昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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馬鹿な政治屋、橋下徹

未だにテレビタレント時代の軽薄な所作振る舞いが直らない、アホ政治屋橋下徹だが、それでも彼は、れっきとした政党の「日本維新の会」代表を勤めている。
はっきり言えば、こんな程度の政治屋がトップの政党なんて、全くの際物のインチキ集団でしかない。
その橋下徹が、大問題発言をやらかした。
「矢弾が飛び交う中で戦争をしている兵士には、従軍慰安婦は必要だった」
「これは世界中にあることで、何で日本だけが非難されるのか」
「沖縄の米軍には、風俗を利用するよう進めたら、相手が驚いて固まってしまった」
後に非難の声が満ち溢れたので微妙に修正しているが、当初の発言はこんな内容だったはずだ。
国際的にも反発を招くと、「不適切だった」と陳謝したが、発言内容を撤回はしなかった。
これは一体何のことだろう。
不適切と認めるからには、発言内容が拙かったと思っているはずなのに、それを撤回しなのでは自己矛盾だ。
そもそもこんな馬鹿発言をしたことが、既に政治家としての資質に欠けることを暴露したものであり、責任を取るためにはサッサと政治家を引退するべきほどの失態なのだ。

橋下は、事あるごとに「有権者の審判」を口にする。
思想や政策が受け入れなければ選挙で敗れるまでと、あたかも民主主義に則った様な発言をするが、実はこれは危うい。
一般大衆は、自分の耳に心地よい意見を支持しやすい。
「税金を安く、賃金を上げる」とか「悪いのは全て官僚、官僚支配政治打破」とか言うと、「そうだ、そうだ」になってしまう。
同様に社会的弱者に向かった刃のような言葉も、日ごろの鬱憤を晴らす媚薬のような効果を発揮し、多くの国民から支持されてしまう。
今回の橋下の意見は、まさにこの部分であり、実際に「その通り」と賛同する輩もいる。
「綺麗ごとを言ったって、世の中から売春、風俗はなくならない」とか「無骨集団の軍隊にはオンナの慰撫が必要」とか、一見むしろ本音を曝け出したかのようにも聞こえる。
しかしこれは、いじめを楽しむ心理であり、その背景にある悲しみに無神経な意見だ。
現に今回の橋下発言は、過去の慰安婦や、やむを得ず風俗に身を窶している女性を傷つけていると、国際的にも厳しい批判を浴びている。
こんな危うい考え方を、あたかも正義のように発言するようなオトコを、府知事や大阪市長に選んだ有権者、あるいは日本を変え得る白馬の騎士のように扱ったマスコミの責任は決して軽くはない。

何よりも橋下は、男女同権で女性の社会進出が求められている現代にあって、オトコがオンナの性を金で買うことを「やむを得ない」と認めてしまっている。
こんな馬鹿な発言を、世界中の女性が許すはずがない。
無論女性だけでなく、普通の常識ある人なら、男女を問わず「信頼できないヤツ」と軽蔑し、仲間はずれにするに違いない。
橋下は、「理想論では何も解決できない。政治家は清濁併せ呑むことが必要」と、まるで頓珍漢なことを言っている。
確かに今でも世界中には、「人類最古の職業」と言われる売春は存在している。
しかしだからと言って、これを認めてしまい、且つ「利用しろ」などと発言しては、公人としては失格だ。

売春や風俗利用を認めるのは、いわゆる「オトコの側の論理」でしかない。
売春や風俗が存在するのは、必ず貧困や格差がその背景にある。
且つ貧困や格差の問題は、先ずは社会的に弱い立場の女性や子供への悪影響として発現する。
それが売春や風俗なのであって、だからこそそんな現実を改善するために、オトコもオンナも共に努力を重ねなければならない。
ましてや政治家なら、貧困、格差の具体的な解決策を政策として提示する立場なのだ。
それなのに、サンピン政治屋でしかない橋下は、そんな問題意識など皆無で、昔のゲーノージン感覚そのままに、「率直な本音」発言をすれば人気が上がると錯覚してしまっている。
橋下が如何に言い訳しようと、如何に取り繕おうと、彼の度し難い考えは満天下に知れ渡った。
韓国では朴大統領に同行した政務官がセクハラ事件を起こし、韓国政府そのものが世界中に赤っ恥を晒した。
橋下発言もこれと同じで、こんなヤツが日本国民を代表する政治家でいることは、明白に国益を損なう。
橋下の氏素性を暴露する記事で、作家として度し難い差別意識を持っていることが分かってしまった佐野眞一同様、政治家としての見識を疑われる発言をした橋下は、世界中から侮蔑される存在となる。

イタリアのベルルスコーニは、国内では妙な人気があるが、国際的にはどこからも相手にされない。
橋下もこれと同じで、国際的に全く通用しない考え方の政治家でしかない。
馬鹿につける薬なし。
橋下は、潔く政治の場から去り、昔のオチャラケ芸人に戻るべきだ。