昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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今年のゴルフ総括

今年のゴルフは、ずっと不調だった。
それもこれも全部、シャンクの所為だ。
同病の方には「相憐れむ」と同情いただくと思うが、一旦シャンクが出るとその後のショットにまったく自信がなくなる。
シャンクを気にする余り早打ちになったり、手が縮こまり、スウィングプレーンが乱れる。
早い話が、ゴルフがまるで面白くなくなり、苦痛にすらなる。
そんな病魔に取りつかれてしまったので、様々な処方箋を試したが結果はサッパリだった。

そんな状態が続いている中、夏場のゴルフで初めて熱中症に罹った。
事なきを得たが、友人から「無事で良かったナァ」と同情され、命の危機すらあったことが分かり、すっかり体力にも自信を喪失した。
9月には、ドライバー以外の全てのショットの当りが悪くなり、同伴のオッサンからにわかコーチを受けたのが却って悪く、泥沼の底に落ち込んでしまった。
冬場になると今度は、温かい布団から抜け出す勇気が湧いてこない。
そんなこんなで11月以来、ゴルフの回数は半減、二、三週間に一度、思い出したように近所の河川敷コースでお茶を濁す状態だった。

ところがそんなゴルフの中でも、ふとした閃きと発見がある。
特にシャンクが頻発したのは、素人ゴルファーにとって将にスコアメイクの決め手になるSWのアプローチだった。
フェアウェイからなら何とか誤魔化せるが、ラフからだとほぼ間違いなくシャンクする。
それを防ごうと小手先で調整すると、トップが出て、スコアが絶望的に悪くなる、
そんな悪循環だったが、右脇を締め、バッグスウィングを心持ちまっすぐに引くと、少なくともシャンクは出ない事を発見した。
これでもSWのフルショットには、未だ自信がない。
しかしあれほど不調だった20ヤード以内のアプローチでは、ほとんど三回に二回はワンピン内に持っていけるようになった。
この打ち方を修得以来、既に三回のゴルフで、シャンク症状は影を潜めている。

そうすると不思議なもので、今度はゴルフに行きたくて仕方がなくなる。
今年は年末31日、初めて息子と一緒のゴルフを予定している。
息子は、初めてスコアが120を切り、友人とのミニコンペでベスグロをとったとかで、日頃からの大言壮語に、更に拍車がかかっている。
ゴルフを舐めているようなヤツなので、OJTでゴルフの奥深さと、何よりも人様の前に出しても恥ずかしくないようなマナーを教える積りだ。
そしてそこが、息子が父親に対して、尊敬と崇拝の念を持つ場所になるに違いない。
アァ腕が鳴る、鳴る!