昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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やり過ぎではないですか?!

早朝のウォーキングを、拘りを持って続けている。
しかしその内容とは、往きと帰りでは同じ道は絶対に通らない事がモットーと、実にくだらない。
一筆書きと同じ発想だ。

先ずは午前6時に、我が家を出立。
基本的には、車の往来や人通りの少ない農道を歩いて、一時間後に目的地に到達する。
そこで、持参した水筒で、水を補給。
帰りは全く別のルートを、やはり一時間かけて歩き、午前8時ちょっと過ぎに帰宅。
この間、16千歩、距離にすれば12辧
帰宅後、朝風呂を浴び、朝食を摂る。
これを毎日、繰り返している。

それでも、毎日決まりきったルートを辿っているので、すれ違う人も顔馴染みになる。

そのウォーキングの途中に、小学校が二つある。
歩き回る時間がちょうど通学時間と重なるので、登校中の小学生ともすれ違う。
ところがすれ違うのは、小学生だけではない。
ボランティアを買って出ている年寄り連中も、通学路で活躍している。
たかが小学校までの通学に大したリスクなどないと思うが、PTA連中は心配で仕方がないようだ。
このボランティア年寄りは、横断歩道で黄色い旗を持って待機している。
そこに小学生が通りかかると、安全に横断歩道を渡りきるように、大張りきりで先導する。

田舎の道なので、車の往来が激しいわけではない。
それなのに、ボランティアの老人の使命感は尋常ではない。
自らの危険など顧みず、道路の中央に猛然と進み出て車の前に立ちはだかり、文字通り体を張って止める。
子供の安全を、最優先している積りだろう。
気持ちは分かるが、これはやり過ぎだ。

昔は、子供がウジャウジャいたので、そんな過保護な配慮はあり得なかった。
しかし今は少子化の影響で、一家庭に二人の子供もいない。
そうすると、各家庭でも子供を甘やかすし、地域社会もまた、子供の面倒を見過ぎてしまう。
PTAもボランティア年寄りも、あたかも良い事をしている気になっているが、実はマイナス面もある。
それは、常に周囲が自分を守ってくれるので、子供たちが自分たちの力や創意工夫で、自分の安全を確保する自立心が薄れてしまう事だ。

昔に比べると、小学生が犯罪に巻き込まれる事件が増えているのは間違いない。
しかし、だからと言って、大人たちが付きっきりで子供の面倒を見るわけにはいかない。
やはり子供たちが、自分で自分の身を守る事を覚えないと、却って犯罪に対抗できなくなる。

ボランティア老人の献身的貢献を見るにつけ、それを当たり前の思って育つ子供たちが増えてしまうことを懸念するのは、単なる「暇老人の杞憂」なのだろうか。