昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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hatena blog三年目

Yahooブログから引っ越してきて、丸々二年が経過した。

実は、Hatenaブログを開設したのは2019年4月1日だが、本格的に投稿を始めたのは4月24日からだ。

 

以降、暇に任せて一日一本の記事をアップしようと頑張ってきた。

元々、仕事の現役時代は、ブログは顧客との話題の整理が目的だった。

営業と言う仕事柄、顧客と会話するのが常だったので、予め商談内容を予行演習するのを常としてきた。

商談は1時間が原則だったので、そこでおおよその時間配分や、ネタの順番なども考えておく。

その時の話題の切り出し方や、特にオチを書いていると、落ち着いて交渉ができる。

勿論、大半の商談では、思ってもいない展開になったり、全く準備ゼロの指摘が発生する。

そんな時でも、事前にシミュレーションをしておけば、何とか元の話題に持ち込んで体勢を立て直すことが可能になる。

仕事の上では、確かにブログは役に立った。

 

リタイアした後は、ボケ防止の意味合いが強くなった。

言葉を思い出し、キーボードを叩きながらそれを文章にするのは、それなりの頭を使う作業だ。

実際に、脳を酷使し、指先に刺激を与えることは、ボケ防止に有効だと聞いたことがある。

囲碁将棋麻雀にも同様の効果があるらしいが、こちらは必ず相手が必要だ。

その点ブログなら、たった一人でも続けられる。

 

一度、昨年11月のアメリカ大統領選で、必勝を祈願していたドナルド・トランプが敗北した時、ブログを辞めると決めた。

何の支援にもならないが、自分なりにトランプを応援していたし、トランプが勝つものと信じていた。

しかし結果は全く期待外れで、バイデンの勝利となった。

その後は。ネット社会も日本保守界隈も、本当の勝者はトランプだと主張する連中と、バイデン勝利で間違いないと主張する連中の大激論が巻き起こった。

しかし僕のような無名の人間でも、一応ブログでトランプ勝利を唱えた以上予想がまるで外れた責任はとるべきと思ったからだ。

 

しかしこれも、自分を過大評価しているに過ぎなかった。

日米の政治動向に露ほどの影響力のない人間なら、競馬の予想が外れたのと同じ程度と考えればよい。

競馬の予想屋は、自分の予想が外れたからと言って、廃業することはない。

と、誠に勝手な理屈で、その後も続けてきた。

 

ただし、ネタ不足は深刻だ。

現役の頃は。早朝の出勤から帰宅するまで、言いにつけ悪いにつけ、ストレス塗れの生活だった。

たまの休みさえ、体力回復のための休息するのではなく、ゴルフに出かけメンバー同士で交流していた。

人と接触すれば、刺激を受けるし情報も集まる。

それが仕事を離れたことで、悩みもなくなったが、外からの刺激は皆無になった。

 

日経新聞もやめたので、会社や産業界の動きにも疎くなった。

どんな業種が好調なのか、あるいは落ち目なのかを知る術もないが、今更こんなのはどうでもイイ。

特に、後輩連中の人事異動が分からないのが、唯一の困った点だ。

一緒に苦労した連中が、順調に出世してくれればうれしい気持ちになるが、さりとて手助けの方法もないので、彼らの武運長久を草葉の陰から祈るだけだ。

 

そんな中で、Hatenaブログの三年目に突入した。

さすがに連日の記事はつらいモノがある。

ネタを思いつかなかったら、しばし休息。

細く、且つできるだけ長く、ボケの進行と戦い続ける積りだ。

個人的には切実だが、世間的には無意味!

憎まれっ子世に憚る。

憎まれ爺いも世に憚る。