昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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五年ぶりの免許更新

五年ぶりに、免許更新に行った。
無事故無逮捕歴、早数十年。
世の中の七不思議とも考えられるが、不肖私メ、何故かいつもゴールド免許なのだ。
 
午前八時半の受け付け開始なので、ジャストタイムで到着したら、既に長蛇の列が出来ていた。
手続きは決して、簡潔ではない。
免許更新案内カードと現在に免許証を提出すると、更新用紙が渡される。
必要項目を書き込むと、次には証書を買うために並ばされる。
 
それが終わると視力検査で、ここもまた長い列が出来ている。
僕は通常、メガネを着用している。
裸眼では、細かい部分は見えないし、全体もぼやけてしまう。
だから当然のようにメガネをして検査を受けようとしたら、検査官から裸眼を要請された。
そこで適当に、右、左、上とか答えていたら、確率四分の一がマグレで当たったようだ。
今回もまた、メガネ着用は免れた。
しかしいつも、メガネをして運転しているのだから、全く無意味な努力をした事になる。
 
続いて写真撮影。
これが一番の不満のタネだが、このセンターで撮った写真で、気に入ったものは未だかって一枚としてない。
今までの写真は全て、実物を遥かに下回る、みすぼらしい老人顔で写っていた。
ならばと、本来の眉目秀麗の顔に写った、写実的写真を持ち込みたいが、そうすると即日交付にならない。
また最近では、これこそと自信を持てる写真が見当たらない。
以前、遥か昔に撮影した写真を提示したら、受付のネエちゃんに拒否された事もある。
 
この後、ゴールド免許者は30分の講習。
ブルー免許者は一時間なので、実質的にはこの30分だけがゴールドの特権となる。
保険の掛け金でプラスもあるが、免許更新に関してだけ見れば、ゴールドには大した価値はない。
この講習がまた、無内容の権化みたいなもの。
元警官で、交通安全協会天下りした人間の為に、わざわざ時間を掛けさせられる感が強い。
 
ここまで終わって、やっと新しい免許が手渡される。
恐々覗くと、そこには今までの免許証の写真に、「劣るとも勝らない」、貧弱を絵に描いたような情けないオヤジ顔が添付されていた。
これは、赤の他人ではないのか?
こんなはずじゃないのだが..........ブツブツ。
止むを得ないから、五年後こそ、水も滴る良いオトコに写る事にしよう。