昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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他人事だけど他人事じゃない、高橋ジョージと三船美佳

高橋ジョージ三船美佳破局した。
年の差24歳の結婚で話題だったが、人前では仲睦まじさを演出していた。
このような結果が出た上で過去のシーンを見ると、二人のハシャギぶりが何とも痛々しい。

三船美佳が結婚したのは16歳。
普通なら高校生の洟垂れ時代で、当然ながら社会経験も浅く、普通に考えれば「大人の世界に背伸びしたアホ娘」の類だっただろう。
一方の高橋ジョージは40歳だから、男盛りの中盤から後半時代。
酸いも甘いも知りかけた中年野郎で、アホ娘の扱いなんて、赤子の手を捻るようなもの。
結婚当初の主導権は、全部オトコの側にあったのは想像に難くない。

問題はこの後で、当然ながらオンナは成長する。
しかも急ピッチで。
一方のオトコは、残念ながら気力、体力ともに下り坂を迎える。
あれから16年。
時は、残酷にも平等に経過する。
三船美佳は、32歳のオンナ盛り。
一方の高橋ジョージは、56歳のクタビレ盛り。
仕事もパッとしないオトコに対して、オンナは単独の仕事も増えてくる。
主導権争いに変化が現れるのも、至極当然だ。
こうなると、オトコは辛い。
オンナに不審な行動はないか?
猜疑心がドンドンと強まる。

今回の離婚騒動で、三船美佳は「仕事以外では外出禁止、全てを拘束された」と不満を述べた。
一方の高橋ジョージは「外出禁止はないが、夫婦なので一々チェックするのは当たり前」と反論している。
この辺こそ、意識のすれ違いの典型例だ。
夫婦の信頼感が崩壊しているし、少なくともオンナの側には愛情が喪失していることを如実にあらわしている。
端的に言えば、三船美佳は、高橋ジョージを嫌いになってしまっている。
最早、高橋ジョージのやることなすこと、全部が気に入らないのだ。

三船美佳は俳優だから、こんな時でも演技をする。
満面に笑みを浮かべ、高橋ジョージへの感謝を口にする。
しかしだからと言って、別れることについては一歩も引かない。
高橋ジョージは、自分のどこが悪いのか、何を三船美佳が気に入らないのかすら分かっていない。
高橋ジョージが「1%でも可能性があれば踏ん張りたい」と未練タラタラなのに比べ、三船美佳の毅然とした態度はまるで好対照だ。

これは他人事だが、決して他人事ではない。
いつ何時、我が身に降りかかるかもしれない出来事だ。
オトコは仕事にかまけて、オンナが自分をどう思っているのかを知らない。
「最近、ちょっとおかしいカナ?」と微かに思ったとしても、そんな不安と正面なら向き合おうとしない。
しかしオンナは、オトコのふとした無神経な態度を絶対に忘れないし、許さない。
いずれの日か復讐しようと、密かに刃を砥ぎ続けている。
そして一旦オトコを嫌いになると、その後好きになることも絶対にありえない。
哀れオトコは、ある日突然に三行半を突きつけられて右往左往してしまう。
年をとるということは、オトコにとって、クワバラクワバラの時代に突入していることだ。

それにしても高橋ジョージ三船美佳
理想の夫婦と言われ、同じ宗教を信じていたはずなのに、神様、仏様でも破局を救えなかったのだろうか?