昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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アナ恐ろしや、中国の肉マン!!!

縁あって、今までたびたび中国に出かけた。
そこで、色々な食べ物を紹介されたから、少々のゲテ物では驚かない自信があった。
が、それにしても、今回の肉マン事件にだけは参ってしまった。

使い古した段ボール入り肉マンは、日本人の想像力をはるかに変えている。
日本で悪名をはせた、北海道のベテラン肉職人「ミートホープの田中社長」もすっかり小物扱いになってしまう。
田中社長は、牛肉に豚肉や鳥肉を混ぜたものであり、同じようにコストダウンを狙ったにしても、中国の段ボール入り肉マンに比べれば、はるかに良心的だ。

日本では、繊維質タップリの飲み物を、「これは体に良い」と宣伝していていたが、段ボールの割合が6割の肉マンとは恐れ入る。
しかも苛性ソーダに浸したものらしい。
確かに、理論的には食べられるかもしれないが、実際にはどんな味がしたのだろう。

中国では、北京オリンピックを前に、インチキの模造品追放の一大キャンペーンがはられている。
今回も、言わば中国マスコミの特ダネであり、一種の内部告発であり、中国が必死になってニセ物浄化に取り組んでいることが分かる。

大変結構なことだが、下着姿で、平然と自慢げに段ボールを料理していた男を見るにつけ、僕が今まで中国で食べた物は一体何だったのだろうかと不安になってしまった。