昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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「ラーメン二郎」に初見参!

先だって暇に任せて嫁さんとドライブしていたら、比較的近所に「ラーメン二郎」がオープンしているのを発見。
午前11時にも拘らず、店の外まで行列が伸びていた。
こんな有名ラーメン店が出来たのなら、是非とも行ってみたくなるのはミーハー人間の習性。
本日、嫁さんは外出。
夕飯を確保しなければならないので、ちょうどいいチャンスと件の「ラーメン二郎」に出かけた。

我が家から10㎞程度なので、車なら大した時間も掛らない。
日曜日、夕食時ならば、きっと空いているに違いない。
そう思っていたが、外の行列こそなかったが、店内の待ち椅子は全部埋まっている。
列の先頭を表す説明書には、「店員が案内するので、座って待つように」と書いてある
そしてそこに、15人程の客全員が雑談する訳でもなく、静かに大人しく並んでいる。
芸人が無断で「ラーメン二郎」の本を出したら出入り禁止になったとの噂もあり、何となく重苦しい。
町の気楽なラーメン屋の雰囲気ではない。

先ずは、自販機で食券を購入。
この店のおすすめメニューは、700円の「麺少なめ」ラーメン。
「ラーメンは別腹」が持論のラーメン大好き人間にとって、「麺少なめ」は屈辱的で気に入らないが、何せ初めての訪問なので、ここは店のおすすめメニューに従う。
しばらく並んで待っていると、店長が「注文を確認させて下さい」と声をかけてきた。
すると椅子に座っている全員が、注文の品を表すプラスチック板を、胸の辺に掲げる。
たったそれだけで、客の注文を見切るのは、流石にプロの技。
その所為か、待つ事30分ほどで席に案内されると、さほどの時間をおかずラーメンが出来上がり、トッピングの内容を聞かれる。
初めてで何もわからないので、ここは「野菜、ニンニク少なめ、味濃いめ」と、隣の人を真似た。

食べ始めてすぐに、麺の多さに驚く。
これで「麺少なめ」なら、普通だとどれほどの量になるのだろう。
醤油味の濃さとタップリ油が相俟って、食がドンドンすすむ。
すると底の方に、分厚い焼豚が二枚も入っているのを発見。
危うくペース配分を誤って、焼豚に到達する前に腹一杯になって食べ損なう所だった。
食べ終わると、ラーメン丼とコップを棚に上げ「ご馳走様」とお礼を言うのがマナー。

感想は、「ウ・マ・イ!」
流石に、全国的な人気店だけある。
こんなに美味いと、近所のラーメン店が客を奪われてしまうだろう。
ラーメン人口が急に増える訳はないので、「一将功成りて万骨枯る」事に成りかねない。
そんな余計な事を感じてしまう。
現に当方、今までの行きつけのラーメン屋に行き気がなくなってしまった。
またそれまで行列ができていた近所のラーメン屋も、この日は閑古鳥が鳴いている有様で、我が家周辺では「ラーメン二郎」の一人勝ち状態が顕著となっている。

それほど「ラーメン二郎」のラーメンは、ウ・マ・かった!
病み付きになりそうだ。