昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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シェーンブルン宮殿

音楽の都ウィーンの初日は、オペレッタ「こうもり」の鑑賞。
今まで一番馴染のある演目なので、ドイツ語で演じられても充分に理解できる。
しかしドイツ人観客は、足を踏み鳴らし、手を叩いて大笑いしている。
かなりアドリブの利いた作品のようだ。


オーストリアでも一、二を争う観光名所なので、チケットを買うのに長蛇の列が出来ていた。
最初の宮殿見学だけで、一時間を要する。
続いて「皇太子の庭園」から、はるばる山頂にある展望テラスへ。
風は爽やかだが、日差しがきつい。
迷路庭園に向う途中に、動物園があった。
入り口のポスターには、パンダ、白熊とともにミーアキャットが描かれている。
実は、恥ずかしながら、未だにパンダを見たことがない。
入場料は、一人16.5ユーロと些か高めだが、40年ぶりで動物園を見学することにした。
日本の動物園は良く知らないが、こおは広々としたスペースに、数頭ずつの動物が飼われている。


いきなり入り口近くに、サイがいた。
これも恥ずかしながら、本物のサイは初めて見た。
続いて白熊も初めて、もちろんミーアキャットも初めて。
二時間以上も歩き回って、最後はパンダの飼育場へ向う。
ところがどこを見回しても、パンダの姿が見えない。
あまりの暑さに部屋に引きこもっていて、今日は見ることができないかと諦め掛けた。
最後の足掻きで、パンダの好物の竹を餌場にセット中の、飼育係のオニイチャンに尋ねると、ハウス内で見学可能と教えてくれた。
晴れてパンダとご対面となったが、貪るように竹を食事中のパンダは、お尻を向けたままで、なかなかこっちを向いてくれない。
しかし辛抱強く待った結果、三頭のうちの一頭が木登りをした時に、パンダ様のご尊顔を拝することに成功した。


午前10時から午後4時頃まで、丸々一日を宮殿内で遊び、疲労困憊でホテルに帰還。
夕食もソコソコに、眠りにつく。