言語道断!
同情の余地なし!
馬鹿につける薬なし!
自民党の勉強会でマスコミに圧力をかけた、若しくはかけようと画策したとして、自民党を受けたから厳重注意処分、大西英男議員の事だ。
このオトコ、厳重注意の意味を全く理解していない。
記者に囲まれると、性懲り無く「マスコミを懲らしめる」と、前回と同じニュアンスの発言を繰り返した。
ただでさえセクハラ野次で評判が悪いのに、ボキャブラリーも表現力も欠けているのだから、恥の上塗り。
語れば語るほど、品性の下劣さが浮き上がってしまう。
ある意味、最も古い自民党議員の典型だが、今や自民党の中でも最もオ邪魔虫的存在でもある。
こんな議員が、安倍晋三の親衛隊的な動きをしている。
野党にとっては、格好の攻撃材料であり、利用価値の高い議員だ。
ところで、この大西英男の発言を巡って、「発言の自由」「報道の自由」が侵されたと大騒ぎをしている連中が多い。
特にマスコミは、ごく一部の保守的新聞を除き、天地がひっくり返ったような勢いで、大西英男と、彼が所属する自民党を攻撃している。
これこそまさに、安倍政権の体質そのものであり、断じて許すことが出来ないと力説しているのだ。
少年Aの名で出版された「絶歌」も、賛否が分かれている。
遺族感情を慮って、出版への反対意見が多いが、一方では加害者と言えども発言の自由はあると少年Aと太田出版を支持する意見もある。
しかし、錦の御旗のように持ち上げられる、発言の自由や報道の自由は、必ずしも世界中で保証された権利ではない。
世の中には、勝手気ままな発言が許されない場合もあるし、やってはいけないケースもある。
例えば隣国、中国では、政府と共産党を批判すると拘留される。
韓国では、朴槿恵大統領を侮辱したと難癖をつけられ、産経新聞記者は出国禁止にされた。
政治的な話だけではない。
例えば猥褻に関しては、自主規制されていて、奔放な表現は罰されるし、幼児ポルノは、理由の如何を問わず禁止されている。
表現の自由や報道の自由は、民主主義国家でのみ認められる権利だが、それも公序良俗に照らし合わせて認められたものだけだ。
しかしこの公序良俗に基づく判断は、一人一人の価値観が違っているので難しい。
猥褻表現でも、裁判沙汰になる事が多いのはこのためだ。
誰もが馬鹿だと思う大西英男議員は、自分では何一つ間違っていないと思い込んでいる。
議員だからと言って、彼の発言を封じてしまうと、彼にとっての発言の自由が侵される事になる。
大西英男議員への対処方法は、彼の体質やモノの考え方が言論弾圧だとヒステリックに批判しるのではなく、彼を選挙で落選させ、議員としての影響力を無くする事にある。
そもそもあんなオトコを議員に選んだ、東京16区の選挙民は、猛省するべきなのだ。
そして次回こそ、良識が問われている事を忘れてはいけない。