昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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雨のミュンヘン

ヨーロッパに来た当初は寒かった。
冬用のウェアを持ってきて大正解と喜んでいたら、一週間もしないうちに暑くなった。
ウィーンやザルツブルグでは、30度近い気温になり、今度は汗をかいてしまう。
体温調整が上手く行かず、結果として風邪を引いた。

その風邪が、なかなか治らない。
未だに鼻を垂れている状態なので、ティッシュが欠かせない。
しかも明日は、今回の旅行のハイライト、ノイスヴァイン・シュタイン城への観光が決まっている。
早朝の出発になるので、体調を整えておかないといけない。


この日のミュンヘンは、朝から雨が降っている。
しかも冷たい雨だ。
ウロウロすると、今までの無理が一挙に祟ってしまうかもしれない。
何せ、昨年リタイアした老人なので、体力は弱ってきている。


と言うことで、ミュンヘン駅に明日のチケット手配に行った後は、ひたすらホテルで休息を取ることにした。
考えてみれば、贅沢な話だ。
海外にまで出かけてきて、ホテルに篭っているようなら、我が家にいても同じだ。
しかし、こんな一日の過ごし方は、団体ツァーでは絶対にできない。
これもまた、我々夫婦の旅のあり方だ。


一日中、テレビを見ているが、これが全く面白くない。
このホテルは、英語放送が少ない。
当たり前にドイツ語放送が多いが、その他はフランス語、イタリア語となっている。
トルコやサウジアラビアの放送もあるが、いずれも何を言っているのか分からない。
文字通り、一言も分からない。
エイリアンが彼らの「母国語」で喋っているとか、あるいは動物が各々の手段でコミュニケーションをとっているのを、横でチンプンカンプンな表情で聞いているのと全く一緒。


スポーツ番組なら、言葉は関係ないが、ヨーロッパで人気の自転車レースとアイスホッケーが多く、興味がない人間には、これもまた面白くない。
結果として、退屈な一日を過ごしているが、これを明日へのエネルギー充填の時間と、前向きに考えよう。