昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

日頃の思いや鬱憤を吐露!無礼千万なコメントは削除。

市会議員選挙 が終わった

我が町の市会議員選挙が終わった。
やっと静かになった感じだ。
昨日は選挙運動の最終日、候補者もギリギリの午後8時まで、自分の名前を連呼して走り回っていた。
 
たまたま最寄りの駅に行ったら、まるで知らないオバハンが、満面に笑みを浮かべて近寄ってきた。
握手までしかねない態度だ。
僕は、妻以外の女性には肌を許さない主義なので、「オヌシは何者だ」とばかりに、決然として睨みつけたら、今回の市会議員選挙候補者の一人だった。
 
この候補者の看板には、キャッチコピーが「地球サイズの行動派」と書いてある。
言葉は踊っているが、「一体、何のコッチャ?」だ。
しかも選挙カーの応援演説では、「市民目線、女性目線、主婦目線、母親目線の候補者です」と連呼している。
このオンナ候補者は、全く分かっていない。
市民は、地球の敵なのだ。
市民の暮らしは、地球を破壊することで成り立っている。
更に言えば、市民の要望なんて、まるで自分勝手な我が儘ばかりで、地球のことなんか考えてはいない。
地球規模で行動する人は、市民目線なんかで判断してはいけないのに、まるで矛盾したことを平気で羅列している。
 
そう言えばもう一人、近所で「維新の党」の看板で立候補していたオバハン候補者は、途中から看板の「維新の党」の部分を白のテープで隠していた。
国政選挙ではないので、政治性を訴えるのではなく、ひたすら「皆さんのお役に立ちます」と言うのは、まるで町内会や自治会の役員と変わりない。
 
こんな候補者は、全員落選すればいいと思うが、28名が立候補して定数24名なので、落選するのはわずかに4名。
確率としては、当選するよりも、落選する方がはるかに難しい。
このオバハン候補者も、かなりの確率で当選しそうな下馬評だ。
 
町中に掲示されている候補者のポスターを繁々と見てみたが、経費削減のために定数削減を訴えている候補者も多かった。
しかしこの間、市会議員の数が減ったことはない。
それなら、当選した後も議員としての経費も給料も不要と約束すれば、出来もしない定数削減を訴えるよりも、よっぽど具体的な経費削減になる。
 
誰が当選しても何も変わらない。
ならば我が家の近所のオバハンが当選すれば、近所のごみ問題や道路整備が改善される。
そんなレベルで選び、選ばれる市会議員選挙だが、当選に必要な票が少ないのと、候補者の中には身近な人もいるので、投票結果がどうなるのかには興味がある。
マァ市会議員なんて、こんなレベルなのだろう。