昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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何百回目の完全復活

ふとした切っ掛けで不調のどん底に落ち込み、それと同じくらい全くの偶然で、すぐに復活する。

我がゴルフは、どんなに立ち直れないほど打ちのめされても、必ず不死鳥の如く、同じ回数開眼し、復活してきた。
今回の奈落の底は絶望的に深いかなと思ったが、ド素人ゴルフ界きっての苦労人を自称する当方には、乗り越えられない壁などない。
ついに今回もまた、見事に奇跡の復活を遂げた。

先週は盆栽の手入れで忙しく、ゴルフどころではなかった。
と言うよりも、あまりの絶不調ぶりに、クラブを握る気にもならなかった。
しかしこの土曜日の天気予報は、梅雨の狭間の晴れ模様で、且つ微風。
こうなると、ゴルフの虫がうずき始める。

朝3時には目が覚め、6時に我が家を出発、6時15分に受付完了、7時にはティーオフ。
ドライバーはど真ん中、250ヤード、二打目95ヤードAWは完全なミスショットがピン手前2mにオン、強めのパターが一回転して入って、バーディースタート。
その後も調子よかったが、8番で宿痾のシャンクが二発出てトリプルボギーが出てしまった。
結局は7オーバーで午前中終了。
1時間以上の休憩があったので、クラブハウスでコーヒーを飲みながら、同伴のメンバーとゴルフ談義。
そこで悩みのシャンク病を相談したところ、シャドースウィングでイメージトレーニングが効果的のアドバイスあり。

早速午後のスタート前に、落ち葉を目標にスウィングチェック。
そこで、左肩が突っ込み、その分右肩が上がってしまっていたことを発見した。
それなら、肩を水平に回せば、シャンクが治るのではないだろうか。
何発か落ち葉を打ってみると、なかなかいい感じだ。
そのイメージのまま、午後一番のドライバーがナイスショット、残り90ヤードをAWで打つと、折からのフォロー風に乗ってしまい、グリーンオーバーながらもショットの感触はグッド。
その後も、方向は定まらないが、アイアンの良い当りが続く。

そして最終ホールは390ヤード、パー4。
強烈なアゲ風の中、ドラは230ヤードで、フェアウェイ右側を捉えた。
残り160ヤード、5番アイアンが芯を食って、グリーンオン、2パットのパーで、後半は5オーバーでフィニッシュ。

悩みに悩み続けたシャンクは、後半ゼロ。
それどころか、久しくなかったアイアンの切れで、バーディーチャンスが三回もあった。
これは、何百回目か分からないが、完全復活に違いない。

6月最初の週は、中国大連でのゴルフが企画されている。
その場が、シャンク撲滅作戦の追試験場となる。

「ヤルゾ見ておれ、口には出さず、腹に収めた一途な夢を。曲げてなるかよ、くじけちゃならぬ、どうせこの世は一本どっこ」
畠山みどりの名曲「出世街道」こそ、今の気持ちにふさわしい。
将に「曲げてなるかよ、くじけちゃならぬ」だ。
それにしても星野哲郎って、シャンク対策の良い歌詞を書くナァ