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元首相が安保関連法案反対だと!!!!!!

僕には、ややこしい問題の是非を判断する時に、自分なりの簡単な基準がある。

例えば、日本の政策については、中国、韓国が力みかえって反対するものは、絶対に日本の国益に適っていると思う事にしている。
例えば、民主党が主張する政策は、悉く間違っているに違いないと考える。
例えば、共産党は首尾一貫性はあるが、僕とは正反対の考え方なので、個別に良い事を言っても支持しない。

一々、内容を吟味する時間もないし、また例え吟味しても、難しい問題ほど賛否が分かれ、且つ双方ともに絶対に引かないので、意見の一致を見ない。
そんな時は、上記の基準で、自分の意見を決めることにしている。

今回、「元首相五名が、安保法案に反対」とのニュースが流れた。
安部晋三が、支持率低下を覚悟してまで、執念を燃やして成立させようとしている法案に対して、味方の自民党からも反対意見が後を絶たない。
ついに、中曽根康弘に続いて、他の元首相経験者まで旗幟を鮮明にしたのかと思って読んだら、大笑いしてしまった。

何とこの五人の元首相とは、
  羽田孔
  菅直人
そして、あの村山富市と言うではないか!

この五人なら、僕の簡易判断基準で言えば、全員が「この連中の言うことの逆に張れ!」と決めている輩だ。
そして全員がいずれも、「帯に短し、襷に長し」どころではなく、「帯にも襷にもかからない」、最悪政治家の超有力候補たちだ。

少なくともこの五人の中に一人でも、我々の役に立つ政策を実行した人物がいるのか?
羽田孔なんて、元首相だったのかと思うほど、存在感がなかった。
細川護煕は、スキャンダルを恐れて、政権を放り出した。
鳩山由紀夫は、今に至るも大混乱をきたしている沖縄辺野古基地移転問題の火付け役だ。
菅直人は、福島原発事故の初動対策を間違い、修復不能状態に陥らせた。
村山富市は、神戸大震災の時の無為無策だけでなく、根拠もないのに中韓へのゴマスリ談話を発表し、日本の国益に取り返しのつかないダメージを与えた。
中でも菅直人は、人間性も含めて、僕が自信を持って史上最悪首相!と断言するほどの極悪政治家だ。

僕は、自分と価値観が違う他人も、かなり大らかに認めている積りだ。
どんなに自分が正しいと思っている意見にも、必ず反対する人はいる。
民主主義では、意見が違ってまとまらない時は、多数決で事を決する。
即ち民主主義とは、正しい意見が必ずしも通るわけではなく、より多数の意見が罷り通るシステムなのだ。
だから僕は、是非とも自分の意見が多数派になるように、自分なりに努力する事にしている。

この元首相五人に関しては、彼らが仕出かしたあらゆる政策に関して、全部反対だった。
拠って僕にとってのこの五人は、評価が完璧にゼロ、と言うより、むしろ大幅マイナスの、稀有な存在だ。
揃いも揃ってこんな連中が安保法案に反対しているのなら、これは賛成するべき政策に違いない。