月曜日の虎ノ門ニュースで、竹田恒泰が「東京オリンピック開催支持の署名活動を始めた」と発表した。
すでに彼のTwitterで知っていたが、どうも世間への認知が進まなかったようだ。
「未だ2万筆なので」と、視聴者に賛同を呼び掛けていた。
これは元々、日本共産党と元都知事候補の宇都宮健児の「東京開催中止の呼びかけ」に対抗したものだ。
その共産党・宇都宮連合は、最初の二日間で20万筆に到達したのに、竹田側は4万筆弱しか集まらない。
東京スポーツが「中止派の圧勝、支持派の惨敗」と、嬉しそうに報道していた。
共産党が大嫌いで竹田の主張に賛同している当方は、慌てて竹田にワンポチ。
しかしこれは、支持派にとっては、最初から分の悪い戦いだ。
反対派は、既に決まったことを覆す立場だから、焦点が絞りやすい。
一方の賛成派は、放っていれば開催されるオリンピックに対して、改めて「支持!」と言っても、別段何か変化を生じるわけではない。
人の関心を高める意味では、オリンピック賛成では当たり前すぎて地味だ。
そうは言ってもここに来て、声高にオリンピック反対を叫ぶ声が聞こえてくる。
しかしこれを冷静に見ると、実は反対しているのは、サヨク連中なのだ。
署名運動が、共産党とサヨク弁護士・宇都宮が旗振りなのからも一目瞭然だ。
また国会では、彼の蓮舫女史が「総理大臣からIOCバッハ会長に中止申し入れを」などと、頓珍漢な世迷いごとを話している。
またオリンピック出場資格を得た水泳の池江璃花子に対して、サヨク界隈から出場辞退を要求するコメントが寄せられている。
こんな狂喜の行動を起こすなど、サヨクが組織的にオリンピックに反対しているのだ。
彼らは何故、オリンピックに反対するのだろう。
先ず、今回のオリンピック開催の最終決定者はIOCだ。
IOC以外の主催都市や主催国には、開催中止の権限などない。
そのIOCは、オリンピック開催を決めている。
仮に日本側から開催中止を呼びかけたら、その瞬間に莫大な違約賠償金が発生する。
だから当然ながら、日本としては開催を決めているし、開催するしか選択肢がない。
そんなルール、と言うよりも常識は、サヨクも百も承知だろう。
そこで彼らが掲げる「正義」は、武漢ウィルス感染が拡大しているのに、東京オリンピックを開催するのはリスクが高いとの理屈だ。
第四波拡大の中で、過敏なまでに危機感を煽り続けるマスコミは、オリンピック中止で大騒ぎして視聴率を稼ぐ算段だろう。
政権の対応失敗に結び付けたい野党は、政権をオリンピック中止に追い込み、政治的に有利な立場を取りたいのだろう。
いずれも打算的な利己主義からの反対理由は、絶対に賛成はできないが、やり方としてはあり得る。
しかし、その場合の経済的損失については、どう考えているのだろう。
中止の権限もない日本に、中止を要請させようとするサヨクほ魂胆は、やはり日本の国際的地位を毀損すること以外に考えられない。
返らには、そのために莫大な税金を浪費して、日本の国力が低下する方が望ましい。
むしろ積極的に、そうしようと考えているのではないだろうか。
要は、反日運動の一環として、オリンピック開催に反対しているのだ。
しかし東京オリンピックを開催すれば、感染者が増えるわけではない。
中止すれば、感染者が減ることもない。
海外から来日するのは、何度も検査をした選手と関係者だけで、ウィルス感染が疑われる観光客は来ないのだ。
更に国内の観客も、厳しく制限される。
第一国内では、無観客が多いとは言え、野球もラグビーも相撲もゴルフも。普通に開催されているではないか。
海外では、観客を入れての試合まで始まっている。
そんな海外に比べ、感染者も死者も圧倒的に少ない日本が、そこまで縮こまないといけない必然性などない。
経済的には膨大な損失を生じさせながら、感染防疫にまるで効果のない中止を要求する連中を見ると、反日勢力の魂胆のおぞましさを感じざるを得ない。