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無茶苦茶、大分県の教員採用試験

学校の先生の試験なのに、なんとも無茶苦茶な汚職が行われていたものだ。
大分県では、10年以上も前から情実試験が行われ、コネのある候補者は点数が悪くてもゲタをはかせ合格にし、コネがない場合は減点までされていたとの事。
商品券や金銭のやり取りまであり、多数の逮捕者まで出しているから、本格的な贈収賄事件だ。
いくら「コネも実力のうち」とは言うものの、ここまでやられると開いた口がふさがらない。

児童生徒の中には「先生もお金を払っているんじゃないの」と教師に問い掛ける子供もいるという。
と、Yahoo Newsで報道していたが、ホンマカイナ?
この手の話では、尤もらしく「一番の被害者は子供たち」のような事をいう輩がいるが、もちろん最大の被害者は、実力では受かっていたのに理不尽に減点された為、教員になれなかった人達だろう。
大袈裟ではなく、人生が変わってしまったのだから、頭にもくるし損害賠償をしたくなるのではないだろうか。

しかし、10年以上も続いた悪習とすれば、学校の先生なんて、試験の成績が少々悪くても通用することが判明してしまった。
採用試験に受かる実力がないのに、子供たちを指導する能力は大丈夫だろうかと心配するだろうが、意外に子供に慕われている人気の先生だったりして。

とは言うものの、大分県だけの問題ではないのだろうが、少なくとも大分県の先生達は全くカッコ悪い。
ましてや、不正を働きやっと学校の先生になる事が出来た連中は戦々恐々の思いだろう。

このようなときの対処の仕方は、危機管理のKnow-Howブックに書いてある。
サッサと自分が仕出かした事を謝り、潔く辞表する事!
少なくとも、今後とも「先生」と呼ばれ続けることは許されないだろう。
学校の先生以外の職業で全力を尽くし、違った人生を歩むしかない。

因果応報、天網恢恢。
だから、身を捨ててこそ浮かぶ瀬もある。
むしろ、大分県以外で同じ境遇の「先生」達こそ、バレる前に自ら名乗り出る決意と「勇気」が必要なのだが。