上げて、論敵を攻撃する限り、他人から本当に信頼されることはない。