昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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晴ゴルフ雨テレビ!

晴耕雨読
日経新聞私の履歴書」によると、細川護熙元大人気首相様の座右の銘だそうな。
政権を途中で投げ出した無責任男だと思うのだが、本人は「地位に恋々としない生き方」と自慢し、悠々自適な生活を満喫しているようだ。
今の鳩山由紀夫首相にも一脈相通じる、ボンボン育ちの典型的独り善がり発想なのだろう。

まぁ昔なら御殿様なのだから、当方の様な庶民の権化とは何から何まで違って当たり前か。
と言う事で、御殿様ほどのスケールではないが、当方は「晴ゴルフ雨テレビ」を理想の生活と信じている。

元々、自分の健康にはあまり気を配る方ではない。
定期健康診断も出来ればやりたくないほどだ。
だから健康の為のウォーキングやランニングなど、全くお呼びでない。
食事も、我が家の山の神の監視が行き届かないランチなどは、ラーメンや焼き肉など体に悪そうなものが大好物。
夜の宴席など、塩辛い酒の肴をつまみながら大声で喋るものだから、たいていの場合は飲み過ぎてしまう。
唯一の健康管理と言えるのは、ゴルフで歩くだけ。
ただこのような生き方の所為か、他人様には多大なご迷惑をおかけしながらも、ストレスにはほとんど無縁な生活を送っている。

一方の知的好奇心は、哲学書で自分の人生をずっと掘り下げて考えるなどは昔からやった事がないので、今やゴルフを通じて、人生の空しさ、奥の深さを考えている。
だから、極めてご都合主義で浅薄な人生観になってしまう。
厳密に言うと雨の日は、テレビだけでなく週刊誌やスポーツ新聞を熟読する事も入っている。
昔は小難しい小説なんぞも読んだが、最近は気力が続かないので、ゴシップ記事専門の読者になっている。
だからゴシップには強くなり、知性の無いオネーチャン達との会話では下品なネタには事欠かない。

両親が死んだ時など、世の無常を感じ儚んだ事もあった。
しかしいつの間にか馬齢を重ね、もうかなりくたびれてきた。
いつ何時、当方にお迎えが来るかもしれないし、どこかで事故に遭遇するかもしれない。
半ば諦め、またいつでもそれなりの覚悟が必要な年代になってしまった。

嬉しいような、悲しいような。