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「セルジオ・越前」のワールドカップ予想

6月12日ブラジルのワールドカップ開催まで、残り数時間。
いよいよ決戦の秋来る。
我らが日本代表は、14日対コートジボアールが初戦。
19日ギリシア戦、24日コロンビア戦を経て、28日からの決勝トーナメントに突入する。
こんな国際的なサッカーのビッグセレモニーには必ず登場する、新進気鋭の素人サッカー評論家、「セルジオ・越前」の、快刀乱麻を断つが如き、無責任極まりない技術指南と勝敗予想を紹介しよう。

日本代表は今回の強化試合で、日本国内でのキプロス戦、フロリダでのコスタリカ戦、ザンビア戦を三連勝した。
守備面の課題を指摘されているが、一方ではワールドカップの好成績への期待感も高まっている。
しかし前回の2010年南ア・ワールドカップでは、直前の強化試合は三連敗、当時は岡田武史監督の解任騒ぎまで発生した。
この時、最も強硬に解任を主張していたのが、「セルジオ・越前」によく似た名前の評論家、セルジオ越後だったのも記憶に新しい。
ところが、本選では二戦目のオランダにこそ負けたが、初戦のカメルーンと三戦目のデンマークに勝利し、予想に反して予選リーグを突破した。

残念ながら本選の初戦、対パラグアイはPK戦で負け、ベスト8にはなれなかったが、事前予想を大きく上回る出来だった。
すると途端に、岡田監督への非難は賞賛に変った。
不振だった中村俊輔に代って、ビッグマウス、パツキンの本田がチームの中心選手に変ったのもこの大会だった。
この時の結論は、選手も監督もチームも、ワールドカップの本戦で好結果を出す事だけが大事。
強化試合の結果なんて、どうでもよいものだ。

だから今回の三連勝を、喜んでばかりいても意味がない。
実は試合の中身が、一番の問題なのだ。
セルジオ・越前」は、今の日本代表に関してより客観的に試合を分析した結果、日本代表は極めて危うい状況だと断定する。
ハッキリ言って、パツキン本田の調子が悪い。
キルギス戦で得点した内田も、守備ではパスミスを多発しているし、コスタリカ戦で得点したFW香川、柿谷も、まるでマグレ当たりだった感が強い。
大迫に至っては、得点できそうな雰囲気すら見えない。

守備の方は、ボロボロと失点を重ねているので、どこをどう見ても不安だらけ。
無論、途中経過でも、悪いよりも良いに越した事はないが、「この三連勝でワールドカップ予選突破が現実になった」など、単なる贔屓の引き倒しでしかない。

セルジオ・越前」の、今回の日本代表の無責任勝敗予想は、
   ・初戦対コートジボアールは、1-1で引分け。
   ・二戦目対ギリシアは、1-0で勝てる。
   ・三戦目対コロンビアは、0-2で敗退。
勝ち点4だが得失点差で三位になり、予選リーグ敗退となる。

しかし評論家やマスコミの理屈なんかは、全て結果論でしかない。
実際にワールドカップが始まるまでは、全く根拠もない楽観論や、逆の悲観論が溢れ、喜んだり心配するのが楽しい。
セルジオ・越前」の予想では、日本代表の前途は多難だが、ここまでを覚悟して観戦すれば、後は良くなるだけ。
結果を見て、不肖「セルジオ・越前」が坊主懺悔するのを楽しみにしておけばいい。