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国旗国歌義務化は違法だって!

東京地裁は、東京と教育委員会が出した「学校の公式行事では国旗に向かって起立し、国歌斉唱すること」との通達に対して、「懲戒処分まですることは違法」との判決を下した。
原告側の主張が全面的に認められたもので、東京都と教育委員会の完敗である。
裁判長は「日の丸、君が代は第二次大戦が終わるまでは軍国主義の精神的支柱だった」から、「例え教師が国旗掲揚に起立しなくても、国歌斉唱を拒否しても、生徒が国旗と国歌に対する正しい認識を持つ事を阻害しない」と言っている。
即ち、この裁判長は、君が代日の丸は軍国主義の象徴なので生徒がそんなものを日本の国歌国旗と認識する必要はないと主張している。

こんな馬鹿げた主張をする教師がいたり、こんな判断をする人が裁判長なのも日本の良さである。
日本は平和な民主主義国だから、このように日本国に誇りも持たず、自虐的に我が国を否定したがる連中の存在が許されているが、彼らが大好きな中国や北朝鮮では、こんな主張でもしようものなら即刻逮捕されてしまう。
世界中で、自国の国旗国歌に敬意を表さない民族は絶対にいない。
過去に国旗国歌が戦争のシンボルとして戦意高揚の効果を発揮したのは君が代日の丸だけではない。
星条旗ユニオンジャックだって、常に戦いの先頭に位置し、味方を鼓舞し敵を威圧してきた。
最近では、サッカーのワールドカップでも至って自然に国旗国歌への敬意が表現されるようになってきた。
国旗掲揚中に国歌を歌っているかどうかは、サッカー選手のマナー評価の一つになっている。

もっと茶番なのは、この原告連中が東京都に対して控訴しないように要望した事だ。
当たり前だが、こんな阿呆な判決を被告である東京都が認めるわけがない。必ず控訴する事は間違いない。
逆の判決が出たら、原告は控訴しないとでも言うのだろうか。
日本の裁判制度では、自分たちの主張が仮に地裁で認められなかった場合、結果に不満がある方が次に高裁、最高裁で更なる判断を受ける権利があることは小学校の社会の教科書にも書いてあるはずだ。

被告に控訴しないように要求するのは、自らの主張に自信がない証拠である。
正々堂々と高裁、最高裁で議論すればよい。
そうすれば世界レベルでは、国旗国歌へ敬意を表す必要がないとの主張が如何に常識外かが分かってくるはずだ。

日本には、未だにコケの生えた平和呆けの主張をする教師連中と、これを正義と思う裁判官が存在する事を再確認した判決だった。