テレビの隠れた人気番組が天気予報だろう。
意外に多くの人が、「明日の天気は?」と気にしながら天気予報を見ている。
当方の年齢では、「ヤン坊、マー坊の天気予報」が懐かしい。
僕の名前はヤン坊、僕の名前はマー坊
二人合わせてヤンマーだ
君と僕とでヤンマーだ
農家の機械は皆ヤンマー
漁船のエンジン、皆ヤンマー
ディーゼル発電、ディーゼルポンプ
建設工事も皆ヤンマー
大きなものから小さなものまで
動かす力だ、ヤンマーディーゼル
「サントリーの天気予報」ってのもあった。
皆さん、明日の天気はどうでしょ
サントリーが知らせる天気予報
明日は晴れです
時々曇り
洗濯するなら早いがお得
サン・サン・サントリーの天気予報
天気ヨッホ~オッ
今でも、メロディーも歌詞もよく覚えている所を見ると、昔から天気予報のファンだったようだ。
最近では、気象庁ではなく、気象予報士なる連中が天気予報をやっている。
国家資格の一種なので、結構難関の試験があるようだ。
石原慎太郎都知事の息子も、天気予報で自分のコーナーを持っている。
またNHKの半井さんは、大人気の予報士らしい。
天気予報士の資格をとるのは大変らしいので、あの程度の美貌でも物珍しいのだろう。
天気予報次第で、作物を植え付けやとりこみ時期を判断している業種もあるとかで、信憑性の高い天気予報は大変な金額で売買されるとも聞いた。
梶山季之は小説「赤いダイヤ」で、天気予報次第で小豆が豊作か不作かを見極め、相場を張る事を書いていた。
金儲けには関係ないが、当方のように休日ゴルフを楽しむ輩にも天気予報を見るのが日課になっている。
ところで、天気予報士が自分の責任で予報を出すのなら、テレビ局によって予報に差が出ると思うのだが、どういう訳かどこを見ても同じ予報が流される。
先だっては、全部のテレビ局で「明日はポカポカ陽気」と予想していたのに大外れ。
翌日、全部の予報士が謝っていた。
国家資格を持った気象予報士と聞くと、何やら権威があるかのようにも聞こえるが、実態は従来の気象庁統一見解と何ら違わないような気がしてしまう。