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奥道後ゴルフクラブでのゴルフプレイ

その昔、来島ドッグの経営者、坪内寿夫が、無二の親友、作家の柴田錬三郎の為に作ったと言われる奥道後ゴルフクラブで、初めてプレイする機会に恵まれた。
これも全て、昨晩の「超有名プロ後援会」の賜物なのだ。
全国津々浦々から集まってきた後援会メンバーは、伊達に超有名プロを応援するばかりではない。
自らもゴルフ大好き連中ばかりなので、後援会の幹事に、折角松山市に来たのだから、出来れば記念のゴルフコンペを開催したいと願い出たらしい。
では皆で遊びましょうと、有名な奥道後ゴルフクラブに出向く事になった。

しかし残念ながら、天気予報が悪い。
雨のち曇り、雨の確率、午前、午後ともに60%。但し風は微風。
午前6時半の集合時間は、ホテルの外の道路は雨でたっぷりと濡れているし、空には一面に真っ黒い雲が覆っている。
今にも大雨が降り出しそうな雰囲気の中、市内から30分のコースを目指す。
クラブハウスに着いた時は、強風が吹き荒び、慌ててウィンドブレーカーを着込むが、それでも寒い。
しかし風のお陰で雨雲が吹き飛んでしまい、一部では青空も見えてきた。

一番ホールは強烈なフォロー、ドライバーもアイアンもグッドで、パー。
そこから4ホール連続のパーと絶好調なので、周囲が騒ぎ出す。
5ホール目パー5、三打目残り70ヤードショットをコントロールしたのが悪く、手前バンカー。
そこからの4打目SWが飛び過ぎてOBのトリプル。
次のホールはアプローチチョロが二度続き、これもトリプル。
ここですっかり、普通の出来に戻ってしまった。
最終9番打ち下ろし、左右OBのパー5、ドライバーが左に巻いて、キャディから「99%はOB」と言われたのに、奇跡的にセーフのラッキーを活かしてパーだったが、それでも午前中は44。

イン10番パー4、ドラは左ラフ、強烈なアゲ風の中残り170ヤードのUTが更に左OBゾーンへ一直線なのに、ヤシの木にあたって手前にポロリで、ここはボギー。
11番パー5、ドラが左の木に当たって、今度はOBで本日三回目のトリプル。
しかし14番パー5は、ドラ、スプーン共にグッショッで三打目30ヤードSWもベタピンのバーディー。
16番パー3は強烈なアゲ、8番アイアンの打ち損いが右ブッシュへ。
低木の真下なのでスタンスもやっとでグリーンは狙えない。
真正面バンカー目指したアプローチが当り損なって左に飛び、グリーンオンするラッキーのボギー。
17番、18番は惜しいパーパットが外れ、いずれもボギーの、後半45。
風が強く、体が硬くなるほど寒いコンディションに加え、グリーンが早く難しいコースへの初見参にしては、結局雨は降らず、最近にしては上出来のゴルフで終わった。

風呂に入り、懇親会の後、ダブルペリアの成績が発表になったが、何とトリプルボギーの三ホールが全部隠しホールに当たり、ハンディが18もついた。
これも全て、日頃の行いの所為。
仲間から冷やかされて挨拶に臨んだが、先ずは超有名プロ後援会が、こんな素晴らしいコースでのゴルフを設営してくれた事への感謝。
続いて、日頃の仕事面での後援会主催者の協力に対して感謝。
最後に、ハラハラしながら見ていた、日曜日伊藤園レディースの超有名プロの試合ぶりを誉めちぎって挨拶を終えると、万雷の拍手を浴びた。
すると昨晩に続いて、超有名プロのパパから、全員に対して、改めての謝辞が述べられた。
「どの占い師に聞いても、今年の娘の運勢は最高との見立てだったが、前半はパッとしなかった。しかしここに来て、良い運を持ち続けている。それはここにいる皆さんの善意と強運に後押しされていると思う。あと二戦、最終的にどうなるのかはわからないが、娘も全力を尽くすと思うので、皆さんも変わらず応援をお願いします。」

何かと物議を醸したオッサンで、娘にとってお邪魔虫扱いする人もいるが、こういう挨拶を聞く限り、娘を思い、周囲に気配りする良いオヤジのような気がする。
何よりも、貧乏で不遇だった時代から付き合っている、鹿児島の仕事仲間の話を聞けば、むしろ人情に厚い人物とも思える。
やはりマスコミ情報は、まるで当てにならない。
ゴルフに満足すると、他人にもやさしくなるとは、我ながら身勝手なものだ。
このゴルフで、今回の超有名プロ後援会は、恙無く全ての日程を終えた。