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小保方晴子、石井俊輔に続き、山中伸弥まで!

ノーベル賞受賞者山中伸弥も、論文のデータ切り貼り疑惑が発生した。
大騒ぎになっているSTAP細胞の小保方晴子女史、その小保方女史の研究を不正と断罪した理研調査委員会の石井俊輔委員長に続いての疑惑だが、山中先生は大物度が違う。
何せ2012年のノーベル生理学・医学賞の受賞者で、iPS細胞の生みの親にして、京都大学iPS細胞研究所所長、更には京都市東大阪市の名誉市民。
日本を代表する学者様なのだ。

疑惑の基本構造と釈明は、小保方晴子女史と全く一緒。
インターネットで画像切り貼りを指摘されたが、「切り貼りする必要がなく、論文の正当性は全く問題ない」と言い募る。
しかし肝心の生データは、提出された実験ノートにはなかった。
実験ノートはあっても、疑われた論文についての生データがないとは、状況証拠ではあるが、限りなくクロだ。
それなのに、身内の京都大学iPS研究所は、「論文内容は正しい、追加調査の必要はない」と結論付けた。
これでは八百長調査だ。

小保方女史に対して「データの改竄、捏造した研究者」の烙印を押した、理研の調査委員会石井俊輔委員長にも、同じような疑惑が生じた。
石井委員長は、「自分と小保方女史は違う」と言い訳したが、調査委員長は辞任した。
誰がどう見ても、小保方女史と同じ行為なのに、必死に言い繕うなど何とも潔さがない。
本当に自分の行為に自信があるのなら、委員長を辞めなければいい。
現に小保方女史の弁護士からは、「辞めて欲しくない」と、妙なエールを送られている。
小保方女史サイドからは、同じデータ切り貼りをした石井委員長なら厳しい指摘はできないはずだと見透かされている。
研究者と言うからさぞや頭がいいだろうと錯覚するが、こんなお粗末な人物が主席研究員でいるとは、理研もお里が知れてきた。

石井ってバカだなと思っていたら、もう一人、とんでもない大学教授がいた。
今回の不祥事にコメントをしている信州大学特任教授の、市川家国なる人物がそうだ。
彼は、「石井先生の論文が発表された六年前と現在では研究倫理の水準が違う。過去に遡って批判するべきではない。石井氏は今回の事態を覚悟したうえで、委員長を引き受けたのかもしれない。(中略)新委員長は弁護士だが、研究現場への理解を望みたい」と話した由。

学校の成績は良かったのだろうが、社会への適応能力が欠落した、専門バカ丸出し発言だ。
先ず、研究倫理について、現在と六年前が違っているはずがない。
どんなに時代が変ろうと、研究者の良心や倫理観が変るはずがない。
第一石井氏は、写真の切り貼りをした小保方女史に対して、「研究者を錯覚させるから駄目」と批判したはずだ。
僕は個人的な好みから、小保方女史を応援しているが、この時の石井発言は「成るほど、確かにデータを見やすく変えてしまえば、事態を間違って理解する人もいるかもしれない」と納得できた。
それだけに、同じことを自分もやっていたのなら、「オマエにだけは言われたくなかった」と、すっかり裏切られた思いだ。

更に市川教授の言う、「石井先生は今回の事態を覚悟して委員長を引き受けたのかもしれない」とjは、一体どんな根拠に基づいているのか。
単にそう思いたいだけの、妄想ではないのか。
石井氏が噴飯モノの言い訳をしたり、慌てて研究ノートを公開しているのは、何としても身の潔白を証明したい焦りでしかない。
少なくとも事前に、自分の切り貼りが問題になるとの危機意識は皆無だったはずだ。

最期の、研究現場への理解を求める姿勢には、自分たちは特別の研究をしているとの思い上がりがある。
しかしそんな不遜な考えは、到底弁護士の理詰めの追及に耐えきれるものではない。
だから、「ソコントコ、宜しく」と、何とか情状酌量を求めているにすぎない。

疑惑を追及する立場の調査委員長が、実はデータ切り貼りをしていた。
世界的に名の知れた、日本を代表する大研究家が、自分に掛けられた疑惑を晴らせない。
となると、研究の世界では、このような手段で論文を作成するのは、至って当たり前の行為だったのではないだろうか。
そう言えば小保方女史も、データ切り貼りが問題視された時、「やってはいけないとの認識がなかった」と釈明していた。

学者とか研究者とは、今も全く付き合いはないが、石井氏に続いて、山中先生まで同じ疑惑に塗れて、それを自分勝手な詭弁で擁護する市川教授なんかを見ると、万々が一にそんなお付き合いのチャンスがあっても、謹んでご辞退したいものだ。