昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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「超有名プロ、命!」社長と再会

昨年末、「横峯さくら、命!」の痛快社長と会った。
http://blogs.yahoo.co.jp/saraam_s/61871400.html
昨晩は、その社長と再開し、旧交を温めあった。

この二週間は、横峯さくらの戦績が好調なので、社長も機嫌がいい。
無論土、日曜日はしっかりと現地入りして、必死に彼女を応援してきたらしい。
とりわけサントリーレディストーナメントでは、「ホールインワンも6連続バーディーも、全部見た」と、今でも興奮している。
「テレビでは、ホールインワンの時の彼女は、ミスショットのようでしたよ」と言うと、「そう?ワシ、あの時大声で『さくらァ~、入ったゾォ!』って叫んだから、彼女それで気がついたみたい」と、無邪気に喜んでいた。
因みに日曜日は、社員も30名がマイクロバスで応援に駆けつけたとの事。
横断幕を掲げての応援振りがテレビにも映り、解説の森口祐子プロが「熱心な応援団ですね」と紹介してくれたと、全員が自慢気だ。
将に、社長以下会社を挙げての、熱烈なファン集団と化している。

社長は、優勝したアン・ソンジュの強さも認めていた。
「ショットもパットも完璧。彼女がさくらの上位にいると勝てる気がしない。さっさとアメリカに行ってくれれば」とすっかり弱気になっている。
「社長、今や韓国勢とまともに戦える日本人プロは、横峯さくらだけですよ。」と元気付けると、「そうや!」と、また明るさを取り戻す。
この手の人は、立ち直りも早い。

飲むほどに、食べるほどに、横峯さくらへの賛歌が止まらない。
興に乗った社長は、彼女が全英オープンに出場した時にはエジンバラまで応援に行くと宣言した。
実はその時期には、奥さんとのハワイ旅行が決まっていたらしい。
しかしこの間の好成績で、横峯さくら全英出場資格がとれたので、即方針変更。
「イギリスに行きたい」と言い出した事で、夫婦喧嘩が勃発。
それ以来、奥さんが一切口を利いてくれなくなり、夫婦二人暮しなのに会話ゼロ。
それでも、「今日の話で吹っ切れた。今は、嫁よりもさくらが大事だ。腹を括ろう」と、決意を新たにしていた。
当方、大いに慌てて、「夫婦間の出来事については、一切責任は取れません」と言い添えた。

6時から10時過ぎまで、肝胆あい照らす会話が続いて、やっとお開き。
酩酊した社長が腹心の部長に「今日は楽しかった。この人達との仕事を増やすように」と業務命令を発していた。
酔った勢いもあり「なぁに、ライバル会社の分をこちらに切り替えれば簡単だよ」と、気軽な調子で話している。
大変ありがたい申し出だが、ライバル会社の担当者は社内でどう言い訳するのだろうと、余計な心配をしてしまう。
「安値で売り込まれました」とか「品質で負けました」とかの定番ならともかく、「横峯さくらで意気投合されたので切り替えられました」との言い訳など、聞いた事がない。

実際は、そうは簡単にはいかないだろうが、それにしても愉快なオヤジサンがいるものだ。