昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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山本太郎は本当にバカ野郎だが……

やはり山本太郎は、自己顕示欲の塊でしかなく、中身はホンマ物のバカ、アホだった。
秋の園遊会で、天皇陛下に対して直接手紙を手渡した行為については、非難轟々。
先の選挙で山本太郎を支援した勢力からも、支持の声は全く聞こえてこない。
それはそうだろう。
山本太郎がいくら「政治目的ではない」「天皇の政治利用には当たらない」と、醜い言い訳をしても、誰もが彼の行為は、あきらかに単なる政治パフォーマンスに過ぎないと気が付く。

山本太郎は言うに事欠いて、「マスコミが騒いだから政治利用になってしまった」と責任転嫁する。
「こんな騒ぎになるとは思わなかった」とは、自分の立場への認識がなさすぎるし、「これで次に同じ事をする人がいなくなる」とは開き直りも甚だしい。
山本太郎は、国会議員としての適性がない。
これは彼が、前回の参議院選挙に立候補した時から分かっていた事だ。
本来なら泡沫候補に過ぎなかったのに、「原発は嫌だ」風潮に乗り、あれよあれよと言う間に66万票以上を集め、間違って当選してしまった。
今回もまた山本太郎は、「被爆地区の子供たちの健康被害」と「原発地区で働く労働者の悲惨な状況」を、直接天皇に分かってほしかったと、自らの非常識行動を説明している。
国会議員に当選したのだから、反原発だったら何をやっても許されると思い上がっている。

流石に政治パフォーマンスだとは口が裂けても言えず、「あくまで個人的な立場だった」と釈明しているが、しかしそんな事ができたのは彼が国会議員だからであり、その立場を利用したからに他ならない。
天皇を利用していないと言うが、では一体、彼は何を期待して手紙を手渡したのだろうか?
どう考えても、直訴した結果、天皇がフクシマ原発の現状に関心を持ち、それなりの意見を発信してくれるとの期待があったとしか思えない。
即ちこれは、天皇の政治利用そのものだ
「こっそりと手渡す積りが望遠レンズで撮られた」と、あたかもマスコミが盗撮したかの如く言うが、そもそも園遊会で、しかも天皇を相手にこっそり二人きりの場面などあり得ないのはソンジョソコラの洟垂れ小僧だって知っている。
最早足掻けば足掻くほど、言い訳すればするほど、山本太郎の非常識さ、国会議員としての適性のなさが暴露されている。

そもそも山本太郎は、東京地区で反原発を唱え国会議員になった。
言ってみれば、フクシマ原発による電力供給の恩恵を一番浴びていながら、フクシマ事故の悪影響を一番恐れている、一番自分勝手な東京都民の支持を集めた国会議員なのだ。
その活動ぶりは、過激に原発のリスクを訴え、放射能の被害をアピールする事で、政府の進める原発再稼働に反対する事に終始している。
今回の暴挙も、彼の中では自分の主張に沿った行為に違いない。
しかしその為には、天皇まで利用したのは決定的な間違いだ。
第一天皇自身、フクシマ原発にもエネルギー問題にも、自分の意見を表明できる立場ではない。
そんな中での山本太郎の振る舞いは、天皇をも巻き込んだ政治テロだ。

最近になって小泉純一郎が、核燃料廃棄の目途がない原発再稼働には反対と言い始め、話題になっている。
僕は従来、フクシマ事故以来原発安全性の神話は崩れたが、国家エネルギー政策上、原発再稼働はやむを得ないと考えてきた。
しかし2020年オリンピック東京開催の決定打になった安倍晋三の「状況は完全にコントロール下」発言以来、実は日本国家は全く原発問題の解決手段を有していないのではと深い疑念を持ち始めた。
安倍晋三は、原発輸出の為にトルコまで出掛け、トップセールスの成果を誇っているが、万一事故が発生した場合は日本が責任を取らないといけない。
金で方が付けばまだ良い方で、フクシマ事故の二の舞が外国で起きる事を考えれば、商談成立を喜んではいられないはずだ。

僕は、日本政府は早々に原発不要のエネルギー政策を打ち出すべきで、その為には国民もまた不便な生活を覚悟する必要があると思い直している。
フクシマの事故は、自分から遠く離れた田舎で、少数の地域住民が苦しんでいるのではない。
等しく、電力使用制限をも受け入れるような覚悟を持たない限り、我々は山本太郎の薄っぺらい反原発運動と同じ次元の存在になってしまう。