昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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今ここに生きているだけでもラッキー

最近ツラツラ、「今の自分は何たる偶然の塊なんだろう」と思う。
たまたま両親が巡り合い、結婚して子供が産れた。
それが僕だ。
両親の両親もまた、偶然巡り合って両親が産れた。
その両親もまた、と考えていくと、人間が誕生する以前から何十億年と繰り返した地球活動の偶然の結果が、物凄い確率の結果が今の僕の存在と言う事になる。

まるでヘレン・ケラー真っ青の奇跡の人!

ここまで偶然が重なると、これは「僕が、今ここにいる事は必然なのでは」とも思い、「これは神様の思し召しの結果かもしれない」等と、勝手に大袈裟な感傷に浸ってしまう。
その割には大したことはない人生だが、実は友人知己も同じような偶然のプロセスを経て僕の周りに存在している。
そして人類全部が同じような偶然の産物なので、こんな程度で大したことないのも当たり前なのだが、それでも考えれば考えるほど奥深い話だ。

日常的にも、「もしもあの時違った判断をしていれば全く別の人生を送ったはず」のような偶然が重なっている。
産れてきた後の人生でも、両親を含む他人がお節介に用意してくれた選択肢も、自分が責任を持って下した判断でも、その全てが今の自分の存在に繋がっている。

人生にはイフもなければ、やり直しも利かない。
そう思えば、今ここにこうして生きているだけでも凄い事なんだ、ラッキーなんだ。

世界中にたった一人しかいない貴重な存在なのに、我が人生、毎日に何と無駄が多い事か!
大いに反省しなければいけないがそれもまた自分の選択肢であり、そんな偶然を積み重ねながらテキトーにラッキーな日々を暮らしている。