ブログを休んでいる間に、世の中では様々な出来事が起きた。
最大のトピックスは、東京オリンピックの開催。
当初は、マスコミ主導の世間は反対70%。
ガースーがそんな反対を押し切って開催にまでこぎつけると、日本選手のメダルラッシュで様相一変。
最後は見事に逆転して、「やって良かった」派が70%近くになった。
しかし武漢肺炎陽性者が増え続け、せっかくのガースー政権の成果が目立たない。
急ピッチでワクチン接種が拡大したり、日本のためになる政策も決めたのに、口下手のガースーは全くアピールできない。
地元の横浜市長選でガースーが応援した候補者が大敗すると、後は首相を続けるためのやること成すこと全部裏目。
とうとう総裁選出馬すらギブアップする事態となった。
所が皮肉なもので、ガースー不出馬発表後に武漢肺炎感染者数は激減傾向になる。
今の勢いなら緊急事態宣言解除も間近で、つくづくガースーはついていない。
ガースーはわずか一年間の総理在任期間だったが、それなりにいい仕事もした。
しかしネット全盛の現在、喋り、いわゆるベシャリ能力が強く求められるが、ガースーは決定的にこれが欠けていた。
しかしそんなガースー捨て身の決断が功を奏し、自民党総裁選は大盛り上がりだ。
連日のテレビジャック状態で、不人気ガースーの与党を相手に衆議院選の勝利を夢見ていた野党は、すっかり当てが外れた。
「自分たちも放送しろ」とテレビ局に圧力をかけるが、いくら取り上げられても内容がゼロなのだから注目を集めるはずがない。
結局は総裁選の盛り上がりを横目に、焼き餅を焼きながら指をくわえるしかない。
その自民党総裁選だが、大半のマスコミや評論家連中は、第一回目投票では決まらず決戦投票になると見ている。
そのほぼ全部がトップは河野太郎と予想していて、二位は高市早苗か岸田文雄かで意見が分かれているが、今のところトップ河野、二位岸田、三位高市の見立てが有力だ。
野田聖子はまるで準備不足で、論外のようだ。
個人的には高市に勝って欲しい。
しかし実は唯一最大の望みは、河野太郎にだけは総裁になってほしくないことだ。
仮に第一回目集計で河野がトップでも、過半数に達しなければ決選投票になる。
その場合河野と岸田なら、三位の高市票はほとんど全部が岸田支持に回り、岸田逆転勝利の可能性が高い。
しかし河野と高市の争いなら、三位の岸田票の一部は河野にも流れるので高市有利とも言えないようだ。
こうなると当方も、「泣いて馬謖を斬る」覚悟が必要になる。
高市総裁を期待しているが、万一にも河野の勝ちだけは阻止しなければならない。
ならば何とか岸田が二位に滑り込んで、決選投票で河野を負かせて欲しい。
思想信条よりも、河野総裁阻止が優先!
そんな打算的な思いで、自民党総裁選に注目している。
ただアンチ河野にとって、朗報もある。
河野は、応援団に恵まれていないのだ。
矢尽き刀折れたガースーの応援が、河野のプラスにならないのは納得できる。
選挙対策だけの目的で河野支持に走り回っている、福田達夫以下の「党風一新の会」はその底の浅さがバレバレで、むしろ顰蹙を買っている有様だ。
止めは、河野当選の切り札とも見做されていた、人気トップスリーの石破茂や小泉進次郎の支援で、これが不評なのは計算違いだろう。
しかし党内切っての嫌われ者の石破や、言葉の軽さでアタマの悪さが満天下に知れ渡ったシンジローなどを当てにするなど、河野の政治センスが悪すぎる。
そんなこんなで、当初は次期総裁間違いないと絶対本命視されていた河野だが、自らのパワハラ体質、親族の中国利権、場当たり的で軟弱な政治姿勢への不安感が高まっているのだ。
自民党総裁選は、実質的に日本の総理大臣を決める選挙だ。
ひたすら結果を見守るしかないのが悔しいが、9月29日には河野以外(野田は問題外)の岸田か高市のどちらかが当選してくれることを願ってやまない。
因みに我が選挙区のアホ自民党議員は、選挙区内の至る所に河野とのツーショット写真を貼りまくっている。
こんなバカが、与党候補として次の衆議院選に立候補する。
しかしこのバカを外すと、残りは立憲民主党や令和新選組などの支援を受けた、もっとバカ候補者しかいない。
当方の住む地域は、どうしようもない政治家の展示会の場でしかない。
それが、日本の政治が如何に危機的状況を良く表している。